『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ 15(火新世)』
『地質時期区分で「火新世」と呼ばせたくない「人新世」で十分』
『地球史上、人類は「地質時期区分」の分類が難しい時代に突入』
人類は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を進め『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星』にしつつあります。 この現代を『人新生』と呼んでいますが、すでに、気候激甚化で地球の気温が、現在の大半の生物には住みにくいレベルに上昇してきています。 一部の先生方からは『火新世』なども聞こえてきます。
オーストラリアの森林火災
ウキペデイア情報から引用
2019年~2020年に起こったオーストラリア森林火災では、自然発火が原因として考えられています。 自然発火が原因;
- 降水量の減少と乾燥
- 気温の上昇
- オーストラリアの固有種(油分を多く含む樹木)
欧州にも森林火災
ウエブ情報から引用
ヨーロッパで、記録的な猛暑による山火事が相次いでいます。
この厳しい情況を地質時期区分の学術分野でもいろいろあるようです。 世の中には、本当に難しいことを決める学者先生方がおります。 それは地質時期区分です。 現在の、地質時期区分は;
- 累代区分では:顕生代
- 代区分では: 新生代
- 紀区分では: 第四紀
- 世区分では: 完新世
- 期区分では: メガヤラン期
地質時期区分
地質学の時期区分には『累代』『代』『紀』『世』『期』の階層があり、累代が最大で、期が最小の区分となる。 最も新しい『代』にあたる新生代には7つの『世』があり、暁新世、始新世、漸新世、中新世、鮮新世、更新世、完新世となる。 人新世は、完新世のどこかの時点より後を分割して新しい区分にすることになる。 地質学的な時期は巨視的時間スケールにあたるが、人類の活動の影響が地質学的に見ても無視できない規模に達していることを示している。堆積物や氷床コアにおける人類活動の気候的、生物学的、地球化学的特徴に関するレポートには、20世紀半ば以降の時代が完新世とは異なる地質時代として認識されるべきだという示唆がある。
人新世
人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている、地質時代における現代を含む区分である。 人新世の特徴は、地球温暖化などの気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあり、人類の活動が原因とされる。
火新世という新たな時代
火災史を専門とする歴史家スティーブン・パインは、『人類の営みの結果として大規模な火災が頻発する現在の状況を「Pyrocene(火新世)」と呼ぶ。まさに、火新世がやってきたわけだ。
人為的な気候変動が加速することで平均気温が上昇し、空気は乾燥して、森林火災や山火事が壊滅的な被害をもたらすようになっている。またカリフォルニア州などで顕著だが、都市部が拡大して自然を侵食していくにつれ、電線などの発火原因となる要素が増える。つまり、大惨事の舞台が整うわけだ。』
まだ間に合いますのは、『温暖化・海水温上昇! 地球を冷やす術(すべ)はないが? 身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック製品削減とプラチック改良」「木を植え、手入れ」をやろう』で頑張りたいと思っています。
(記事投稿日:2022/11/08、#595)