誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

寒起こし

2017-01-19 16:13:18 | 田舎日記

   今日から、寒起こしを始めました。

 寒起こし=1~2月の厳寒期に行います。 有機物をたっぷり入れて、ざくざくと粗く耕し、

 塊のまま寒風にさらして、寒 さで病原菌や害虫を死滅させる狙いがあります。

 また、土中の水分が、凍結と乾燥を繰り返すことで、土の団粒化がすすみ、通気性のよ い土になります。」云々

  ならば、山歩きをさ先送りにしてもやらねばなるまい!

 倉庫から22馬力の三菱トラクターを引き出し、寒起しの農作業となった。

         

       我が家に無くてはならない、三菱トラクター

         

       我が家の畑、やっかいな段々畑です。

   昨年は、広い畑4枚には小麦を作付けしていたので”寒起し”は、2枚でOKでした。

  今年は、小麦の作付けをしていないので、全部の畑を”寒起し”しなくてはなりません。

  いつも、外周を3回転ほど耕起した後で、内周部分の往復耕起していたので4隅が高くなっています。

  今回から、内周往復から入って、外周の回転耕起を取り入れてみようと思っています。

  また、4隅の高くなっている部分は、正転逆転で少しずつ均して行けないかなぁ~と思っています。

         

       この畑は(1枚目)、燐家の法面補修があるので作付けできません。

       奥の方に、らっきょう,葉野菜,玉葱,ニンニクが植えてあります。

         

       2枚目から、始めます。

   この畑は、手前が狭くが、奥に行くに従って広くなっています。

  そして、水は奥の中央から排水溝に繋がっているので、奥を低く手前側が高くなるようしなくてはなりません。

  また、法面崩壊を防ぐために、右を高く左を高くするような工夫も必要です。

  これは、畝造の時や畝毅の時に、土をどちらに寄せて畝を作るかをしながら、土を右(又は左)に寄せていきます。

   3枚目の畑は、果樹園にしていこうと思っている畑です。


                 

  まだ、里芋を寝かせているので寒起しもしません。

   4枚目の畑は、左カーブしていて中央部が広く、排水は奥と手前になっているので、中央が高くなるように耕起します。

  効率よく耕起するのに、いつも頭を悩ませる畑で、いま、ニンジンとソラマメ、グリーンピースを植えています。

          

   5枚目の畑は、小麦収穫後から、1回だけ耕起してそのままほったらかしです。

  左カーブで、4枚目と同じ構造になっていますが、4辺が高くなっているので排水がトンネル構造です。

  畑の中央を高くして、4辺に向かって低くなるような構造にした行かなければなりません。

  また、時によっては、左端をトラクターや軽トラックの乗り入れとして使う事も願がえて畑作りします、

          

   6枚目の畑も、左カーブの畑で、排水は手前側のみです。

  両側が狭いので、ターンがいつも同じ方向になるので土が偏りがちです。

  使い始めた時に、排水の悪さにびっくり、その後に排水口のある手前が高くなっているのに気がつきました、

  時々、1輪車を使って手前側の土を奥へ運んでいますが、まだ、当分は均一にはなりそうにありません。

  放置するのは行けないので、水を好む”蕗”でも植えておこうかなと思っているところです。

                            

   農業の真似事を初めて1年半、少しづつ畑の作り方が判り始めてきました。(ホント難しいですね。)

  昔は、牛馬や鍬や鋤を使って畑を耕していたんですよね。

  先人達の苦労を思うと、ゾッとします。

  私は、トラクターがないと、1枚の畑も守れないでしょうね。

  ちなみに、今年の”寒起し”は、トラクターの出し入れを含めて、3時間45分掛かりました。

  北風の無い、ぽかぽか陽気だったので屋根の無いトラクターでも大丈夫でした。(ホッ)


         

       寒起し後の光景です。

   ここも、我が家の畑です。

         

  トラクターの乗り入れは出来ないので、もっぱら管理機や鍬を使っての手作業で畑作りをしています。

  家の裏の菜園が復活したから、ここは”天竺”の専用畑になる予定です。

コメント
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