いきなり物騒な話ですが、戦争について。
有名な満州事変の首謀者とされる石原莞爾さんが書いた本の中で、彼が戦争について次のような分類をしています。
■決戦戦争
■持久戦争
決戦戦争とは、短期決戦で勝ちに行く戦争で、結果的には日露戦争における日本海海戦などはこの中に入ります。
持久戦争とは、その名の通り、長く時間が掛かる戦争であって、大東亜戦争(当時はこう呼んでいました)がこれに入り、日本は確固たる計画も無いまま、つまりは決戦戦争でどうにかなるとでも考えたか、その程度の覚悟で戦ったがゆえに必然のように負けてしまいました。
もうすぐ8月。
毎年この時期になると戦争特集のような番組がテレビで流されますが、今日はそれにちなんで、最近私自身が読んだ本の中から知った事柄について書いてみました。
ところで、この「決戦」と「持久」、子供達の勉強のあり方や仕方にも当てはまると思いませんか?
今の時期、この夏休みのまとまった日数は、まさに「遅れたところを取り戻す」為の決戦(学習)に最適だと。