ショーネン、今日で15歳。
山口のお爺ちゃんから「元服だね、おめでとう」って。
もう15歳。早いなあ。
アニバーサリー好きの奥さん。
ケーキを用意してくれました。
HAPPY BIRTHDAYを合唱しながら、ろうそくを吹き消します。
ころっけもいつものように「ふにゃにゃにゃーん」ってハモります。
この合唱、いつまで続くのかな。
俺の場合、15歳ってすごく辛い時期でした。
いじめ。
やってる方は軽い気持ちだったんだろうし、
まるで犯意はないでしょう。
でも、やられてる方はホントに嫌だった。
毎日が辛かったなあ…
奴らとは今も友達付き合いしてる。
ただ、彼らと杯を傾ける俺の胸には、
どうしても消せないわだかまりがあるのも事実だよね。
そんないじめも終焉を迎えました。
詳述は避けますが、ある日、あたしゃ、ブチ切れた。
暴力がそこに介在したわけではないんだけど、そこでいじめは終わったわけ。
6年間一貫教育という狭い社会の中で、
しかも進学校なのに桁外れのバカというハンディを抱えながら、
いじめられっ子からサバイブしたってのは、なかなかのもんだ。
自分で自分をほめてやりたい。
そのスキルを紹介しましょう。
ただただ狂ったように体を鍛えたわけですね。
そして無駄に他流試合を繰り返す…
今思えば、危ない橋を渡ってきました。
なんて話をしたら、ショーネン、驚いてました。
チチはなんの屈折もなく、ただただランボーな人だと思ってたみたいで(笑)
15歳って、俺たちからは眩しいけど、
本人たちにとっては、そんなに輝かしいもんじゃない。
むしろ悩み苦しみのど真ん中なんだよね。
でも、苦しみが人を育てるってことはあるんだよ。
自分がされて嫌なことは人にもしない。
お父さんが覚えたのは、そのぐらいかなあ。
ショーネン、頑張れ。
元服だ。
楽しく行こう。
ころっけも応援してるぞ。
さすが奥様(私はいつでもなんでもパストラルの普通の苺のケーキを買うので、反省しました)!
さて、我が娘も今年の1月に15歳となっており、15歳は辛いときだろうなと同様のことを感じておりました。
アンジェラアキの「手紙」が15歳を歌った歌で、心に染み入りました(15歳に、と言うよりは15歳を抱えた大人に)。
なので、我が家のトイレには、この歌詞をプリントアウトして貼付しています。親の自己満足ですが・・・。
尾崎の「15の夜」なども、遠い昔の15の頃のもやもやを思い出させます。バイクは盗みませんが・・・
HAPPYMANさんもいろいろあったのですね。それが今の奥深さを作ったのですね。
ハンパな人間が人を選ぶってゆー罪深い仕事で、
どよーんとしています。
せめて彼らのベストパフォーマンスを発揮させてやりたいと、
そんな感じでやってるんですけどね。
ショーネンも数年後には、
この過酷な戦いに身を投じるわけ。
慄然たる思いですね。
すべての若者にこの春、
幸せが舞い降りてほしいです