知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『恐怖の双発高翼機フライト(中國の渤海湾口の洋上飛行、青島発―大連行き)』―今後の海外出張は、ジャンボ機か、または船にしたいと―  

2020-09-07 21:50:39 | 外国

『恐怖の双発高翼機フライト(中國の渤海湾口の洋上飛行、青島発―大連行き)

―今後の海外出張は、ジャンボ機か、または船にしたいと― 

   

  およそ30年ほど前のことですが、きれいな昔の儘と言われる青島市街を、美味しい中国海鮮料理をご馳走になった後、うっとりと青島の街並みを見ながら青島流亭空港に向かいました。 この時以来、日本のビールは別格ですが、デンマークのカールスバーグから、中国の青島ビールのファンになりました。

 

 写真(1)霧に霞む青島の住宅地(今なお残るドイツ風の町並み)

 

 

 写真(2)双発高翼機

先ずはウエブ情報です。

 青島は山東半島の南海岸の膠州湾の東側に小さく突き出た半島の先端に位置する。 北東は煙台市、西は濰坊市、南西は日照市とそれぞれ接する。市街は比較的平坦で、すぐ側に丘が並んでいる。 市域内の最高点は 1,133 メートルになる。海岸線の長さは 730.64 キロメートルに及び、長さ50 キロメートル以上の目立った川は5つある。

 

 温暖多雨気候 に属する。 青島は海に面しているため風が強く、気候は夏は涼しいが、冬は厳しい寒さである。 夏の平均気温は摂氏 23.8 度(7月)で、冬の平均気温は摂氏 -0.7 度(1月)となる。梅雨はないが、7月と8月は雨が多い。

 

 日清戦争後、三国干渉で中国に恩を売ったドイツは、太洋艦隊の寄港地となる軍港を中国沿岸に確保しようとした。 膠州湾一帯に目をつけ、1897年に宣教師が山東で殺された事件を口実に上陸し、翌1898年には膠州湾を99年間の 租借地とした。 膠澳にはドイツ東洋艦隊の母港となる軍港が建設された。 

 

 ドイツは、青島をドイツのモデル植民地として街並みや街路樹、上下水道などが整えられ、今なお残る西洋風の町並みや青島ビールなど、ドイツがこの町に与えた影響は大きい。

 

 第一次世界大戦でドイツ帝国に宣戦布告した日本は1914年膠州湾のドイツ要塞を陥落させて占領下に置き、ヴェルサイユ条約の条項により山東省(青島・膠州湾租借地)における特権の譲渡を受ける予定であったが、抗日活動が活発化したことから、1922年の条約により山東鉄道等を含む権益を部分的に北洋政府に返還した。

 

 1937年日中戦争が始まると、青島は再び日本軍の占領下に置かれた。 第二次世界大戦後には青島は米国西太平洋艦隊の司令部所在地となったこともある。 しかし194962日中国人民解放軍が青島に入城し、中國共産党政権の支配下に置かれた。1984年の鄧小平時代に対外開放され、近代的な港湾都市として発展している。

 

 さて、天候は曇り、少し風が強い日でしたが、搭乗手続きが済んで、搭乗するころには、かなり空がどんよりとしてきました。 周囲を見ると、渤海湾の湾口を跨いで、大連まで約1時間のフライトですので、20名あまりの搭乗するお客様も全く気候を気にしてませんでした。 

 

 飛行艇のようなデザインの双発高翼機の離陸はスムースで、安定してましたが、その後は高度(2,0003,000ⅿ)も大したことはないのに揺れること、その後の揺れは、まるで、あたかも、横風(空港以外でも受けるのか)、ウインドシア(エアポケットに落ちる)、小さなマイクロバースト(下降気流擬きに落ちる)がまとめて、一緒にきたような感覚でした。 

 

 自慢ではありませんがプロペラ機は二度目でしたのが、今後の海外出張は、ジャンボ機か、または船にしたいと、『大の大人』が思いました。 それほどの『恐怖の双発高翼機フライト』でした。

 (20200907纏め #217)

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『恐怖の単発小型機フライト(カリブ海洋上、バミューダトライアングルの縁を飛行、セント・キッツ島行き)』    

2020-09-07 16:49:20 | 外国

『恐怖の単発小型機フライト(カリブ海洋上、バミューダトライアングルの縁を飛行、セント・キッツ島行き)』    

 

 商売最優先の時代に中南米に駐在させていただきました。 素晴らしい『邂逅』も『一期一会』もありました。 更に千歳一隅の『バミューダトライアングル』の一辺に沿ってと『バミューウダトライアングル』の角付近のカリブ海洋上をセント・キッツ行きのアドベンチャー飛行となりました。 

