今日から、寒起こしを始めました。
「寒起こし=1~2月の厳寒期に行います。 有機物をたっぷり入れて、ざくざくと粗く耕し、
塊のまま寒風にさらして、寒 さで病原菌や害虫を死滅させる狙いがあります。
また、土中の水分が、凍結と乾燥を繰り返すことで、土の団粒化がすすみ、通気性のよ い土になります。」云々
ならば、山歩きをさ先送りにしてもやらねばなるまい!
倉庫から22馬力の三菱トラクターを引き出し、寒起しの農作業となった。
我が家に無くてはならない、三菱トラクター
我が家の畑、やっかいな段々畑です。
昨年は、広い畑4枚には小麦を作付けしていたので”寒起し”は、2枚でOKでした。
今年は、小麦の作付けをしていないので、全部の畑を”寒起し”しなくてはなりません。
いつも、外周を3回転ほど耕起した後で、内周部分の往復耕起していたので4隅が高くなっています。
今回から、内周往復から入って、外周の回転耕起を取り入れてみようと思っています。
また、4隅の高くなっている部分は、正転逆転で少しずつ均して行けないかなぁ~と思っています。
この畑は(1枚目)、燐家の法面補修があるので作付けできません。
奥の方に、らっきょう,葉野菜,玉葱,ニンニクが植えてあります。
2枚目から、始めます。
この畑は、手前が狭くが、奥に行くに従って広くなっています。
そして、水は奥の中央から排水溝に繋がっているので、奥を低く手前側が高くなるようしなくてはなりません。
また、法面崩壊を防ぐために、右を高く左を高くするような工夫も必要です。
これは、畝造の時や畝毅の時に、土をどちらに寄せて畝を作るかをしながら、土を右(又は左)に寄せていきます。
3枚目の畑は、果樹園にしていこうと思っている畑です。
まだ、里芋を寝かせているので寒起しもしません。
4枚目の畑は、左カーブしていて中央部が広く、排水は奥と手前になっているので、中央が高くなるように耕起します。
効率よく耕起するのに、いつも頭を悩ませる畑で、いま、ニンジンとソラマメ、グリーンピースを植えています。
5枚目の畑は、小麦収穫後から、1回だけ耕起してそのままほったらかしです。
左カーブで、4枚目と同じ構造になっていますが、4辺が高くなっているので排水がトンネル構造です。
畑の中央を高くして、4辺に向かって低くなるような構造にした行かなければなりません。
また、時によっては、左端をトラクターや軽トラックの乗り入れとして使う事も願がえて畑作りします、
6枚目の畑も、左カーブの畑で、排水は手前側のみです。
両側が狭いので、ターンがいつも同じ方向になるので土が偏りがちです。
使い始めた時に、排水の悪さにびっくり、その後に排水口のある手前が高くなっているのに気がつきました、
時々、1輪車を使って手前側の土を奥へ運んでいますが、まだ、当分は均一にはなりそうにありません。
放置するのは行けないので、水を好む”蕗”でも植えておこうかなと思っているところです。
農業の真似事を初めて1年半、少しづつ畑の作り方が判り始めてきました。(ホント難しいですね。)
昔は、牛馬や鍬や鋤を使って畑を耕していたんですよね。
先人達の苦労を思うと、ゾッとします。
私は、トラクターがないと、1枚の畑も守れないでしょうね。
ちなみに、今年の”寒起し”は、トラクターの出し入れを含めて、3時間45分掛かりました。
北風の無い、ぽかぽか陽気だったので屋根の無いトラクターでも大丈夫でした。(ホッ)
寒起し後の光景です。
ここも、我が家の畑です。
トラクターの乗り入れは出来ないので、もっぱら管理機や鍬を使っての手作業で畑作りをしています。
家の裏の菜園が復活したから、ここは”天竺”の専用畑になる予定です。