知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『花の世界 15(バラは凄い、地球上には2万種類、人間が作った!』 『バラと言えば、「野ばら」の、ゲーテ、シューベルト、ワーグナー』

2022-03-07 14:22:45 | 

『花の世界 15(バラは凄い、地球上には2万種類、人間が作った!』

『バラと言えば、「野ばら」の、ゲーテ、シューベルト、ワーグナー』

 

何処かで撮ったバラ、ボーっとして、園芸ラベル表示の名前もメモせず、いざ図鑑で調べたのですが、ズブ素人の悲しさが見当をつけたのが;

 

ハイブリッド・ティー系(HT:Hybrid Tea)丹頂かマキシムか、または

フロリバンダ系(FL:Floribunda Rose)二コールか、その他か限定できず。

傘寿爺ですが、今後のため、バラのこと、少し調べてみました。

バラの種類

ワイルドローズ

 人工交配・改良がされていない原種のバラで「野生種」と呼ばれる品種 

オールドローズ

 古くからある歴史的な品種群のことで、モダンローズの元になった品種 

モダンローズ

 1867年にフランスのギヨーによって人工交配により作り出されたラ・フランスが

 モダンローズの原型

 

バラは世界中に2万種類もあると言われており、日本生まれの品種も数多くあります。 また、その見た目の美しさは、古くから多くの人を魅了してきました。 そのほかバラの持つ香りやオイルは美容や健康にも良いとされ古代には薬用植物として栽培され、現代でもその人気は続いています。 そこで今回は野ばらのことも調べました。

 

『野バラ』ウキペディア情報から)

和名の由来は、とげが多い木であることから、元々有棘の低木類のバラを茨(いばら)と呼んでいて、野生であることから「野」がついてノイバラとなったものである。 別名ノバラ(野バラ)とも呼び親しまれ、日本のバラの代表的な原種である[。 身近に見られるいわゆる「野バラ」は、大半が本種である。 古名はウバラあるいはウマラで、転じてノバラになったとされる。 イバラは棘がある小低木のバラ類の総称であったが、次第に特定植物の名称になった。

学名(小種名) multiflora の由来は、白い花を房状に沢山つけるところから、ラテン語で「花が多い」を意味する。

 

ゲーテの詩『野ばら』

1799年に出版された。ゲーテが1771年にシュトラースブル)に滞在していた時に書かれたもので、en:Friederike Brionという女性に恋をし、その女性に贈られたものである。

“Sah ein Knab' ein Röslein stehn”(「男の子が野に咲く薔薇を見つけました」といったメタファを用いた文)で始まる。

この詩は傑作と評価されており、以下をはじめとした多くの作曲家によって、この詩に曲が付けられている。

  • シューベルト
  • ヴェグナー
  • べート―ヴェン
  • シューマン
  • ブラームス

日本においては、特に、シューベルトとヴェルナーの作品に近藤楚風によって日本語の訳詞が付けられたものが、音楽教科書を通して広く人々に知られている。

撮る花は、ハス・バラ・サクラ・コスモス・ウスユキソー(エーデルワイス)、曼殊沙華(ヒガンバナ)などと少ないですが、バラは、これからも一生懸命撮ろうと思いました。

(記事投稿日:2022/03/07、#488)

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『花の世界 9(ブーゲンビリアと火炎樹の花咲く国に住んで!)』―昨今のコロナ禍の中では、無性に懐かしく思い出される花々です―

2022-03-07 06:22:40 | 

『花の世界 9(ブーゲンビリアと火炎樹の花咲く国に住んで!)

『昨今のコロナ禍の中では、無性に懐かしく思い出される花々です』

 三度の海外駐在生活で住んだ『亜熱帯・熱帯』の国の街が港町でしたので、いつも、心の隅っこに針葉樹林を背にした、北欧の港町には憬れたものでした。  今住んでいるのが『温帯』の港町横浜です。不思議な縁を感じると同時に、この4ヶ所の港街、すべてどこの街でも、ブーゲンビリアと火炎樹が見ることができました。そのことは、三か所の港町に住んでいる当時は、空気のように意識はしていませんでしたが、昨今のコロナ禍の中では、無性に懐かしく思い出される、自分の中ではポピュラーな花々です。

 

ブーゲンビリア

ウキペデイアから引用

ブーゲンビリア拡大、 白い花を取り巻く葉・包葉は将にホンコンフワー)


 

ブーゲンビリア(香港島東部ヴィクトリア公園)

ウエブ情報(ブーゲンビリアに誘われて・・香港人気スイーツの店)から引用

 

 

ブーゲンビリア(シンガポールのどこの陸橋だったか?)

