誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

大分の低山、”仙崎山412m”

2014-03-04 20:17:33 | 山歩き
 大分の低山、”仙崎山412m”

 蒲江町に用事があり、序とは失礼だが、”仙崎山”に登ることにした。
国道388から県道608へ入り、中河原地区で仙崎つつじ公園の案内板から右折
民家のわきを抜けると、車1台がやっとの細い道路が続いていてた。

所々の離合場所を確認しながら登っていくと、タイミング悪く軽トラが下って来た。
ガードレールがなく、のろのろバックすると、警笛1発で右側をスイーと抜けて行った。(--;)
 民家から約3kmで、日向灘を一望できる『仙崎つつじ公園』に到着する。

定置網の魚網設置の形状を見ることができた。
仙崎山へは、公園の左奥にある歩道橋を渡って登るようになっていた。

歩道橋
 歩道橋を渡ると偽木階段が施され、ハイキングコース並みになっていた。
 公園から5分ほど登った最初のピークに、山には無粋な円形状コンクリートの残物が・・・
コンクリートの残物は、3つ残っていて、後で『砲台跡』と解った。
最初の砲台跡は、素晴らしい展望があり、元猿山や高平山・背平山が望めた。

第一砲台跡

 砲台跡を過ぎると、やや鬱蒼とした登山道になるが、偽木階段でよく整備されていた。

偽木の階段と登山道
傾斜がやや増したとき、左の窪地に入り口が円形で天井が落盤したような物が見えた。
中を覗く気にもならず、遠巻きに見たが、砲台跡があったことから、火薬庫?防空壕?

火薬庫?防空壕?
適当に空想しながら登り、途中石垣が気になり、本道から右に逸れて歩いてみた。
気になった石垣、何かの記録も形状もなくただの石垣で、単なる遠回りしただけに終わる。

石垣
 結局、東側から山頂に登ることになったが、こちら側の偽木の階段は壊れてボロボロ
下手に足を掛けたら、一緒に転げ落ちそうで、滑る斜面を草木を掴んで登ることにする。

朽ちた登山道の階段
 公園から約20分、一番高い所に広場に到着するも、山名標板はなく数奇のベンチだけ
広場の一角の東屋に向かうと、大きな松の木の根元に”仙崎山412m”の名盤があった。

山頂
 仙崎山の山頂は、東屋やベンチなどがありファミリー向きであるが展望は得られない。
東屋の天井を見上げると、巣立った後の大きなスズメ蜂の巣が残っていた。

東屋のスズメ蜂の巣
こんな大きな巣になったって事は、だーれも来なかった?
 下山は往路を辿り、山頂で知った『砲台跡』を見ようと思ったが、雨が落ち始めてヤ~メタ
 仙崎山は、石の多い山で、至る所に石垣が作られていた。

山頂周辺の石

石垣と植林地

懐かしい、ファンタグレープ
***時間が残っていたら、高平山mに登ろうと思っていたが、雨が降り出し中止した。
この次に、老久保山・高平山・愛宕山・背平山等々にチャレンジすることにする。
コメント
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