講師の経験

2009-12-14 20:42:51 | 日記
巷の宣伝文句に「偏差値が30上がる勉強」などというものがありますが、
そのようなものではありません。

 これからお伝えするのは、当校の講師の実体験です。
彼は中3の時点で偏差値50以下だったそうです。しかし、無謀にもトップ校に進学したいと思い担任の先生に告げたところ「行けるわけが無い。」と率直に言われたそうです。
それで諦めたのでしょうか。いいえ、逆に発奮したそうです。「悔しかった。」と振り返ります。
 
 周りの誰もが否定的な意見を言う中、一人の先生だけが応援してくれたそうです。
「君は△だ。○でも×でもない。合格したいと思うなら寝ずに勉強しろ。睡眠は3時間だ。」
彼はその通りにしたそうです。そして見事合格しました。先生、友人皆が驚きました。
一番驚いたのは本人かもしれません。

 勿論、睡眠3時間を推奨するわけではありませんが、受験は初めから諦める必要は無いということです。内申点は目安でしかありません。そして、私達は君たちを応援するのですから。


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2009年の漢字

2009-12-12 17:14:25 | 日記
本日12月12日は何の日でしょうか?(いい字一字)で「漢字の日」なのだそうです。それで、昨日発表された今年の漢字は「新」。決めるのは漢字検定協会が行う全国公募によるもの。2位が「薬」、3位「政」、そして4位の「病」という漢字は小3で学びますが、「やまい」と読める小学生は少なく、更に2年の「秋」が3年で「秋分」と出ると殆どの子供が読めなくなります。

 何が言いたいかというと、子供たちは漢字は知っていても使い方を知らないのです。
音訓を正しく読むことが出来ないだけでなく、漢字の意味やどのような場面で用いるかということが分からないのです。

 こうした問題をどのように解決していけばよいのでしょうか。

塾で漢字だけを教えるには時間に限りがあり、本を読む習慣も無い場合は、親が日常会話
の中で教えるのが効果的と考えます。しかし、「秋分の日」がなぜ祭日なのかという起源を説明する必要は無く、「昼と夜の長さが等しくなる」といった説明の方が小学生に
は印象的でしょう。
 こんな言葉は普段使わないだろうと思われる漢字が、実際教科書に出てくることがあります。今日はお子さんの教科書を覗くと、会話が広がるかもしれません。


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受験の為だけでは無く

2009-12-11 19:28:34 | 日記
 いつもあまり集中力の無い小学生の少女が自らノ-トを取り出し、多角形や円の面積の求め方を忘れないようにと公式を書き出しました。
また小5の男子が「国語が好きになってきた」のは、いつも自分より勉強ができる友人より漢字が書けたからでした。

 そんな子供たちの成長や喜びを見る時、更なる成長の予感があります。一方的に教えるのではなく、一緒に解法を考えることにより子供たちは自ら学べるようになるのです。どんな子供でも。

 この冬も、熱気に溢れた熱い冬がやってきます。12月14日からスタ-トする冬期講習。
 個別指導なので、一人で、あるいは友人同士で受講でき、開始時間や教科も自由。
部活の無い時間帯に合わせてとか、前学年も復習したいなどのニ-ズに応えます。


冬期講習と同時入会の場合は、入会金免除の特典も。詳細は下記までお問い合わせください。

              ACSアカデミ-保土ヶ谷天王町校
                  電話 045-461-9674
              ACSアカデミ-藤沢校
                  電話 0466-47-8349
              

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自分を知ること

2009-12-09 21:43:40 | 日記
 今の時期は、高校受験のための自己PR書の書き方を、生徒からしばしば質問されるのですが、そこはまだ中3生のこと、己の長所を性格に把握していないことが多いのです。
高校の面接ではそのPR書を参考にして面接官から質問されるので、なるべく好印象を与えられるような書き方をしなくてはならず、尚且つ当該高校の求める生徒像に合致していることが望ましいのです。

 ところが、自分をアピ-ルする文化が日本人には無い為、まずここで苦労することに
なります。このような時、私が普段から感じていることを伝えると、驚いた表情をする生徒がいます。自分でも気付かなかった面を、親でも友人でもない人から告げられるのですから。

 自分を知るということ、それは大人でも難しいことです。しかし、自分を客観的に見れるように訓練すれば、その先どうしたら良いのかも見えてくるのではないでしょうか。

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総合高校について

2009-12-07 19:59:17 | 日記
この時期になると殆どの中3生は受験校を決定しているので、これからの記事は主に中1・2生に関係しています。
 今回は総合高校の特徴についての情報です。各校5~8系列ほどの選択肢があり、その中身は情報科学・生涯スポ-ツ・プレゼンテ-ション・エコロジ-・芸術表現・福祉・国際など実に多様です。その中から更に100を越える選択科目があるのです。

 しかし、幅広く学べる半面、学力面で不安を感じる場合もあるでしょう。
その点では、殆どの学校で英・数の少人数習熟度別授業があり、進路指導として小論文指導などもあります。高大連携で実際大学に行き、学部説明を受けることもできます。