 ブーゲンビリア:シンガポール熱帯植物だより+あるふぁより引用

 

この度、この花について、ウエブ情報で、いろいろ解りました。

 原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年ブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である(写真では2つしか見えない)。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。釈迦の生誕地、ネパール・ルンビニに咲くブーゲンビリア(スリランカ寺)、俗に魂の花とも呼ばれている。

 

 この度の備忘録作成中に気づいたことですが、ブーゲンビリアの花が、半世紀もの長い間、最初の駐在地香港の由来の『ホンコンフラワー』の様に、見えていました。それが正しかったのです。ウエブ情報にもありました。

 

 『色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)』の裏付けです。『Bougainvillea glabra種は、この包葉が薄いことから、「紙の花(Paper Flower(EN)Flor de papel(SP) )」と呼ばれる』。

 

 インドのアーユルヴェーダでは、ブーゲンビリアの葉に含まれるピニトール糖尿病に効果が有るとされ民間療法に用いられていた。

 2015年、宮崎県宮崎市の宮崎空港ビルで栽培されているブーゲンビリアに従来品種よりも一回り大きい新品種が見付かり、同社の初代社長岩切章太郎にちなみ、「エリザベスアンガス章太郎」と名付けられた。

 

 乾期のパナマ、 12月から4月上旬までがブーゲンビリアのシーズンです。ブーゲンビリアは乾期の花という意味のベラ ネーラ(乾期=ベラーノ)と呼ばれて、まさに このころがシーズン。さまざまな色のブーゲンビリアを見かけることができます。

 

 この熱帯のパナマに着任したのは12月の中旬、パナマの乾期でした。真冬の日本から、熱帯のパナマに、事前出張の経験もなく、いきなり赴任ということでしたので、大事をとり、土曜日着、日曜日はゆっくりと『時差ボケと気温激変』に対する体調を整えることで着任しました。 時差ボケもあり日曜日にブランチをとる予定で、10時頃エアコンの効いた、ホテルのロビーから通りに出ました。高い太陽の下で、生まれて初めて『ガァーン』というヒートショックを味わいました。

 

鳳凰木(火炎樹)と火焔木

 実は、“ 火炎樹 ”と思い込んでいたのですが、“ 火炎樹 ”ではなく、“ 鳳凰木 ”だと、この度いろいろ調べてみて、初めて知りました。今まで見聞きした中では、“ 火炎樹  の記述が多いようですが、それは、英語名の flame = fireに影響された誤訳のようです。 因みに、“ 鳳凰木 ”の英語の正式名は、Flame tree、俗称は、peacock flower 

鳳凰木(火炎樹)と火焔木(遠景)

 

鳳凰木(火炎樹)と火焔木(近景)

 半世紀近くも間違って、信じてきました。 火炎樹が正式名称であり、その別名が鳳凰木又は、火焔木と理解していました。 半世紀も経って、半信半疑での理解が、火炎樹の正式名称は『鳳凰木』で別和名が『火炎樹』です。 火焔木は全く別モノでした。

 

火焔木

火焔木 カエンボク(火焔木、学名 Spathodea campanulata は、ノウゼンカズラ科に分類される花木。ジャカランダホウオウボク(鳳凰木=火炎樹)とあわせ世界三大花木と称される。

火焔木(近景)

 

火焔木(拡大)

 

ウエブ情報からです。

 世界中の熱帯域に街路樹や庭園木、観賞目的の花木として広く移入されており、Fountain Tree, African tulip tree, Flame-of-the-forest, Nandi Flame などの英名で広く知られる。和名のカエンボクもこのうちの一つの直訳であり、英名の発音をカナに直したアフリカンチューリップツリー、それを直訳したアフリカチューリップノキ、アフリカユリノキなどの名でも知られる。 

 本種の有するパイオニア性や多産性、強靭な生命力といった特徴は、いずれも侵略的外来種とされる植物に共通するもので、実際アメリカ、オーストラリアなど太平洋各地で野生化している。

 ICUNでは本種を世界の侵略的外来種ワースト1001種に選定しており、ハワイなど多数の固有種からなる植物相を有する太平洋の島嶼部の生態系への侵入を懸念している。 

ICUN:  国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature and Natural Resources、IUCN)は、1948年に創設された 、国際的な自然保護団体である。 国家、政府機関、NGOなどを会員とする。 本部はスイスのグランにある。 日本は1978年に環境庁が日本の政府機関として初めて加盟、1995年に国家会員として加盟した。

 日本では、植物園の温室等の他、沖縄県小笠原諸島で庭木等として植栽されているが、野生化の報告は2008年現在までない。耐霜性がないところから、沖縄や小笠原以外の地域での日本国内での野生化の可能性は薄いが、沖縄や特に固有種の多い小笠原で野生化する可能性については注意を要すると考えられ、外来生物法要注意外来生物リストに掲載されている。


処変われば品変わるとよく言われますが世界は広いようで、同じような花木見られます。やはり地球は貴重な星です。

(記事投稿日:2020/07/11、最終更新日:2022/03/07、♯192)

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