食の投資”椎茸のホダギ”のその後
クヌギを伐採したのが昨年の12/05だったので、「葉枯らし」が終りました。
第2段は、100cmの長さに切り揃える「玉切り」~原木に穴を開けて椎茸の菌を打ち込む「駒打」~
原木全体に菌を行き渡らせる「仮伏せ込み」作業です。
伐採したままの原木、水分が抜けてすっかり葉が落ちています。
邪魔になる不要な枝を切り落とします。
チョークで寸法を入れます。
チョークを使うなんて、何十年ぶりだろうか?
チョークを知らない世代もいるんじゃないだろうか
電気チェーンソーと手引き鋸を使って、100cm長さに「玉切り」します。
直径20cm以下は、省エネと筋力アップを兼ねて手引き鋸で頑張り、大きいのは機械の力を
しかし、電気のチェーンソーは、パワー不足でケーブル発火が怖かった。
やっぱ、エンジンチェーンソーを買わなきゃダメかな~(*´ω`)
人力で1ヶ所に集めます。
足下の悪い場所での重量物運搬は、足腰にきつい作業だぁ~(>_<)
専用のドリルで椎茸の駒を打つ穴を開けます。
いい加減な性格?目見当で寸法を決めています。
穴開けは縦に20cm間隔*横に10cmの間隔で千鳥状に開ける。
次は、椎茸の「駒打ち」作業です。
今回も、素人とでも栽培が簡単と言われる「肉丸」と言う椎茸の菌です。
1000駒=¥3600と高い!
椎茸を買った方が安上がりかも知れませんね
ドリルで開けた穴に、クサビ状の椎茸菌を打ち込みます。
コン コン コ ~ ンとリズム良く打つと疲れません。
気持を込めて、優しくしっかりと駒を打ちます。
憂さ晴らしの気持で駒打したら、美味しいシイタケは生えてきませんよッ
伐採した4本のクヌギから、大小43本の原木が出来ました。
駒打したら、「仮伏せ込み」します。
仮伏せの目的ですが、種駒から菌糸を発菌させて打ち込んだ原木にしっかりと活着させる事だそうです。
前回と同じように、「井桁積み」という伏せ込みをすることにしました。
雨が当たり、風通しが良く、直射日光が当たらない「木陰がベスト」ですがそんな場所はありません。
風通しを良くするために隙間を大きく取ります。
太い原木3本は、担ぐことも出来ず反転転がしで運んできて乗せました。
風通しを優先したら、積み下段数が高くなり積み上げに苦労しました。
最後の3段は、腰も肩もガクガクで悲鳴を上げそうになりました。
井桁に積み込んだら遮光ネットを掛け直射日光を遮ます。
この日の作業で、椎茸の原木の伐採から駒打ち&仮伏せ込みの作業が全て終わりました。
駒打した原木が雑菌に冒されないことを祈りながら、本伏せ込みする2021年/9月を待ちます。
最後に残った小枝を整理したら、お風呂に入ってビールで口~胃を消毒するだけです。
そして、お天気具合を見ながら、お山歩にも行かなくちゃ~