◎桜山右近氏とホンダN360
ホンダN360の話を続ける。インターネットで、「ホンダN360」を検索していたところ、「桜山右近通信 自動車業界のあれこれ」というブログの、「ホンダN‐1」(2012・11・3)という記事にヒットした。
同記事によれば、桜山右近氏は、一六歳のとき、「軽免許」を取得し、その次の日に、「当時ホンダが直接運営していたレンタカーショップのホンダレンタカーの品川営業所」から、N360を借り出し、友人ふたりを誘って、山中湖方面に初ドライブに出かけたという。
状況設定が、一昨日、紹介した松任谷正隆氏の場合と、よく似ている。松任谷氏の場合と異なるのは、桜山氏の場合、その初ドライブで、実際に事故を起こしているところであろうか。以下は、引用。
友人二人と連れ立って行った山中湖付近のうねりのあるダートロードを免許取り立ての大いに浮かれた私はいい気なって飛ばしていました。といっても速度は70キロ程度だったと思いますが。車は道路のうねりに飛ばされて一瞬宙を舞いました。着地は勿論前輪からでしたが着地と同時にステアリングの制御が不能となり、車が勝手に蛇行し始めブレーキに足がかかった瞬間、車はドライバー側を下にして見事に横転していました。後部のウィンドシールドは砕けて後ろに乗っていた友人が車から投げ出されるのがバックミラー越しに見えました。
これでも、三人に、大きなケガはなく、翌日、その車を運転して、品川まで帰ったとある。このとき桜山氏は、レンタカーショップに対し、この事故を、どのように説明したのだろうか。また、レンタカーショップは、この事故、桜山氏らのケガ、ないし車両の破損について、どのような対応をとったのだろうか。このあたりが知りたいところだが、当該の記事には、残念ながら、これらについての言及はない。
桜山氏が初ドライブした年はハッキリしないが、二〇一二年の記事に「今から45年前」とあったので、たぶん、一九六七年(昭和四二)であろう。ちなみに、松任谷正隆氏(一九五一年生まれ)が、初ドライブに出かけた年は、一九六六年(昭和四一)だったと思われる。
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