今回は、限られた世界のお話。
昨秋から新たなミッションに取り組んでいる。
http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/mura/index_1.html
そう、「農業」でありますな。
私が住む中国地方ってのは、
いわゆる中山間地が大半で、
過疎高齢化の先進地。
いろんな「あえぎ声」が聞こえてくるのである。
で、それに耳をすまし、処方箋を考えていこう、と。
まあ、そんな次第である。
で、こんなことを書くと身も蓋もないが、
基本的に私は新しいことに取り組みたくないタイプ。
とゆーか、知らない人とは話したくない。
ここ10年、その傾向が加速している。
「HAPPYMAN君には筆一本で行ってほしい」とか、
「いいですよね、自由に書けて」とか、
先輩やら後輩やらからそんなことをよく言われるが、
とんでもないお話である。
対人恐怖症に近いアタシにとっては、苦痛以外の何者でもない。
仕事だからやってるだけだ。
ようするに進取の気性がまったくなく、
日々、同じことをやってりゃいいやってヒト。
例えば、大方が嫌がるサツ回りってポジションがありますが、
私にとっては、長年こなしてきて、想像が付く仕事なので、
「明日から行け」って言われても構いません。
結局、「チキン!」なんだろうね。
で、今回の農業。
まあ、これにしても、
びっくりするような出来事が待っているわけではない。
想定内の事態が大半である。
ただ、現場で時々、「へえっ?」って事象に出会います。
そこで柔軟に方向転換するのが、私たちの商売だ。
そして論理の破綻なく収めるのが、「腕」なんだろうと思う。
机上で組み立てた仮説を現場に持って出て、
無理矢理当てはめようとすることって、残念ながらよくあるんだけど、
まあ、それじゃあ面白くはならないわな。
仮説に合うような事象を集めようとするケースさえあるのが現実。
でも、そりゃ、ちょっとマズイよね。
だって、それって「ウソ」だしぃ(笑)
別に今の仕事に深い思い入れはないんだけど、
プロとしてカネを貰ってる以上、
一定のクオリティーは求められるわけで、
その辺は自律的に留意しなくちゃね。
なぞと、同業者しかわからないようなことを書き連ねたのはなぜかとゆーと、
先日、社のOBからそういった激励のメールが送られてきたから。
社内には信者もいるこの先輩さん。
達意のルポルタージュで有名なお方だ。
以下、略(笑)。
とゆーことで、夏までこのミッションは続く。
「夏まで」ってところが、笑いどころでつね。
まあ、「下手をうった」とは言われたくありません。
頑張りましょう。