HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

「ボク、もう疲れた…」

2006-05-18 01:40:00 | 受験・学校

我が家の王子様が、そんなことを仰ったらしい。Dvc20091

帰宅すると、奥さんが心配している。

ナンダナンダと事情を聞くと、

「もう勉強なんかしたくない」ってことらしい。

そりゃ、タイヘンなことである。

基本的には、塾に行きたくないって話。Dvc20068

遊びを切り上げて通塾するのがイヤと仰る。

まだ小学四年生。ごもっともである。

「何で塾に行かなくちゃあいけないの?」とチビ。

それもそうだ。

行かなくたって、必要にして十分な成績だもんなあ。

おまけに中学受験で合格すれば、仲のいい友達とは離れ離れになる。

「いいことなんか、何にもないじゃん!」。そうチビは思うわけだ。Dvc20069

いろんな問題集や参考書が入ったリュックを買ったばかりだけど、

その重みがずっしりとチビの肩に掛かっているのかしらん?

で、30年前を思い起こす私。

そう言えば、なんで中学受験したんだろ?

ババアが教育ママだったので、

ちっちゃいころから刷り込まれていたのは事実。

「HAPPY MANちゃんは賢いんだから、受験しなくちゃね」なぞと。

で、大きいのは、六年生の時分は「転校生」だったということだ。

一年から五年までを福山市で過ごし、六年になって広島へ。

幼稚園時代に親しかった謙ちゃんだけが頼りで、

他の連中は知りゃあしません。

その謙ちゃんが受験する方向になったので、

「コレ幸い」と同じ塾に通い、追随したんだっけなあ。

それと、当時の地元中学は坊主頭が強制されてた。

今ならなんでもないんだけど、

その頃は「信じられない暴挙」に映ったんだよね、私の目に。

要するに、受験は必然だったのだ。

だから、チビのような「なんで?」とはちーとも考えなかった私である。

で、いまだに答えを用意できていない。

よい知恵があったら貸していただきたい今日この頃である。

とはいえ、まあチビにしても、

新しいゲームを買ってもらう為の「条件闘争」みたいなフシもある。

あんまり真剣に考えないでもいいような、

でもちゃんと受け止めてやりたいような…。

すこーし思い悩む、父親なのであった。