ただ勉強だけではなく

2009-12-03 18:57:21 | 日記
私達は学習塾を運営しているわけですから、いつだってその本分がなんであるのか、どこにあるのかと言うことを頭の中に描いています。

勿論それは「学習」と「その効果・成果」が中心であるわけですが、では、生徒達はどうかを考えた場合、そこには、ただギリギリとそれを押し通す場、効率だけを重んじる場として捉えたものでは必ずしもありません。

生徒たちの心の中には、それよりも何よりも、「ここに来れば安心できる」「ここでは何でも話せる」というような、いわば雰囲気のようなものが重きを成していて、こうしたことが彼ら・彼女らの中で高い優先順位であることが分かります。

ある生徒は、レギュラーの授業日以外にもちょくちょく教室にやってきて黙々と自習して帰りますし、何か心の中に引っかかることがあったりすると、「今から行ってよいですか」とか「先生は少し時間が空いていませんか?」などといったメールを送って来たりもします。

いずれの場合も、教室に来ることで安心感を得ることが出来るのと、或いはもっと直截的に、ここにきて目の前にある問題や悩みの類の解決を図りたいと思ってのことなのでしょう。

ACSは学習塾ではありますが、単に学習指導だけをしてそれでおしまい、では決してないのだということを、きっと彼ら・彼女らはよく心得ているということでもあるのでしょう。



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