今は休む時ではありません

2009-12-04 18:05:14 | 日記
中学3年生の進路を巡る学校の動きも一段落ついたかのやや落ち着いた日々です。

しかし、この落ち着き感はあくまで単なる「感じ」であって、実態は何も落ち着いてはいません。

私立高校の専願でいく生徒は別として、あくまで公立高校を目指し、私立の併願をここに絡ませる作戦の生徒たちにとっては、いくら内申点が出たからと言って、こんなところで一息ついているようではたちまち足元をすくわれてしまいます。

あまり受験というものを深く考えない方は、受験については平素の学校の勉強の延長でしかないなどといった安易な感覚でこれを捉えてしまいがちですが、これは大きな間違いです。

そういう考え方を全部否定するものではありませんが、入学試験で出題される問題というのは、手を変え品を変え、実に注意深く複雑に練り上げたものであって、これで良い点数を挙げようと思ったら、余程腰を据えて早くからこに取り掛かり、その傾向を把握すると共にこれに慣れ、その攻略法をマスターすることが絶対的に必要です。

生徒達は漠然とでもそういうことを分かっているからこそ、本番試験の無い前期選抜でどうにかこれを乗り越えようと期待しているのでしょう。

しかし、前期選抜などは、私に言わせれば全くの曖昧な制度であって、これに過大な期待を掛けて臨んだ場合のリスクをよく承知しています。

ここは前期だけでなく、あくまで照準を後期選抜、つまり本番の試験に置いて最後まで学習を積み上げて行くことが何より大切です。

そして、上にも書きましたが、この入学試験の解析を行い、これに慣れ、これに打ち勝って合格証書を手にする道を確かなものにする、それのための最後の場が、この年末から年始にかけての冬期講習ということになります。



●ACSの冬期講習はこちら●
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