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W杯ロシア大会でチームを2大会ぶりとなるベスト16へ進出させ日本中に感動を与えた西野朗監督(63)が7月末の契約満了をもって退任する。成田空港近くのホテルで行われた帰国会見で日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)が明言。
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次期監督としては、元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)の名前が挙がっているが、協会内では、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督を電撃解任した教訓から、Jリーグ監督経験などがなく、日本サッカーや日本文化に不案内な外国人監督に任すべきではない、との反対論があり、後任監督人事は混迷することになった。
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田嶋会長は、「早い時期に決めたい」と20日の技術委員会で内定させ、26日のサッカー協会理事会での承認という流れに後任監督を乗せたい考えだが、そもそも今大会の総括がまだ行われていない。その総括をした上で、今後の日本が進むべきサッカーに必要な監督の条件、コンセプトを打ち出し、それを満たす指導者をリストアップして議論していく必要があるだろう。
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これは世界の監督情勢を知らない人の意見ですね。良い(実績を過去に挙げた)監督と言うのは、すぐにオファーがあってすぐに契約に入ります。帰国後の今日から合反省や今後の方針を今週中にまとめられたとして、来週からオファーできても遅いぐらいですね。普通はヨーロッパのシーズンが終盤にかかろうかと言う4月ごろから遅くてもオファーが始まっているはずですね。
おまけに「協会はW杯の反省やこれからの指針を決めていない」的な記事も多いですが、そんな訳がないに決まっているじゃないですか。公益財団法人で税金が使われているというのであれば、公にしないといけない部分もあるかもしれませんが、そんなことしないで先に進むなんて「有りえない」ですからね。
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今大会の23人のメンバーの選び方、チームコンディショニング、ポーランド戦での決勝トーナメントを見据えたスタメン6人替えなど、グループリーグ・トータルでの戦略、試合ごとの戦術、選手交代、選手とのコミュニケーションなど、西野監督の手腕は素晴らしかった。
「人もボールも動かす」という日本らしさをアピールした戦い方を評価するならば、たとえ今大会限りの約束があろうと、再契約のオファーがあっても不思議ではなかった。
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結果的には「決勝トーナメント進出」ですが、冷静に考えてみますと4戦して1勝しかしていないのです。1勝も10人相手でした、これに関しては相手の出方にも敗因がありますから日本の責任ではありませんが、11人相手のチームには0勝です。そのあたりは考えなくてはいけませんね。
ただブラジルW杯の時に標榜して惨敗した「俺たちのサッカー」が、意外にも今回のロシアW杯で「日本らしい俺たちのサッカー」が表現できていたように思えます。
それが結果論としてALL日本で行ったことが良かったのかどうかも、選手からのインタビューで考えなくてはいけませんね。
私としては勝ち切れる選手やスタッフの人選が必要だとは今回のW杯を見て感じました。やはり得点をとれない限り勝てませんからね。