誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、夏木山~犬流れ周回

2012-05-12 20:38:44 | 山歩き
夏木山1386mm・大鋸・小鋸
2012/05/04(木)・・・・・・・アケボノツツジと石楠花を求めて

 アクセス&ルート:延岡~国10~北川曾立~国道326~夏木新道~犬流れ登山口~徒歩~夏木山登山口
登山口(08:50)~シャクナゲ平(09:00)~アケボノ平(09:30)~船石(10:10)~鞍部(10:15)~夏木山頂(10:30~10:45)~
鞍部(10:55)~屏風岩(11:00)~鹿の背(11:05)~大鋸・小鋸~犬流れ越(12:50)~沢(13:40)~登山口(13:50)


 石楠花が見たければ、”夏木山”と信じて疑わないのは、yamahiroの一つ覚えか( ^。-)
昨日の凸凹道路に悪戦苦闘を強いられながらも、再び夏木新道の凸凹を走って花に逢いに行く

 藤河内渓谷にある観音滝の入り口には、木山内岳を目指す人の車だろうか?数台の車が停まっていた
ここならなぁ~と、片目で見ながら走っていくと、1人の登山者が歩いている・・(何処に行くのかな? 黒門山か?)
第二夏木橋を過ぎるといよいよ、凸凹道路が始まり、その中で斜めに盛り土された水切りには閉口だ!
愛車のX-TRALでもボディが気になって仕方がないほどで、歩いた方が速い速度でやっと走行した。

 夏木山登山口まで残り1km辺りから、路肩に駐車している車が目に付きはじめたがもう少し先へと
あと200mとなると、路肩のスペースは先着車両で、割り込む隙間などない(夏木山大人気だね~♪)
夏木山新道登山口を過ぎて犬流れ登山口へ、先ほどのギュウギュウ詰の駐車スペースが嘘の様に
結構余裕を持って駐車スペースを確保 -m^。^m- 
(一方、何処でもいるが、旋回場所に我が物顔で駐車している困った輩さんも居た。)

さあ~石楠花さんに会いに行くぞオ~と、登山口から急斜面を尾根に攀じ登る。
1週間ほど前までは、落ち葉で一杯だっただろう登山道は、多くの登山者で黒土が剥き出し
目指す石楠花平に到着するが、目に映るのは緑色ばかりで、石楠花が全く見当たらない
裏年だからと言っても・・・・よくよく見ると、石楠花は我々を待ちきれなかった様子で咲き終えていた
           
            気分転換に縦間から”檜山を見る
 まっいいかぁ~ 標高の高い山頂ではアケボノツツジと競演しているだろうと気持ちを切り替え
急登の尾根を次なる、アケボノ平を目指して登っていると、早くも下山者が現われた。
と、思わず聞いてしまった、山頂付近の花情報・・・・・・聞かなきゃ~良かったと後悔する --;
何時しか足取りも重くなり、気落ちしたままで登っていくと、いつの間にかアケボノ平に到着した。
どこがじゃ~、アケボノツツジどころかミツバツツジも終りかけ、花と言う花には逢うことならず!

しゃあ~ない、山歩きを愉しみましょう♪
夏木山名物の急登の登りも”船石”までで、ここを通過すると大鋸・小鋸分岐となる。
           
          傾いた駆逐艦の舳みたいです  

分岐を左に折れて、登山者を阻むかのような露岩を乗り越えて、申し訳程度のアケボノ鑑賞
分岐から15分で夏木山の山頂に到着した。 
     
 山頂でコーヒーでもと思っていると、五葉岳縦走路からドヤドヤと一団近づいてきた
降ろしかけたザックを担ぎ直して、夏木山と別れて大鋸小鋸~犬流れ分岐へと下った。
分岐を直進して、最初の難所である”屏風岩”に着くと、20人ほどがトラバースの真っ最中だ
中には、怖がってロープにしがみ付く者もいて遅々として進まない
待って居れずに、屏風岩の乗り越しルートへ進み、団体さんの先頭を追い越させてもらった。
(犬流れは、梯子やロープの難所が多数あり、団体さんの後ろに居たんじゃ・・・・)
      
          屏風岩のトラバース団体・・・
 次の難所は、”鹿の背”と呼ばれる、障子岩の乗り越しが待っている
前は、梯子を下って垂直の壁をカニの横這いだったが、3年前に崩落してしまった。
岩に筋交いの鉄筋が打たれ、頑丈な鎖も設置されたので、不慣れな人も来ている様だが
やはり、一つ間違えば、取り返しの付かないルートである。
          
          復活した”鹿の背の乗越”
ナビゲーターさんは、メンバー技量や性格などしっかり把握して、ルートに臨んで欲しい
また、譲り合いの気持ちを忘れないで欲しいものです

 鹿の瀬を越えると恐怖の難所はないが、大鋸・中鋸・小鋸の激しい岩のアップダウンが続く
梯子の上り下りとロープでの緊張感が、体力消耗を加速するので早めに休み入れたいいかな?
我々は、迂闊に休憩して、団体さんに先に行かれたんじゃ堪らないと、食事を先送りして歩き続ける
          
やっと後ろを振り切り、昼食にありつけたのは、12時を大きくまわり朝食から7時間過ぎていた
いやはや、人気の山は凄いモンですね、すこし危険予知が足りなかったかな(反省 ^。-)
           
 食事も終わり、大鋸・小鋸も残り僅かになる。
俄かに山友達になった、同年代の山男と話しながら歩く、方々歩いているらしく花情報を戴く
お礼に、檜山まで歩く事をお勧めしたが、丁重にお断りの返事された (^。-)
そんな冗談交わしていると、犬流れ分岐に到着である。
            
大鋸の裾をトラバース気味に下り、小木に隠れた岩に足をぶつけながら谷川を目指す
左右から2つ沢が合わさると残りは5分も要らない、ゆっくり谷川の冷水で顔を洗う。
冷たい谷川で山歩きで火照った、身体を冷やす時の爽快感!これも山歩きの楽しみか♪
登山口に取り付いてから、ジャスト5時間!花との出会いは叶わぬも楽しい山歩きを終えた
  
       イワカガミ               オオカメ


コメント
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