大分市田尻の霊山(りょうぜん)と飛木山(ひらいさん)を歩きに出掛けました。
大分市田尻にある霊山寺に登山口があり、駐車場には森林セラーピーのコース図もあり地図なしでも歩ける。
駐車場から山門を潜って本堂へ、本道の右を行くと”オオサンショウウオ”の住む池があったが、主の姿は見つけられなかった。
池の所で道が2つに分岐していたが、な~んにも考えずに、左側の”出会い坂”へと向かったが、これが最初の失敗だった。
失敗にも気が付かず、何かの出会いにワクワクしながらコンクリートの急坂を登って行くとススキとさくらの幼木の広場になる。
鐘突堂に向かうはずが・・・・出会い坂へと足を向けた。
右側に目を向けると、素晴らしい光景が広がっていて、これが用意されていた出会いだったのだろうか?
稙田タウン~大分市内が一望
更にコンクリート道を進んで広場(青少年の家跡)の隅に着くと、そこで初めて霊山登山口の案内板を目にする。
あれれ~?、最初に鐘突堂によって、山歩きの安全をお祈りしてからスタートの予定だったのに、鐘突堂は何処だぁ~?
霊山の登山口、南登山口~霊山寺へ周回できます。
鐘突堂は棚に上げて、メインの霊山歩きへと、細い登山道に足を向ける。
先先日の台風の後で、セラピーロードの名のとおり、うっすらと木漏れ日が差し込む快適な登山道が待っていた。
整備された、セラピーロードが気持ちよかった。
目の前に、鮮やかな朱色を卵形のキノコを発見した。
生まれて間もない、たまご茸です。
たまご茸が、”ひよこ”になるか、帰りにもう一度見て見ました。(^。-)
たまご茸は、やっぱりたまご茸のままで、”ひよこ”には成長しません!
たまご茸を見つけたのが最初の”出会い”で、その後は、第1ピークまで数十種類のキノコの出会いました。
霊山寺本堂から直ぐの”出会い坂”とは、キノコたちとの出会いを言って板のでしょうか?
ゴルフボールみたいな”オニフスベ”、茶色は???
うんち茸とでも言えばいいのだろうか
この大きさは、只々ビックリでした。
次から次に現れるキノコたちに目を奪われ、しかも下山者との立ち話になった場所が悪かったよで2回目の失敗を犯す。
なんと、立ち話の場所が、飛来山の分岐点(大きな案内板もあったのだ)で、事もあろうか見落としてしまったのである。
**間違いに気が付いたのは、標高500mの案内板を目にした時でした。(間抜けですね --;)
飛来山の第1ピークを過ぎると、自然林kら人工林へと変わり、緩やかなアップダウンを繰り返しながら高度をあげて行く
緩やかだった登山道に木の階段が現れると南登山口からの登山道に合わさりいよいよ山頂真目前となる。
急坂はこの木の階段だけ
南登山口ルート合流地点から、90度西に向きを変えると、200mほどで霊山の山頂に到着する。
霊山山頂610mです。
山頂は南の一角だけに展望が開けており、宇曾山~烏帽子岳を見る事が出来た。
次のターゲットは、宇曾山~烏帽子岳かな♪
山頂から西に向かうと、第2展望所があり、ここは北西の展望があり大分市内が一望できる。
山頂から200mほどで第2展望所です。
先の展望所から50mほどで三角点596m(地図上の山頂)
案内板はさらに足を延せと誘うので、昼食の場所を求めながらさらに西に向かうと、第2展望所の上を行く第1展望所に着く
ここには、丸太の椅子やテーブルがあり、素晴らしい景色を目にしながらの絶好の食事場所だった。
霊山寺から約1時間で最終地点の第1展望所
右から、高崎山、鶴見岳、由布岳・・・大分市内が一望できます。
夜景も綺麗だろうなと思える展望所です。
展望所に咲いていた”高野箒”、本日唯一の花でした。
久しぶりの山歩きに好天気、山頂?で昼ご飯を食べ、お湯を沸かしてコーヒーを愉しゆったりとした時間が過ぎて行く
時計は12時を少し回ったばかり、もう少しゆっくりと思っていたが新しい登山者が到着したのを機に、下山を開始することにする。
計画では、南登山口に降りて車道から霊山寺へと周回の予定だったが、車道歩きが嫌な事と飛来山を見落としたので往路を下る。
標高500mをさがった先、登山道がピークを撒いているのが判る。
飛来山は、あれだなと歩を速めると、そこには飛来山へと書かれた大きな案内板が、2つも掲げられていた。
登山道からピーク点へと向かう、分岐から1分少々で緩い祠があるのみのピーク点に到着する。
案内板を右に(登って来る時は、左です)
飛来山の頂です、全く展望はありません!
飛来山のピークにも到着したし、計画のみ実行部分は”鐘突堂の鐘を慣らすだけとなった。
青少年の家の跡地に戻り、コンクリート道を反対側へと下って行くことにする。
藪の中に朽ちたトイレを見つけ、鐘突堂へと続く遊歩道であることを確信する
300mほど歩いたが一向に鐘突堂らし御堂も見当たらず、半ば諦めモードに突入す始めた時に1台の車両が?
なんで、こんな場所に車で来れるの?
傍らにはお墓があり、よく見るとその先にコンクリートの階段も見えていた。
もしかして、半分訝りながら階段に足を向けると、一人の男の人が下りて来て素晴らしい景色ですよ^と
よいしょよいしょと階段を登ると、諦めかけていた”鐘突堂”が立っていた。
ありがとうの気持ちを込めて、1回だけ鐘を突きました。
鐘突堂の上に登れる鉄梯子があり、御堂の上からは何度も見た大分市内の景色があり、後ろには霊山の全貌が見えていた。
鐘突堂で、予定通り?の鐘を鳴らして、霊山寺の駐車場へ戻り、本日の山歩き終了~♪
昼食休憩含む、3時間20分の山歩きでした。
yamahiro:467座,asari:304座を達成