晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

春のイベント

2021-05-26 06:07:19 | じねんじょ
4月から4回目の共同作業で春のイベントを無事終えることが出来ました。
五月晴れとなった昨日は20名余が楽田の研修畑に集まって、
発芽した種イモを定植しました。
先ずは種イモの掘り出しです。

長いのは蔓が50cm近くまで伸びており、
根を切らず発芽点を欠かさないように掘り出さねばならず、
シャベルで深く掘り土を浮かせながら取り出します。

いよいよ種イモの定植です。
前回作った畝に深さ5cmの溝を掘り、
栽培容器の受け入れ部に発芽点を置いていきます。

サポーターの皆さんは初めての体験で、
興味津々の作業だったと思います。

振り返れば1回目の作業は種イモの芽出しのため、
50gぐらいにカットし防腐処理してから専用の芽出し畑に埋めました。
2回目は栽培容器に土を入れ掘った溝に埋め込みました。
3回目は畝を作り支柱を立てネットを設置しました。
そして昨日の定植です。
とにかく自然薯づくりは手間がかかります。

この畑で食用薯用に約350株と来年の種イモ用に約200株を植え、
これから半年かけて美味しい「夢とろろ」に育てあげます。

< 人も薯も旅立ちの春愛おしや >

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降ったり止んだり

2021-05-25 06:00:45 | 野菜・果樹づくり
昨日は蒸し暑く体がだるくてしょうがない一日でした。
歳のせいなのか湿度が多いとこうなるのか。
どっちも当たっているか。

雨が降ったり止んだりで作業がはかどりません。
でも野菜にはありがたい水分補給です。

こちらの果樹の花は終わりに近づいています。
これから小さな実をつけ晩秋の収穫が楽しみです。

野菜畑で異変に気付きました。
キュウリを種から育て一ヵ月ほど前に定植したのだが、
これはどうみてもキュウリでない。

両側は確かにキュウリの葉なんだが、
真ん中は明らかに形状が違い、
どうやらカボチャらしい。

播種した時に隣で育てていたカボチャと、
ポットの置く位置を間違えたとしか考えられない。
不思議なのは時期をずらして播種したので、
他のカボチャはこの数倍に育っている。
ここではキュウリネットを設置してあるため、
小玉カボチャとはいえ荷重オーバーとなるかも。

今日は部会の研修畑で芽出しした種イモの移植日です。
天気は良し。
一気に進めます。

< 場違えど梅雨で勢いカボチャの子 >
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移植完了‼

2021-05-24 06:12:57 | じねんじょ
昨日は我ながら大車輪で最大の区切りをつけることが出来ました。
それも10時まではお宮さんの掃除をしてからのスタートだったから、
どこまで出来るかだった。
夕方5時半までかかったが種イモの移植完了です。

芽出し床では若干芽が頭出ししていない種イモもあったが、
腐っていなければOKなので全て掘り上げた。
2株だけ腐っていたがこれくらいなら芽出しの成績は上々です。
掘り出したのが200株余ありました。

昨年も若干だが検証のため栽培していたのが2株植えです。
ただ今一つ成果が上がらず本格栽培に至っていない。
今年は株間を広げるなどして二畝分を2株植えとした。

これで成果が出るなら栽培容器は半分でいいし労力も大幅に削減できます。

今年は2月に大型冷蔵庫が故障し冷凍庫化してしまい、
それまでに掘り上げて保存していた種イモが全て駄目になってしまった。
よって優良な種イモが全てでなくやや難がある種イモも使わざるを得なかった。
約550株を定植したが実質は400株とみていいだろう。
これからは種イモの生命力に期待して見守ることにしよう。

< どの子も愛おし畑薯とて我が子 >
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やっと形になる

2021-05-23 06:10:35 | じねんじょ
21日からは二十四節気の一つ『小満(しょうまん)』でした。
小満は木々が青々しく万物の成長する頃を言います。
「陽気盛んにして万物しだいに長じて満つる」という意味で、
木々が若葉に覆われ青々しく万物が成長し、
やや汗ばむような陽気が多くなります。
自然界を人生で例えるなら正に躍動の青春期でしょうね。

今年は早々と梅雨入りしてしまい、
この一週間は雨の間を縫っての畑仕事でした。
放棄畑を昨秋から開墾しじねんじょ畑として蘇らせてきました。
これは我が家の二階から撮ったもの。
上部にガードレールが見えるが猪はその道路まで来ている。

この畑で種イモの定植は300株ほど済み後100株ほどせねばならないが、
単管パイプ等で骨組みを作り畝ごとに蔓葉が登るネットを設置しました。
こちらは畑から我が家(右奥)方面を撮ったもの。


この先は一段下に小さいがもう一畑あるのと、
白黒マルチを畑全体に覆ったり、
猪対策で電気柵の設置を検討しており6月初めまで作業が続きます。

山中の畑での管理が無くなり、
今年は窓から一目できるのが大きな利点です。

< 開墾し新畑らしく初々しや >
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カラスアゲハチョウ

2021-05-22 06:11:25 | 山野草鳥獣花
今朝は久しぶりに東の空が晴れ上がっています。
一日遅れたが21日からは七十二候の一つ『蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)』です。
蚕起食桑とは蚕が食べる桑の葉をたくさん茂る頃で、
蚕はいっぱい食べて成長します。
蚕が紡いだ繭が美しい絹となり、
人々の暮らしを支えていたため古老の口からは、
「おかいこさま」と敬称をつけて呼ばれていましたね。 

昨日のこと雨の合間に畑へ出てみると、
青っぽいが光沢のある蝶が吸水していた。

ネット図鑑で調べると、
どうやら「烏揚羽蝶(カラスアゲハチョウ)」らしい。
「ミヤマカラスアゲハチョウ」との区別がつけにくい。

蝶には大雑把に四種類あって、
アゲハチョウ科・タテハチョウ科・シロチョウ科・シジミチョウ科だ。
先日は庭の花を往来していた「ヒメアカタテハ」を紹介しましたね。
「モンシロチョウ」は定番の蝶です。

木の上では優しく囀る野鳥がいて何だろうと撮ってみる。

遠くて判別しにくいがこの出で立ち「百舌鳥(モズ)」でしょう。
留鳥だが久しぶりに会えた。

一茶も詠んでいます。
 鵙(もず)鳴くや むら雨かわく うしろ道  

< 梅雨の間に囀るは百舌鳥のはやにえ >
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