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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

火鍋な夜

2006-03-20 14:42:20 | 食・レシピ

こう見えても、私は火鍋にはうるさい。Dvc10224_2

本場中国でその味を覚え、

銀座の「天丹」やらでしょっちゅう喰っていたのである。

って、まあ、何度も喰ってきたってだけなんだけどね。

そんな私に天の配剤である。

行きつけの四川料理店「老四川」(http://hamanet.jp/kaishoku/detail.aspx?txtKshopcd=353(快食COMより)が、火鍋屋を新たにオープンすることに。

開店前に、堂々の試食会。

「忌憚なき意見をどうぞ」とのまことにおいしいお話だ。

私が火鍋と出会ったのは4年前だ。

中国の政府観光局の招きで、河南省辺りを大名旅行。

『中国中東部に位置する河南省。

けんらんたる王朝文化の舞台だった洛陽、開封、安陽の三古都に加え、

恵まれた自然景観は、訪れた人々をひきつけてやまない。

「天然の歴史博物館」とも称される黄河文明発祥の地をめぐった』

なぞと、当時、書いたモノである。

で、開封辺りで喰ったんだよなあ。

赤いスープには唐辛子が山ほど入っており、中味もナマズとか。

なかなか衝撃的でありました。

帰国後、銀座辺りで探し回り、同行したメンバーと懐かしがりながらよく喰ったなあ。

で、話は戻る。

まず出てきたのが、これ。Dvc10217_2 Dvc10218_1Dvc10219_1

豚モツやら耳やら、鶏やら。

これがまたスパイシーでおいしいのだ。

この店は、本場の味がウリ。

香辛料なぞも向こうもので、料理もかなーり本格的。

いわゆる街の中華料理とは違うのである。Dvc10221_2

まあ、そっちはそっちでいいんだけどね。

で、最初のお鍋は「海鮮鍋」。

海の幸ふんだんで、蟹さんも「こんにちは」である。

カボチャが入っているので、万民に優しい味だ。

しかし、わがままな私は優しい味を求めているわけではないので、

「何だよ、火鍋まだかよ」と、胸中穏やかでない。Dvc10226_1

そこへやって来ました、火鍋さん。

そうそう、これよって勢いでばくばく喰っちゃいました。

で、みんなが間違ったのが、その喰い方。

火鍋の真っ赤なスープを飲むもんだから、

「辛いよー」「ちょっと日本人には…」なぞとの感想がそこかしこに。

すると、社長の李さんが「違うよー。赤い方は汁のんじゃダメよ。

辛かったらパイタンの方と混ぜるよー」。

そりゃ、そうだって話である。

赤い鍋で使ったれんげをパイタンスープに突っ込んだりするもんだから、

ぜーんぶ辛くなっちゃいました。

それにしても懐かしい味だ。

来週にはオープンするみたい。

辛いもの好きのみなさん、ぜひご一緒しましょう。