藤沢校の窓の外に、この時期必ず咲く赤い花があります。
そろそろ旬を過ぎる頃ですが、この花を見ながら毎年暑い夏を生徒たちと共に過ごしています。
何年か前も、私立中受験を翌年に控えた精鋭とも呼べる生徒たちが、毎朝9時から夜の9時まで、大人の私たちから見ても、本当に頑張っているな、と感じる情熱で夏期講習をこなしていました。
彼らも、ふと疲れを感じた時に、この赤い花を見て、しばし息継ぎをしていました。
彼らの全員が翌年の受験に成功して、今は立派な高校生になっています。
それ以前も、それ以降も、多くの受験生たちがこの赤い花を見ながら暑い夏を、そして次第に短くなっていく秋の日を、情熱込めた勉強に邁進して行きました。
そして、また今年も頑張っている生徒たちが沢山います。
その全員が、必ず来年の受験を成功させることを私たちの全員が信じています。