『地球上で、宇宙で最強はシャチ! シロナガスクジラを捕食』
「地球上最大の動物記録、シロナガスクジラ、34メートル、199トン」
センセーショナルなニュース、(CNN)オーストラリアでシャチの群れがシロナガスクジラの成体に襲いかかって捕食する様子が初めて記録されたとして、研究チームが学術誌に研究結果を発表した。 陸上では最強の肉食動物は、シロクマですがシャチに捕食されたケースがりますので、やはり『地球上で、否、宇宙で最強はシャチ』のようです。
『なぜ、宇宙で最強か』、宇宙はスケールが大きすぎて、人類はシャチより強い肉食獣が、いるかどうかを実地検分確認ができないからです。 宇宙の大きさは『実際の大きさ(最低でも直径780億光年と学説!)』と『観測可能な大きさ(可視宇宙、昔は200億光年、今は365億光年で、直径730億光年)』が、あるようです。 今では宇宙に存在する銀河の数は2兆個、従来の見積もりの10倍。
銀河系だけでも、約1000億の恒星が含まれるため、少なくとも『170億の岩石惑星がある』と言われおり、まだ、そのどこからもUFOも異星人も地球には来た、形跡がありませんので。 例えが悪いですがやはり『地球上で、否、広大な宇宙でも最強はシャチ‼ シロナガスクジラを捕食』と思いました。 長い脱線でしたが表題に戻ります。
シャチの骨格標本(水族館での、ショーで見る優しそうな姿とは全く別)
ウキペデイア情報から引用
シャチ、英語ではキラーホエール(この編隊水泳は見事)
シャチ(鯱、学名: Orcinus orca)は、哺乳網鯨偶蹄目マイルカ科シャチ属の海獣である。 日本ではサカマタ(逆叉、逆戟)という別名もある。 シャチは、魚類全般、サメ、クジラなどを食べる。 平均ではオスの体長は5.8 -6.7ⅿ、メスの体長は4.9-5.8m、オスの体重は3.6-5.4t、メスの体重は1.3-3.6t。 最大級のオスでは体長は9.8m、体重は10tに達する。
シロナガスクジラ(白長須鯨、学名:Balaenoptera musculus)
ウキペデイア情報から引用
ヒゲクジラ亜目の海洋哺乳類。 最大確認体長29.9メートル、体重199トンに達し、現存する動物の中では最大。 シロナガスクジラの細長い体は、背側がさまざまな色の灰青色で、下側はやや明るい色をしている。
シロナガスクジラは、19世紀末までは地球上のほぼすべての海に生息。 国際捕鯨委員会が1966年にシロナガスクジラの捕獲を全面的に禁止するまでは、捕鯨業者によって絶滅寸前まで捕獲されていた。 2018年、シロナガスクジラは絶滅危惧種に指定されている。 人為的なもの(船の衝突、汚染、海の騒音、気候変動)と自然的なもの(シャチの捕食)の両方の数多くの脅威に直面し続けている。
マッコウクジラ(ハクジラ類の中で最大、当然歯のある動物では世界最大)
ウキペデイア情報から引用
巨大な頭部形状が特徴。 海の中でシャチが唯一敬遠する動物。 海の王者が誰かというテーマで話題になるのはシャチとマッコウクジラです。 1:1ならばマッコウクジラ、群れの力でとことん戦えばシャチに軍配が上がるとみられています。
和名と香料(日本語は、表意文字・ひらがな・カタカナ・ローマ字あり便利)
和名「マッコウクジラ」の漢字表記は「抹香鯨」、古代からアラビア商人が取り扱い、洋の東西を問わず珍重されてきた品に、香料であり医薬でも媚薬でもある龍涎香というものがあったが、それは海岸や、海に漂っているものを偶然に頼って見つけ出す以外、手に入れる方法が無かった。 しかし、この香料の正体はマッコウクジラの腸内でごくまれに形成されることがあり、自然に排泄されることもあった結石であり、捕鯨が盛んに行われる時代に入ると狩ったマッコウクジラから直接採り出すことが可能になった。 マルコ・ポーロの『東方見聞録』にはマダガスカル島沖でマッコウクジラが捕獲され龍涎香が採れることが記されている。 この、マッコウクジラの「龍涎香」が、抹香に似た香りを持っていることから、近代日本の博物学では中国語名「抹香鯨」に倣(なら)って、そのまま和名として定着した。
マッコウクジラの主食はダイオウイカ
