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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

ボクのクルマ偏歴 その弐の巻

2016-05-12 12:35:03 | 911
備忘録としての「ボクのクルマ偏歴シリーズ」、その弐であります。


前回まではこれ。

http://blog.goo.ne.jp/19960408/e/d7725878928515165db43df61772ad41

時代に寄り添ったというか、時代に流されたとゆーかw


当時の空気を映し出したようなラインナップですね。


で、ここからはさらにその色を濃くしていきます。


時は1992年。

バブルは弾けたものの、まだまだ狂騒が醒めやらぬ頃。


強いJAPANの自動車文化のらん熟期でした。

GTR、NSX、そしてセルシオ。


日本の「ものづくり」が頂点に達したような、そんな名車が走り出した頃です。


そして28歳のアタクシ。

結婚して2年。もうそろそろ落ち着いてもいい時期ですが、そんなタマではありませんね。


当然のように脳内バブルが沸騰!

このクルマが欲しくなります。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBRX-7


はい、これ。




GTRと最後まで迷ったわけです。


で、GTRだと450万ペソ。RX7なら400万ペソ。

スタイルの好みはRX7、でもリセールなら圧倒的にGTR。


ロータリーロケットか、それともオトコのコがいつか乗らねばならないGTRか。

心は千路に乱れました。


最後は、この色合いに惚れちゃったわけです。




これって後のDEROSA MERAKなんかにも通じる色合いだね~。


それまで乗ってたシルビアを100万ぐらいで下取ってもらい、GO!

多分、奥さんがこつこつ貯金してくれてたお金をぶっ込んだんだろうなあ。すまぬ。


で、このセブン、いろんな現場に行きました。

小生のいう「現場」ってのは、ほとんどが事件現場というかトラブルのまっただ中。


デーハーなクルマで乗り付けるのはいかがなものか、って声もありましたが、うるせー!とw


ただ、効能もあったな。

後輩のある仕事の後始末で、俺が関係者に対応することに。


相手はヤンキーたちで、なかなか怒ってる。

そこへロータリーロケットの登場です。


「あんちゃん、話、聞こうか」

降りてくるのは、元ヤンの小生ですw






「記者さん、凄いの乗っとってですね!」とヤンキー。

「おう。乗るか?」と俺様。

一気に、7、8人ほどいた若い衆の心を鷲掴みなわけさ。


トラブルを逆手に、さらに一本記事を書いたモノですな。ぷぷぷ。


ただ、このセブン、車体が軽いこともあって異様に早い。

当時のカーグラフィックとかの測定数値では、ゼロヨンはフェラーリにも負けないぐらい。

ポルシェターボには及ばなかったけどね。


よくGTRやGTOに絡まれたなあ、当時。


パッシングされ、容易に激怒。

バシーンと停車し、車外に躍り出す俺様ですが、相手はそのままスーーーッと行っちゃう。


よく考えれば、「バトルしようよ」ってことだったんだろうね。

血相変えて降りてくる俺に、みなビックリしてただろうな(笑)



そんなスペシャルに早いセブンだけど、さすがロータリー。異常に燃費が悪いわけさ。

当時のボク、若気の至りで低速ギアをぐいぐい引っ張ってました。

余計にガソリンを食いますね。

リッター4キロ台でございますw。


おまけにマニュアルなわけで、時々運転する奥さんのご機嫌はよろしくありません。

タイヤも当時としたら極太扁平。


4本替えたら30万でしたw


贈収賄、オウム事件、幾多の殺し…

さまざまな現場を踏んだセブンですが、わが家の常として車検を待たずにバイバイです。


その要因とゆーのが、チビ(現セーネン)の誕生。


ベビーカーが乗るクルマが必要だ!


やってきたのはこれでした。




でも、ツインターボの足回りガチガチw


整合性のないクルマ偏歴。

さらに混迷を深めるこれからは、アシタのココロだぁ。


意外と長編になったなあ。うふふ。