誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

鉾岳

2008-07-15 18:29:07 | 山歩き
   鉾岳1277m
   2008/07/13(Sun)・・・・山好Club7名
 
       

  岩峰からの眺めが最高の雌鉾(メンポコ)に登った。 
 今回で、4回目の鉾岳♪
 最初は悲惨な初登頂だった(吹雪いて、足が竦み岩峰に立ち上がれなかった)
 
  メンバー7名で、暑い日差しの中をゆ~くりと山頂を目指す。
 歩き出して30分もしないうちにみんなの額には汗がびっしょりだった。
 こまめに休憩を入れながら、最初の渡渉点に到着すると、沢の谷風が涼を運ぶ
 左上には、覆いかぶさるように雌鉾がそびえ立っている。
 
      

  渡渉を過ぎると、急登をジグザグに登る。
 ある時は、木の根っこを掴んで体を引き上げながら、登っていく場面に出会う
 滝見ルートを5分ほど登った頃だったか?、先頭から”あったよ~♪”"綺麗”と
 歓声が上がる。
  そうです。 
 今回のもう一つの期待は、”ツチビノキの花”だったのである。
 世界中で、鉾岳と隣接する鬼の目山にだけ自生している貴重な植物である。
 何枚も何枚もカメラに収めた♪(公開日は何時かなぁ~?)
  
  珍しい花に癒されて元気を回復し、一気に滑床の渡渉点に到着する。
 ザックを降ろし、清水と戯れながら小休止である。
 暫くして、尾根に突き出た展望台に足を運ぶと、雌岳の岩峰の眺めが素晴しい♪
 更に、鉾岳の全貌や、周辺の山々の稜線が見渡せ、眼下には鹿川のキャンプ地も見える。
 (是非立ち寄って欲しい場所である。)
 
  展望を楽しんだら、滑床に戻って鬼の目林道を経て鉾岳へと向かう。
 林道に出たら、左に500mほど進み、小川に下りそのまま沢伝いに雌鉾に♪
 雄鉾と雌鉾の鞍部から、ザイルに摑まり雌鉾の基底部に取り付く!

     
  
  基底部からの詰めは、ザイルと自分の腕力だけが頼りの岩峰登頂である。
 仲間の激励を受け、メンバー全員がメンポコ山頂に登頂できた。
 みなさん、山頂では多くを語らなかったが、それぞれ満ち足りた表情をしていた。
 今回も、鉾岳は素晴しい感動と仲間意識を伝えてくれた。

      

  雌岳の展望を堪能したら、仕上げの雄鉾に向かう。
 スズタケを掻き分けながら、およそ10分で鉾岳山頂に到着♪
 雄岳山頂は展望はないが、右に下ると釣鐘山や日隠山など展望が開けている。
  山頂で、賑やかな食事を終えると来た道を引き返し登山口へ戻る。
  (一部、ルートが2手に分かれるが、後に合流する。)

     
   
  登山口へ戻ると、登山靴を脱ぎ捨て、服を着たまま鹿川の清流にドボン♪
 この気持ちよさがたまりませんでした。 
 山歩き最高♪ 川遊び最高♪

   
 この次は、この沢を登ろうかなぁ~♪
 
 ♪鉾岳の貴重な植物、ツチビノキは次回に紹介しまぁ~す♪
コメント (6)
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