HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

GOOD BYE SEOUL!

2007-04-25 01:35:33 | 旅行記

_498 10日間の韓国旅行。いや、出張。

基本的にはうまくいった。

まあ、相棒Tのおかげなんだけどね。

こやつはなかなかの人心掌握術を備えている。

それも私のような「悪漢」とは違い、

実にナチュラルな感じ。

持って生まれた才能なんでしょう。

しょうがなくやってる私とはエライ違いである。

まあ、そんな楽屋落ちを言ってもしょうがない。

韓国最後のネタは、やはり「分断国家の現実」だね。

ちょっとありきたりだけどさ。

_530 実は少しばかり後ろめたい気持ちもあったんだけど、

やはり押さえられません、気持ちは。

行って参りました、DMZ(非武装地帯)&板門店。

なかなか強烈だった。

そもそも、いろんなルールがある。

指を指してはいけないとか、写真を撮ってはいけないとか。

小学校の時分から、

「やっていいことと悪いことがわからない」と

通知表に記入され続けた私には実に辛い展開である。_545_1

で、案の定、押さえ切れませんね。

やるなと言われると、もうダメ(笑)

盗撮の嵐である。

まあ、とりあえず出国まではアップしないけどさ。

で、板門店。

「一歩、足を踏み入れたら、二度と帰ってこれません」なぞとの、

ガイドのセリフがイカシてました。

「死んでも文句は言いません」って誓約書を書いた時点で、

ツアーの緊張感は最高潮。

陽気なアメリカンもみんなおし黙っちゃったりしてさ。

アトラクションとしては、かなーり評価できる演出。_142_1

いや、ここで、「演出じゃなーい」とかマジになられても困るんだけど。

そもそもビジネスの合間にいろんな博物館を見てた私。

日帝時代の悪行を伝える刑務所、

倭寇から韓国戦争(朝鮮戦争)、

そしてPKOまでを展示する戦争記念館など、実に興味深かった。

基本的にサイトシーイングを好まない私を知ってるダチなら、

「おい、おっさん、嘘言うなや」(BY,キーヤン、フルちゃん)なお話。

ただ、今回はちと心が動いた。

そもそも現職のいろいろの中で、

民族系のかなーり険しい事案に対応してきた経緯もある。

で、「どーなのよ、ホントは?」と。

「かの国は、イルボンをどう思ってるの」と。

結論としては、「まだ戦後なんだろうなあっ」ってことかな。

ありきたりだけどね。_245

まあ、50キロ北に体制が違う国家があったら、

やっぱり違うよね、感覚が。

どう考えても肥沃な土地が広がってるのに、

そこは耕していない。

それは危険だから。

そんな「感覚」は我が国にはないよね。

DMZにしても板門店にしても、

国家と市民、権力と民意を考える

貴重な「現場」であることは間違いない。

まあ、外資を得る便利な「ツール」でもあるだろうけどさ。

チビが中学生になったら、

ここに連れてきてやろうと思う。

個人の限界を感じてほしいし、

反面、人間の強さもわかるでしょう。

そう思うと、楽しみだな。_480

そんなこんな考えながら、

あと四時間後、早朝五時半に出発です。

二度目の韓国、ビジネス的にはかなりハードだったけど、

なかなか心を打つ旅でありました。

また、やって参りましょう、奥さんと。

今度はエステだな(笑)