Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

栄枯盛衰

2019-06-25 08:00:58 | 町ネタ(京都編)
なかなかやってこない梅雨の時期
そのせいか、湿度が低く、乾燥した毎日なので、吹く風がさわやかです。
日向に出れば熱いですが、日陰に入ると涼しい、そんな欧風な気候です。
こんな京都の気候も珍しいですね。
爽やかすぎて、心地よさを感じて、平和を実感する...そんな毎日ですね。
そんな中にもひしひしと歩み寄っている感があるのは...
見ての通りの河原町オーパ。
店内はガラガラ。ガラガラなのはお客さんの数ではなくて、テナントの数。
テナントが入っていないと、末期症状感がひしひしと。








よくある負のスパイラルは、売り上げが減少、打つ手が後手、ますます悪化、お金かけられない、撤退、テナント主の売り上げ減少、広告が打てない、客が集まらない。。。
そんな感じです。
大きなテナントでも動きの遅さを感じ、テナントのコーディネーターのセンス等もうかがえます。
なかなか時代に敏感な店舗コーディネーターは少ないとは思いますが、その辺りは頑張らないと大変になりますからね。
またこういった記事を打つことで、他人のふり見て我がふり直せ。灯台下暗し、反面教師、そんな思いで過ごしております。


007と間違えそう

2019-06-24 06:29:21 | 映画
エイリアンやUFOの目撃現場に、どこからともなく現れる謎めいた黒スーツの男。
地球上にエイリアンが生息しているという世界観のもと、彼らが人目につくトラブルを起こすと現場へ急行し、問題解決と隠蔽工作を行う秘密組織が「MIB」。
寡黙なベテランエージェント役のトミー・リー・ジョーンズと多弁な新米エージェント役のウィル・スミスという2人の凸凹コンビと人のようなコミカルな扱いの地球外生物たち。
そんな映画は3作も作られていた。
そして、7年ぶりの第4作となるのがこの「メン・イン・ブラック インターナショナル」。
過去3作の主演2人は登場せず、「マイティ・ソー バトルロイヤル」でも共演したクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンが新たにコンビを組む。
ただしストーリーはおおむねトンプソンが扮する新米エージェントMの視点で語られ、彼女が実質的な主人公。
劇中にも組織名になぜ「Women」が含まれないのかというやり取りがあるなど、多様性を尊重しポリティカル・コレクトネスを強化するハリウッドの傾向を如実に表している。
このあたりはシニカルに現代の笑いを取ろうとしている。
一番の新味は、「007」シリーズや「ミッション:インポッシブル」シリーズのようなスパイアクションの要素を盛り込んだ。
MIBのNY本部からロンドン支局へ派遣されたMは、悪のエイリアン勢力と通じた裏切り者が組織内にいると気づき、ヘムズワースが演じる先輩エージェントHと共に独自捜査を進めてフランスへ、さらにモロッコへといった具合に、各国を飛び回って世界を救うスパイ映画のパロディーになっている。
もちろん、白人の先輩と黒人の新米という組み合わせをはじめ、新米は記憶消去装置ニューラライザーを持たされない、MIB特別仕様車を運転させてもらえないなど、シリーズのファンを喜ばせるお約束も抜かりなく用意。
「アイアンマン」の脚本家コンビが盛り沢山の要素を手際よくシナリオにまとめて、マイティー・ソーの悪のりも含ませながら、ノリ良くポップに仕上げた。
意外性もメッセージ性も弱いが、アクションに興奮し、ユーモアに笑い、鑑賞後には楽しかった気分だけが残る。
この軽さもまたMIBシリーズの良さ。
でも実は、観客も最後にピカッとやられ重大な記憶を消されてしまう可能性も...




色模様

2019-06-23 06:15:07 | ヘアスタイル
男性のツーブロックヘアスタイルは確実に変遷を遂げている。
内側を刈り上げするのですが、横から後ろの襟足まで回り込むように全て上の毛がかぶさっているわけではなく、横しかかぶさるのが今の主流。
そんな髪の毛にブリーチをかけてみました。








よくグレーヘアにしている人を見かけて、皆さん染めていると言われますが、正確に言いますと染めてはいません。
むしろ色を脱色しています。
それも、アジア人は4,5回は脱色をしても薄っすらと黄色が残りますので、その時点で初めて黄色を消すために紫色で染めています。








パッケージは白を強調していても、こんなに白にはならないでしょうね。
なにせアジア人は色素が濃いので。
脱色1回目→薄いオレンジ、脱色2回目→濃い黄色、脱色3回目→薄い黄色 こんな感じでしょうか?
そこで変な色を発見








これは流石に食べられない


足りないようで結果、おなかはイッパイ

2019-06-22 06:02:16 | 町ネタ(京都編)
例年に比べると、湿度が低くカラッと乾燥しているから、日陰は涼しく、朝晩も冷え込むから夜も寝やすい毎日ですね。
暑さでばてないと食欲も増します。








もうそろそろ、夏至なので日が長い日ももうそろそろ終わり。
それを思うと少し寂しい気分ですが、夏はまだまだこれからです。








今日は前菜も変わり種。
揚げ浸しから始まり、海系に陸系。
そして魚。








どうしても和食屋だと生魚が多いような気もしますが、サラッと上げて有るものも食べやすいです。








フランスのディジョンでは無い日本なのにマスタードは相変わらず手作りで、おまけのスイーツをいただいたので、オーナーシェフの名前が付いたウイスキーをいただいてフィニッシュ。
足りないようで、けっこう食いきれないぐらいにおなかが膨れるロカレさんです。



ホワイトを基調にしたブラックコメディー

2019-06-21 07:57:51 | 映画
何者かにひとり息子の命を奪われた平凡な除雪作業員の男が、その死の真相を求めて麻薬組織の連中を血祭りに上げていくという物語。
世界中の面白映画を物色しているハリウッドのプロデューサーの目にも留まり、怒りの復讐者に豹変する除雪作業員をリーアム・ニーソンが演じるという誰もが納得のキャストでリメイクされた。
といっても本作のストーリーラインは、ニーソンのタフガイ・イメージを決定づけた「96時間」のように直線的ではない。
主人公は復讐を果たそうにもこれといった手がかりがないため、とりあえず麻薬組織の末端のチンピラをひとりずつ締め上げて葬っていく。
その遠回しな復讐が延々と続くのかと思いきや、ひょんな勘違いと行き違いから、長年対立していたふたつの麻薬組織の抗争が勃発。
あれよあれよという間に思惑とかけ離れたところで死者続出の惨劇が繰り広げられていく。
オフビートな軽さで転がっていくプロットの捻れと、悲壮感も陰惨さも皆無のブラックユーモア、さらにはスクリーンいっぱいに広がる白銀の世界と鮮血のコントラスト。
いちいち死者が発生するたびにそのキャラクターの人名を、プロテスタントの十字架などの宗教的なアイコンとともにテロップで示すというアイデアも冷たい笑いを誘う。
憎しみに駆られた報復の連鎖は、人種や信仰の違いなどやすやすと超えて伝播するということか。
アメリカの風土に根ざした風刺と皮肉たっぷりのリメイク。
終盤には待ってましたと巨大な除雪車が活躍するこの映画。
頭を空っぽにしても楽しめる快作だが、作り手の知的なセンスと細部のユニークな描写、そして予定調和に収まらない達観した語り口も味わい尽くしたい。