誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

雪に誘われて、祖母山を山歩

2020-01-19 13:54:53 | 山歩き

     雪の祖母山でした。(1/18-土)

    土,日は、お山歩封印ですが、牧ノ戸ライブカメラや我が家から祖母山の冠雪を

   目にしたら、朝令暮改と一緒で”今日は、お山歩」といそいそと準備して出掛けました。

    雪の久住山か、霧氷の祖母山か迷いましたが、久し振りの祖母山に決定

   祖母山へは、昨年の7月のオオヤマレンゲ鑑賞以来の半年ぶりでした。

    広く、綺麗に整備された北谷登山口

   凍結が心配だったけど意外とスイスイ走って来れました。

    8:50-北谷~千間平~3県堺(茶屋場)~国観峠~山頂ルートへ            

    9:15-2合目、1~10合目まで、等距離で案内があります。

   以前、合目間530mを登りも下りも同じ速度で歩いて、北谷登山口~山頂=100分設定して

   そのタイムが達成できるか否かで体力をチェックしていました。

    ユネスコ登録で、登山道も着々整備されています。

   雨上がり数日は、ズルズルだったところも丸木階段になっていて助かります。

    一ノ鳥居ルートと合流しました。

   何時か、一ノ鳥居から歩いてみたいと思います。

     3.5合目付近、雪山らしい雰囲気がでて来ました。

    9:50-千間平と言う展望所です。   

   登山道から少し逸れると、展望広場があります。

   久住の山々は、とか見えるが鶴見岳・由布岳・阿蘇の山々は見ることが出来ませんでした。

    登山道に戻ると下りになります。

   この辺りから、積雪が5cmを越えてきてアイゼンの足跡も見えました。

    6合目手前、大分県/宮崎県/熊本県の3県堺です。

   ここを過ぎると赤土が剥き出しになった大きな下りが待っています。

   積雪のおかげで、滑る赤土が封じ込められていて楽勝で下りました。

    ?、以前は全く見られなかった光景です。

   温暖化がここまで済んできたのか、スズタケがなくなって祖母山が見えています。

    10:35-赤い帽子のお地蔵さんがいる「国観峠」到着です。

   前方に見えるのは、祖母山の肩付近です。

    お地蔵さんに挨拶します。

    ここから、8合目~9合目~山頂、本格的な登りとなります。

   40分の登に入る前に、身体をほぐすそうです。

   グー,チョキ,パーと、子供のようにはしゃいで飛んでいました。

    8合目

   足下が危うくなってきました。

   下山者に1人、2人連れに会いましたが、アイゼンを付けた人は1人だけだったので

   アイゼンを履くことなく登り続けます。

    11:05-Q合目の避難小屋の分岐に着きます。

   一気に空気が変わって、木々は霧氷を纏っていました。

    周辺の木々は、たっぷり霧氷を纏っています。

   

    山頂直下、岩が剥き出しロープが有る場所ですが、ここも雪に助けられます。

    11:25-祖母山の山頂に到着しました。

    一等三角点です。

    残念!

   ガスっていて、傾山~古祖母山の縦走尾根も見ることが出来ません。

   やっと、健男神社~大障子の尾根が、ホンの一瞬見えただけでした。

   腰を降ろす場所もないし、突き刺すような冷たい冷気が頬を撫で付けます。

   カミさんにアイゼン装着を促して、逃げるように下りました。

    12:20-祖母山の山頂は、ガスに煙ったままです。

    バッタ~ン

   空腹に耐えられず、雪上に倒れてしまいました。   

   な~んて、還暦過ぎたおじさんじゃ、絵にならないですね。

   この後、オニギリを白湯で流し込んで、北谷登山口に戻りました。

    ゴールは、13:45-でした。

   寒さ(冷たさ)とオニギリ1.5個だけで、5時間の祖母山お山歩でした。

   **雪山のランチ、再考しなくちゃ~ 

   

    一の鳥居近くで、鹿さんが”あんたも好きね~”と見送ってくれました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする