努力の継続

2010-11-16 17:04:18 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

学習塾に子供を通わせれば、それだけで自動的に成績が上がっていくものと思い込んでいる人がいます。

 

確かに、学習塾で勉強すれば、しないよりは出来るようになるでしょう。

しかし、それはあくまで努力とか継続とかいった条件をクリアしてからのことであって、そういうこともなしに「自動的に」上がるものだと決め付けるのであれば、それは断じて違います。

 

ここでいう努力とか継続というのは、一過性であっては意味を成しません。

未来永劫とは言わないまでも、最低でも何ヶ月単位か、目標が高いのであれば、1年2年といった時間を要することさえ珍しいことではありません。

 

大変残念なことですが、以前、こういう例がありました。

ある中学生男子で、彼の学力は決して低くはなく、一度の説明で吸収できる量は多く、それを定着させる力も、また、それを応用して色々な問題を解く力も高いレベルにありました。

 

しかし、彼には致命的な欠点がありました。

それが「努力することと、継続すること」の欠如です。

 

折角の高い能力を彼は自らの怠惰な性格ゆえに、その殆どを無駄にしてしまっていたのです。

そればかりか、どこでそうなったのか、いつの間にか適当な嘘を吐いてその場を凌ぐ事まで覚えてしまい、結局最後はこれを投げ出す寸前のところを行ったり来たりという有様で、これなどは典型的な自己責任の例であろうかと思います。

 

普通であっても、結果を出すまでには一定の努力とそれを継続することが必要であって、その上ある程度の時間がかかるものなのに、今この瞬間の才能のようなものに安住してしまい、その結果努力の継続をしないばかりか、今それをしない事実を嘘で隠蔽するなどのおろかな行為で自滅の道を進んでいた彼。

 

結局は、こちらの再三の周囲や叱責にも応えず、保護者の方にそれを伝えても、保護者は保護者で子供の嘘を真に受けて現実を見られないという事態に至り、最後は塾での居場所も無くなって退会ということになった彼は、かつてはまだ何とかその才能だけでもっていた成績の維持もままならず、今では下位に低迷してここから抜け出せないでいるという、そういう状況なのでした。

 


 

 

 

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一斉講習併用の冬期講習

2010-11-15 21:55:48 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

例年の冬期講習は、平素の授業スタイルと同様、個別指導型でとことん個別学力を追求するという形でしたが、今年の中学3年生に限っては、一斉講習形式を採用しようかという案があります。

 

一部の保護者の方から、期間中は毎日朝早くから夜までびっしりと講習を入れてくださいというご要望を頂き、もしもこれを個別で行いますと、講習費の高騰を招くことにもなります。

そこで、講習内容の質を落とさず、同時に講習費も一定の水準以下に抑える為に、少人数制を取り入れた一斉指導方式でこれを行おうという発想です。

 

受験生をある程度のレベル別グループに分けて、共通指導で授業をすることが可能な科目を選び、後期選抜に向けた内容に特化した授業と致します。

個別でやらなければ効果を見込めない科目の単元は、この一斉方式とは別に、従来の個別型授業で詰めて行くという、いわば両面作戦で行う今年の冬期講習。

 

お早めにお申し込み頂ければ、講習費の割引が適用されますので、年末から年始にかけて是非頑張ろうという意気込みの方は、お早めにお申し込みください。

 

 


 

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錯覚について

2010-11-15 14:02:08 | 学習塾・勉強の仕方

何気なくテレビを眺めていたら、千葉県立の公共施設で、錯視絵画や映像の展示をやっている旨の放送を流していました。

 

見る角度によって、そこに描かれたものが違う形などの見えるものを各種展示しているというものですが、この「錯視」という言葉に瞬間的に反応しました。

 

実際に見ているのに錯覚する。

いや、実際には「見ているからこそ」錯覚するのかもしれません。

 

というのは、人が目でモノを見る際に、意識しないうちにそのモノが持つ物体的或いは物理的な性格や特徴のようなものを承知した上でそれを見ているからです。

 

