知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『火山のこと、南極大陸に138座の火山、その内、新規発見91座』 『南極の氷が融けると、重しがとれ、大半が噴火「火山の冬」に』

2022-11-23 16:46:47 | 地球・火山・地震・津波

『火山のこと、南極大陸に138座の火山、その内、新規発見91座』

『南極の氷が融けると、重しがとれ、大半が噴火「火山の冬」に』

『「地震・雷・火事・親父」は先見の明、地震は「地殻変動のこと」』 

 

昔、中国では『杞人天憂(杞憂)』という諺がありました。 いまは『天』どころか、『人間が原因』の『足元の地球』の心配が先です。 それも人間に起因している『人新生(地質時代区分)』の時代です。  

まだ間に合います。 それも自分たちのためより、子孫のためにも間に合わせるには、『温暖化・海水温上昇! の地球を冷やす術(すべ)はないが? ごく身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック減とプラチック改良」「木を植え、木の手入れ」をやろう』身近な問題に、80億人で頑張りたいと思っています。

南極大陸には、地球最大の火山地帯が存在する。 しかし、研究者らが南極大陸の氷床の下に100を超える火山を発見したのは最近のことで、その中でも最も高いのはスイスのアルプス山脈の一つ、アイガー(3967メートル)と同じくらいの標高だという。 

調査の結果、研究チームは「West Antarctic Rift System」と名付けられた地域から178個の円錐状の構造を発見。そのうち138個が火山だと結論づけました。発見された火山は100mから3850mの高さで、138個のうち91個はこれまでに確認されていなかったものでした。また、この地域には約1万2400平方キロメートルに1つの火山があると計算されており、世界で最も大きな火山地域の1つになると見られています。 

West Antarctic Rift System

ウキペデイア情報から引用

  

発見された火山の分布

ウキペデイア情報から引用 

研究者らによると、発見された火山のうち1つが噴火した場合、噴出物が地上にまで吹き出ることはないものの、南極西部の氷床全体が不安定になる可能性があるとのこと。火山が噴火すれば氷床が溶け、氷が海へと流れ出すスピードがあがるため、地球の海面レベルが上昇するのではないかと懸念されています。研究チームはアイスランドの氷河が火山の熱から影響を受けていることに触れており、また、温暖化によって南極の分厚い氷が失われることで火山活動を活性化させてしまう可能性についても指摘しています。

 

一方で、発見された火山が活動状態にあるかどうかは、記事作成時点では不明。今回の研究をきっかけとして、火山が活動状態にあるかどうかが将来的に明らかになる可能性はあるとされていますが、現在の氷床の状態にこれらの火山が影響を与えているとは考えられていません。

調査を行った1人であるRobert Bingham氏は「こんなにも多くの火山が見つかるとは予想していませんでした。これまで南極西部にあると考えられていたおよそ3倍もの火山が存在していたのです。我々は、ロス棚氷の下の海底にはさらなる火山があるのではないかと考えています。この地域は、ニーラゴンゴ山やキリマンジャロ、ロンゴノット山など数々の活火山が集中している東アフリカよりも大きく、世界で最も密度の高い火山地域になりそうです」と語っています。

足元の地球の心配が先でしょう、太陽系外探査などとんでもない、惑星探査でさえも、大航海時代の『新世界・新大陸』を求めた大航海時代と訳が違います。 ずぶ素人でも思う『費用対効果』をどう解決するのでしょうか。

(記事投稿日:2022/11/23、最終更新日:2022/11/29、#604)

 

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『三島文学(花ざかりの森・憂国・豊饒の海)で思い出すこと 1』—「豊饒の海」の終巻「天人五衰」末尾と16歳の小説「花ざかりの森」結末!ー

2022-11-23 09:08:41 | 読書

『三島文学(花ざかりの森・憂国・豊饒の海)で思い出すこと   1』

『「豊饒の海」の終巻「天人五衰」末尾と16歳の小説「花ざかりの森」結末!』

ウエブ情報から引用

年号変更もあり、気になった三島由紀夫氏を、この連休中(5月3日・憲法記念日)に、調べていました。 
ウエブ情報に次のようにありました。

 

『三島由紀夫の最後の長編小説は「豊饒の海」(1970年、45歳)となった。 この最終巻の「天人五衰」の末尾は16歳の初刊小説「花ざかりの森」の結末の「死に似た静謐」と全く同じと言える』。

 

この解説には、驚きました。 乱読ですが比較的、本は読むほうです。 三島由紀夫氏の作品では、表題の三作品だけです。 遺作の『豊饒の海』、処女作『花ざかりの森』、自作自演で映画化した『憂国』、凡人には、すごい作家が出てきたものだと、当時は思いました。 

 

特に『憂国』は、2.26事件に、新婚のため、仲間から決起に誘われなかった武山中尉が反乱軍の鎮圧を命ぜられ、国も友も裏切れず、中尉本人も新妻(本人の自刃を見届けてから)も自刃した内容です。 この映画を撮るためもあってか、三島本人はボディビルで、体を作っています。 これらが、三島事件のためでもあったのかと想像しています。

 

同氏の作品で『花ざかりの森・憂国・豊饒の海』だけしか読んでない自分にとっては、初刊小説『花ざかりの森』の前に、『酸模(すかんぽう)~秋彦の幼き思ひ出』(1938年、13歳)、彩絵硝子(だみえがらす)(1940年、15歳)の短編小説を発表しています。 やはり鬼才です。

 

前置きが長くなりました。

昔、お世話になった会社の海外事業部の部長が、三島由紀夫氏の熱烈なファンというより崇拝者でした。 この方のエピソードはたくさんあります。 自分の香港駐在時代に、あの事件(ウエブ情報)

 

三島事件(みしまじけん)は、1970年(昭和45年)1125日に、日本の作家・三島由紀夫氏が、憲法改正のため自衛隊の決起(クーデター)を呼びかけた後に、割腹自殺をした事件(三島と同じ団体「楯の会」のメンバーも事件に参加)がありました。 

この事件で、この方は、号泣したと聞いています。 

 

この事件のとき、たまたま、ある通信社の香港事務所にお邪魔しておりました。 当時は、テレタイプ通信で、刻々と実況が連絡されるのに、呆気に、とられていました。 ただ当時、『花ざかりの森・憂国・豊饒の海』の三作品しか読んでいなかった自分でしたが、強烈なショックでした。

 

そのしばらく後に、この方が香港に、商用出張してまいりました。 晩の会食懇談中に、まず出た質問が『三島氏の作品は何か読んでいるかな!』でした。 誰も声を上げなかったので、自分が三作品を上げました。 

 

次の質問は『香港では制服を着ている子供たちがいるが、不思議だな、分かるかな?』でした。 これに対しても皆沈黙でした。 自分も沈黙でしたが、自分が想像したのは制服の『楯の会』関連で『国でない植民地の香港の子供たちの制服のこと』を言っていたと思いました。

 

三島由紀夫氏の『驚きの生涯と作品』については、これからも、調べていきたいと思っています。 

(記事投稿日:2019/05/03、最終更新日:2024/03/28、#096)

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