マッコウクジラの主食はイカであり、その中には深海の巨大ダイオウイカもいます。 水深3000mにまで潜ることが可能で、潜水時間は2時間にも及びます。 その潜水能力で深海にいるダイオウイカを探し、超音波を当てて弱らせて、歯で噛み千切ってしまい、1日に1tものイカを食べています
因みに、原子力潜水艦の最大潜航深度は500~700mと推測される。 中には深度900m~1,000mと言われることがあるが、米ソ冷戦時代に建造された超高性能・超高価な数隻の原潜(米・シーウルフ級など)のみ。
アルゼンチノサウルス(地球史上最大の動物・恐竜)
この狭い地球に、海ではなく、それも陸上に、超巨大な動物・恐竜がいました。中生代三畳紀に現れ、中生代を通じて繁栄した。 多様な形態と習性のものに適応放散し、陸上動物としては非常に大きくなったものもあったが、約6,600万年前の白亜紀と新生代との境に多くが絶滅した。 原因として地球規模の地殻変動もありますが、最も有力と考えられている仮説は、 隕石衝突説が現在のところ最も有力。
現存する動物の中では最大は『海』のシロナガスクジラですが、なぜか巨大な『動物・恐竜・アルゼンチノサウルス』が『陸』の地上に生息していました。 どちらも地球史に関わりますので、『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』に考えを巡らします。
発見されているのは脊椎骨、脛骨、不完全な肋骨、仙骨など一部のみ。 1個の脊椎骨だけで長さが130センチメートルほど、脛骨は155センチメートルほど。これらのデータから全長は約30 - 45メートル、体重は約80 – 100t以上あったと見積もられている。 脊椎骨の大きな突起には巨大な筋肉が付着していたものと見られる。 本種を「存在可能な最大級の恐竜であろう」と考える学者もいる。
動物の大型化は身近な理由は『島ではなく大陸に棲息、または寒い地域に生息』すると大型化する理解していました。 今回の、クジラと恐竜の超巨大化は、地球規模の気候変動・気候変動にも関係がありそうで、今後の調査を楽しみに、今わかっていることを『メモ』にしました。
クジラの巨大化
シロナガスクジラって遊泳速度も速く、こんな巨体でありながらも、時速50km(シャチは、時速80㎞)も出る。 クジラの巨大化は260万年前から続いている氷河期に大発生したオキアミが関係していた。 歯がなく、代わりにヒゲ板という器官で小さな甲殻類のオキアミをこしとるようにして捕食しています。 このろ過摂食と大量のオキアミが、クジラが巨大化した原因だと、いわれています。
恐竜の巨大化
恐竜巨大化の原因は様々な説があります。
(1)純粋な恒温動物(体温が一定の動物)ではないため。
哺乳類などに比べて体温を維持するためのエネルギーをそれほど消費しません。その ため、少ない食事で大きな体を維持することが出来るため、余分なエネルギーを成長に回すことが出来ました。
(2)哺乳類などと異なり、生きている限り成長するため。
これは化石から判断されます。ちなみに、恐竜と近縁である爬虫類にも見られる傾向です。
(3)当時は食料が豊富であったため。
当時は温暖な気候で、さらに被子植物が出現するなど植物が大いに進化した時代でした。 大量の植物が地球上に存在し、恐竜も多量の食事を取ることが出来ました。
(4)巨大化に適した呼吸器系や骨格であったため。
近年の研究で、多くの恐竜に気嚢システムがあることが分かりました。気嚢(きのう)とは肺を補助する器官で、より効率的に酸素を取り入れることが出来ます。つまり、巨大な体は十分な酸素が行き渡ることで形成された、という考えです。さらに骨格について考えると、直立歩行は重い体を支えるのに適しています。爬虫類のようにガニ股なような骨格だと、体重の負荷が足の付け根に来ることは、何となく想像できると思います。この他にも内臓系が強固だったと想定されていることなど、色々な説があります。
まさに、『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』です。
(記事投稿日:2022/03/30、#509)