私が、何に瞬間反応したのかといいますと、勿論勉強するという場面でもこのことが言えるのではないかと考えたからです。

 

子ども達が何かの科目を勉強するに当たっては、それに取り掛かる段階で既になにがしかの先入観を持っていることが珍しくありません。

 

その先入観が、実は錯覚であった場合には、以後の勉強の場面で少なからず障害が生じることになりますよね。

 

錯覚の程度や種類は様々ですが、いずれにせよ錯覚がそこにある、もしくはあるかもしれないと考えて、その辺りについてはある程度慎重に考えながら進めていくことで実体が見えてくる、つまり効率的で中身の伴った勉強が出来るのではないかと、そんな風に思った次第です。

 


 

 

 

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テスト対策授業のお知らせ

2010-11-14 13:43:22 | 学習塾・勉強の仕方

中学3年生の実質的に最後の定期テストほぼ終わろうとしています。

その後は、下級生の皆さんの定期テストが控えています。

ACSでは、3年生のテスト対策カリキュラムに引き続いて、2年生・1年生のテスト対策を今週から開始いたします。塾生優先はありますが、状況に応じ塾外生でもお申し込み頂けますので、「今回のテストで絶対に点を上げるんだ!」というやる気満々の人は、是非このチャンスを活かしてください。

 

また、高校生のためのテス対策も今週以降スタートいたします。

科目は、物理・化学・生物、数学全般、古文・漢文・英語全般・世界史と地理及び日本史のそれぞれAとBなど、ほぼ全てにわたります。

 

テスト対策は、テストの1ヶ月くらい前からしっかりと考え抜かれたカリキュラムでこれを行うことが大切です。たまに、テストの前一週間くらいでどうにかしようと考える人も居ますが、同じやるなら、確実性を考えて臨んだ方が絶対に得ですよね。

 

返却された答案用紙を見て「あー、もす少し早くやっていれば」などとため息をつくこともなくなると思います。

 


 

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提出物の処理について

2010-11-13 16:53:10 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

ACS藤沢校では、この9月から公立中に通う生徒の提出物管理を従来にもましてシステムとして行っています。

 

毎年のことですが、塾における保護者面談の席などにおいて、子供たちがこれをなかなかやらない、どうしたらよいでしょうか、という声を沢山頂き、それでは塾のサイドでもこれを致しましょうということになったのがきっかけです。

 

毎年のこと、と書きましたが、年度によってはそれほどしつこく言わなくてもやる子が多いこともあります。今年の生徒たちは、やんちゃといいますか、あまり熱心にこれをやるという感じではないですね(笑)。

 

そして、システム的にこれを生徒のカリキュラムの中に挿入して行うということですが、結果から言えば、やはり以前に比べて彼らの中に「これをやらなくては」という意識付けもできてきましたし、スケジュール的にも完成度の点からも、随分と実のあるものになってきたという実感があります。

 

但し、口幅ったいことですが、これは基本的にはご家庭でやらせるべき範疇のことであるのは間違いのないところで、これを塾で過ごす時間の中で優先的に消化していくものとお考えになるのは少しばかり違うと思います。

 

と、いいますのは、あくまで今年の生徒たちを見ての感想なのですが、塾で(勉強を)やったから家ではやらない、という、如何にも短絡的な安心感或いは気の緩みにどうも直結しているように思えます。

 

学校の提出物の処理を勉強と呼んで良いかどうかはこの際別として、それでも学校がこれを子供たちに課すのには、一つには家庭学習としての位置づけの意味合いもあるのではないかと思います。

 

家で全くやらないからこれを塾でこなす、というのは、その意味で、必ずしも健全な考え方ではないのではないかと、そんな風に思うわけです。

 

 


 

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出来ます!