 

写真(1)バミューダトライアングル

 バミューダトライアングル(Bermuda Triangle)は、フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域。 昔から船や飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという伝説がある。 この伝説に基づいて、多くのフィクション小説、映画、漫画などが製作されています。

ウキペディアより引用

 

 米国駐在の駐在員に訊いた話ですが、世界一グループに入る大きな旅客船(何隻もあって全て20数万トン)で、クルーズの王道である優雅なカリブ海クルズ、78日を楽しまれたご家族の話を伺ったことがありました。 中南米駐在でも、マイアミ母港のクルーズはいつでも行けるのですが、開発途上国で、かつ常夏どころか、熱帯の国パナマ駐在当初には、夏季休暇などは、当然ですが、残念ながら、とれませんでした。

 

 駐在期間後期には、熱帯地域(パナマ)や高地(コロンビアのボコタ)の駐在員には、休暇をとって、涼しいとこらや、平地に旅行ができる制度ができました。 熱帯のパナマは該当地域ですが、船旅好きの自分には『垂涎の的』とはいえ、前後のアクセス時間を考えると、休暇10日間以上になりやはり無理な、『ドンドン働け』の良き時代でした。 

 

 このクルーズ船は外洋船ではないので太平洋や大西洋は、船体の強度不足で横断はできないと知ったとき、カリブ海向け客船とは言え、このような設計コンセプトもあるのかと、これこそが国際ビジネスの世界なのだと感心した記憶があります。

 

写真(2)カリブ海、とメキシコ湾(想像以上に深海)

 水平でないドック式(閘門式)パナマ運河に、水平運河の増築計画があったとき、❶このカリブ海の奇怪な魚類が太平洋になだれ込むのを生態学者が懸念。 ❷日本連合は、パナマ地峡、海抜20数メートルを専用設計土木機械による掘削、に対し、アメリカはきれいな小型核爆弾で掘削提案、ところ変わればいろいろで、勉強になります。

 

ウキペディアより引用

 

写真(3)単発プロペラ機、飛行速度200マイル/時(360/時)

 この機種にはワイパーはついてなく、離陸して、すぐのシャワーで解りました。 熱帯の大粒雨も瞬時に砕けワイパーのいらないのに納得、ジャンボジェットの操縦席の前のワイパーは、当然タクシングの時だけ使用とその時に気が付きました。

ウキペディアより引用

 

写真(4)小アンティル諸島

 諸島のプエルトリコよりのセントクリストファー・ネイビス島がセントキッツ島です。 この島は1493年にクリストファー・コロンブスによって発見され、1624年にアイルランド人の商人トーマス・ワーナー卿率いるイギリスの開拓団を引き連れて、白人初のカリブ海及びリーワード諸島、最初の入植地となりました。

 

写真(4)牧歌的な島 セント・キッツ島

 この島には、火山もあり、カリブのジブラルタルとも呼ばれているブリムストーン・ヒル要塞がある。 1999年にブリムストーン・ヒル要塞国立公園として世界遺産に登録された。 山も城も好きな自分にも、とてもこれらを散策する時間は作れませんでした。 ジャパニーズビジネスマンとしては当然です。

 

写真(5)ブリムストーン・ヒル要塞

 

 表題、『恐怖の単発小型機フライト(カリブ海洋上、バミューダトライアングルの縁を飛行。マイアミ発―セント・キッツ島行き)』の説明が最後になりましたことご容赦願います。  

 

 カリブ海のバミューだトライアグル洋上飛行は、810人乗りの小型機ですので、席は指定されておりません。 田舎者丸出しの自分は、パイロットの隣り席を選びました。 

 

 離陸して暫くすると、パイロットから一言、眼下のカリブ海にはサメが沢山いますので、万が一、不時着・墜落したら、『この飛行機に積んでいる「サメ除け剤」自動的に散布されますので、ご安心ください』と、『ただし約1時間で「薬効」は「デフューズ」されますが、1時間あれば救助艇が来ますので大丈夫です』と。 この時こそ、昔の良きボスに『大型エアコンの技術営業』を担当させて頂いたのを感謝しました。 この『Deffuse』はエアコン用語で、『サメ除け剤』は約1時間で『拡散』無効になるということでした。 珍しい日本人を脅かしてからかうだけではなくなく頑丈な日本人に『イザって時にパニックにならないように』と期待された一人だったようです。 最後は自慢話でした。

                                (20200907纏め #216)

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