『火山のこと、南極大陸に138座の火山、その内、新規発見91座』
『南極の氷が融けると、重しがとれ、大半が噴火「火山の冬」に』
『「地震・雷・火事・親父」は先見の明、地震は「地殻変動のこと」』
昔、中国では『杞人天憂(杞憂)』という諺がありました。 いまは『天』どころか、『人間が原因』の『足元の地球』の心配が先です。 それも人間に起因している『人新生(地質時代区分)』の時代です。
まだ間に合います。 それも自分たちのためより、子孫のためにも間に合わせるには、『温暖化・海水温上昇! の地球を冷やす術(すべ)はないが? ごく身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック減とプラチック改良」「木を植え、木の手入れ」をやろう』身近な問題に、80億人で頑張りたいと思っています。
南極大陸には、地球最大の火山地帯が存在する。 しかし、研究者らが南極大陸の氷床の下に100を超える火山を発見したのは最近のことで、その中でも最も高いのはスイスのアルプス山脈の一つ、アイガー(3967メートル)と同じくらいの標高だという。
調査の結果、研究チームは「West Antarctic Rift System」と名付けられた地域から178個の円錐状の構造を発見。そのうち138個が火山だと結論づけました。発見された火山は100mから3850mの高さで、138個のうち91個はこれまでに確認されていなかったものでした。また、この地域には約1万2400平方キロメートルに1つの火山があると計算されており、世界で最も大きな火山地域の1つになると見られています。
West Antarctic Rift System
ウキペデイア情報から引用
発見された火山の分布
ウキペデイア情報から引用
研究者らによると、発見された火山のうち1つが噴火した場合、噴出物が地上にまで吹き出ることはないものの、南極西部の氷床全体が不安定になる可能性があるとのこと。火山が噴火すれば氷床が溶け、氷が海へと流れ出すスピードがあがるため、地球の海面レベルが上昇するのではないかと懸念されています。研究チームはアイスランドの氷河が火山の熱から影響を受けていることに触れており、また、温暖化によって南極の分厚い氷が失われることで火山活動を活性化させてしまう可能性についても指摘しています。
一方で、発見された火山が活動状態にあるかどうかは、記事作成時点では不明。今回の研究をきっかけとして、火山が活動状態にあるかどうかが将来的に明らかになる可能性はあるとされていますが、現在の氷床の状態にこれらの火山が影響を与えているとは考えられていません。
調査を行った1人であるRobert Bingham氏は「こんなにも多くの火山が見つかるとは予想していませんでした。これまで南極西部にあると考えられていたおよそ3倍もの火山が存在していたのです。我々は、ロス棚氷の下の海底にはさらなる火山があるのではないかと考えています。この地域は、ニーラゴンゴ山やキリマンジャロ、ロンゴノット山など数々の活火山が集中している東アフリカよりも大きく、世界で最も密度の高い火山地域になりそうです」と語っています。
足元の地球の心配が先でしょう、太陽系外探査などとんでもない、惑星探査でさえも、大航海時代の『新世界・新大陸』を求めた大航海時代と訳が違います。 ずぶ素人でも思う『費用対効果』をどう解決するのでしょうか。
(記事投稿日:2022/11/23、最終更新日:2022/11/29、#604)