勉強が出来るようになりつつある子供たちには、ある一定の傾向や法則のようなものがあります。
一つ一つ数え上げたらきっとかなりの数になると思いますが、私が思う一つだけをピックアップしてみます。
●途中で投げ出さない ●
これです。
これは、子ども自身の能力として「投げ出さない」ということも勿論ありますが、多くは保護者の指導や持って行き方に呼応してそうすることの方が多いと思います。
要するに、親の言うことを聞く、その指示を守る、ということですよね。
ごく大雑把に言ってしまえば、子供がある程度の年齢に達するまでは、途中で投げ出しさえしなければ、あるレベルまでの学力には到達できるものです。
逆に言えば、途中で投げ出すようでは、最低限度の学力にさえ届かないということです。
ここで注意しておきたいのは、子供は「投げ出す理由」をいくらでも考え出すということです。
多くの場合、それを自分の責めに負わせようとせず、他人のせいにします。酷くなると、全てをそうすることさえありますが、周囲がそれに振り回されていたのでは、結局は子供と一緒になって投げ出すことでしかありません。
良い悪いということではなく、こういうことは多くの子供に見られる一般的なパターンといえなくもありません。
そのあたりを冷静に見極めて、決して振り回されることの無いように心がけて、子供が投げ出さないように持って行くことがポイントでしょう。