 総合高校出身の22歳でデザイナ-兼社長として会社を経営している女性は「必要な科目を深く学ぶことができた」と語っていました。
 また、23歳の音楽家は総合英語の選択授業で先生とマンツ-マン授業で学べ、今では英詩を自在に操るそうです。

 何より、「自分で考えて学ぶことを覚えられるところ」が総合高校の魅力なのかもしれません。


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基本が大切

2009-12-05 13:44:45 | 日記
 何気なく見ていたテレビで、アルゼンチンタンゴのダンス世界大会で日本人夫婦が優勝したという特番を放送していました。ダンスには全く興味の無い私でもそのステップには感動すら覚えるものがありました。
興味深く思ったのは、MCの「上達するためにどのような訓練をしたのですか?」という質問に対し、二人とも口を揃えて「基本の練習が大切です。」と言いました。ベ-シック=テクニカルであると。
 

 それを聞いて、勉強と全く同じであると感じました。基礎がしっかりできていれば、それらの幾つかを応用した問題にも対応できるはずなのです。
 

 ダンスを極めたいと現地に赴き何十人という先生に師事した結果、教えられる内容が違うので、かえって踊れなくなってしまったそうです。

 ダンスと受験勉強が同じと言うわけではありませんが、受験間際になって様々な参考書や問題集に手を出すことがありますが、あまり得策ではありません。それより、今まで勉強してきたワ-クなどを復習する方が効果的でしょう。

 
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今は休む時ではありません

2009-12-04 18:05:14 | 日記
中学3年生の進路を巡る学校の動きも一段落ついたかのやや落ち着いた日々です。

しかし、この落ち着き感はあくまで単なる「感じ」であって、実態は何も落ち着いてはいません。

私立高校の専願でいく生徒は別として、あくまで公立高校を目指し、私立の併願をここに絡ませる作戦の生徒たちにとっては、いくら内申点が出たからと言って、こんなところで一息ついているようではたちまち足元をすくわれてしまいます。

あまり受験というものを深く考えない方は、受験については平素の学校の勉強の延長でしかないなどといった安易な感覚でこれを捉えてしまいがちですが、これは大きな間違いです。

そういう考え方を全部否定するものではありませんが、入学試験で出題される問題というのは、手を変え品を変え、実に注意深く複雑に練り上げたものであって、これで良い点数を挙げようと思ったら、余程腰を据えて早くからこに取り掛かり、その傾向を把握すると共にこれに慣れ、その攻略法をマスターすることが絶対的に必要です。

生徒達は漠然とでもそういうことを分かっているからこそ、本番試験の無い前期選抜でどうにかこれを乗り越えようと期待しているのでしょう。

しかし、前期選抜などは、私に言わせれば全くの曖昧な制度であって、これに過大な期待を掛けて臨んだ場合のリスクをよく承知しています。

ここは前期だけでなく、あくまで照準を後期選抜、つまり本番の試験に置いて最後まで学習を積み上げて行くことが何より大切です。

そして、上にも書きましたが、この入学試験の解析を行い、これに慣れ、これに打ち勝って合格証書を手にする道を確かなものにする、それのための最後の場が、この年末から年始にかけての冬期講習ということになります。



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ただ勉強だけではなく

2009-12-03 18:57:21 | 日記
私達は学習塾を運営しているわけですから、いつだってその本分がなんであるのか、どこにあるのかと言うことを頭の中に描いています。

勿論それは「学習」と「その効果・成果」が中心であるわけですが、では、生徒達はどうかを考えた場合、そこには、ただギリギリとそれを押し通す場、効率だけを重んじる場として捉えたものでは必ずしもありません。

生徒たちの心の中には、それよりも何よりも、「ここに来れば安心できる」「ここでは何でも話せる」というような、いわば雰囲気のようなものが重きを成していて、こうしたことが彼ら・彼女らの中で高い優先順位であることが分かります。

ある生徒は、レギュラーの授業日以外にもちょくちょく教室にやってきて黙々と自習して帰りますし、何か心の中に引っかかることがあったりすると、「今から行ってよいですか」とか「先生は少し時間が空いていませんか?」などといったメールを送って来たりもします。

いずれの場合も、教室に来ることで安心感を得ることが出来るのと、或いはもっと直截的に、ここにきて目の前にある問題や悩みの類の解決を図りたいと思ってのことなのでしょう。

ACSは学習塾ではありますが、単に学習指導だけをしてそれでおしまい、では決してないのだということを、きっと彼ら・彼女らはよく心得ているということでもあるのでしょう。



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学校には行かない子

2009-12-02 16:38:46 | 日記
毎年、各学年に一人くらいの割合で、学校に行かれない(或いは」行かない」)生徒がいて、でもそういう彼或いは彼女がACSの教室にはちゃんと来られるという例があります。

これがどういう理由からくるのかは分かりませんが、現実にそういう風にして、彼らなりに懸命に前に進み出ようという姿勢を滲ませているのだということに、私達も最大限これを応援しています。

これまで何人のそうした生徒たちを見、そして元気に巣立つまでを見届けてきたことでしょうか。

こうした日々を一言で言い表すことは出来ませんが、それでも確実にこうしたニーズが彼らの側にはあって、それに対して私達が応えてきたのだという実績は、いつも心の片隅で私達の自信の一つになっています。



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