2010-11-11 18:12:23 | 学習塾・勉強の仕方

 

2の女の子に、「テスト対策、やってる?」と訊いてみました。 

 

彼女は、ニコニコしながら、鼻息も荒く「当然ですよお」と言いました。

 

私が続けて「何の科目を、どのようにやっているの?」と訊きましたら、その答えが殆ど的外れだったのに驚きました。

 

彼女に悪気はありません。

 

それどころか、実にまじめな生徒であって、いつも授業では真剣な態度に好感が持てます。

 

その彼女にして、この的の外しよう。

 

これはどこからきているのでしょうか?

 

彼女のお母さんは、「親としては、最低このあたりまでのことは理解していると思っていたんです。それなのに」と言います。

 

色々なタイプの生徒がいますが、入会時にこんな感じの生徒も、多少時間をかけてじっくり指導していけば、徐々にではあっても殆どの子が出来るようになっていくものです。

 

出来なかった時点と、出来るようになった時点とを比較してみれば、「え?これって同一人物なの?」と、少し驚くことさえあるかもしれません。

 

個別指導というのは、こういうケースでも最も効果的なやり方の一つであると思います。

 

 


 

 

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学習環境を良好に保つことについて

2010-11-10 19:30:48 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

ACSは個別指導型の進学塾ですので、ここに通って頂いている生徒の殆どは、「点数を上げ、成績を上げ、志望校に合格すること」を目標にしています。

 

しかし、こういう書き方をすることにためらいを感じつつ書きますが、ごく稀に「勘違いして入会してくる生徒」がいます。

 

何をどう勘違いしているのでしょうか?

 

一言で言えば、上に書いたことをそもそも理解していないまま、或いはいつまでも理解しないまま漫然と通う生徒です。

 

ものすごくはしょって言ってしまえば、そういう生徒の場合、まず確実に成果は出ません。

それはそうですよね。

 

成果というのは、目標を設定して、これを達成する為の努力を積んだ末に手にできるものであって、漫然と過ごして自然に手に入るようなものではありません。

 

しかし、「勘違い」している生徒(或いは保護者もですが)は、全く当たり前のように、このあたりのことを理解しません。

 

勿論、私たちも責任をもってそういう考え方を改めることを求め、そのための施策を様々駆使して現状打開を図っていくのですが、それでも尚理解できない、理解してくれないケースであれば、それはもうその生徒の生き方ということもできますので、それならどうぞ他所でおやりくださいということになります。

 

何を言いたいかというと、ACSでは、年間を通じて、冒頭に書いたごくシンプルな目標達成を目指して保護者も生徒も共に歩んでいこうという意志と協調性を持った個人の集合体であって、こういうことを阻害する要因は、たとえ一時的にそれが生じても、決して長くこれが続くことは無く、すぐに良好な学習環境に立ち返る場所であるということです。

 

だからといって、お約束事のような規則一点張りで生徒を縛り、声を荒げて尻を叩くというわけでも勿論無く、常に穏健且つ合理的な話し合いと合意の下にカリキュラムその他を進めて行くのですが。

 

これから入会してくださる方におかれましては、このあたりについて是非ともご安心して頂きたいと、自信を持って申し上げます。

 

 


 

 

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暗記といって侮れません。

2010-11-10 16:49:08 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

暗記は勉強ではないという人がいます。

 

私も、ある意味では(←菅直人みたいだ)そういう意見を分からないではありませんが、でも、暗記は暗記で絶対に必要であることもまた重要な事実です。

 

中学3年生の社会(公民)のこの時期のテストでは、三権分立についての問題が必ず出題されます。

 

高校入試の後期選抜でもほぼ毎回出題されており、そういうことでは、これに関する知識は必須ですが、これらはほぼ全てが暗記項目を色んな角度から問うものであって、暗記ができていなければ絶対に太刀打ちできません。

 

そして、ここが厄介な部分なのですが、一口に暗記と言っても、例えば漢字や英単語を機械的に覚えていくのとはわけがちがい、これをする際には、立体的或いは複合的な解説が伴わなければなかなかスムーズに頭に入っていきません。

 

勿論、スムーズに入らなくても、地道にじっくり時間をかけて頭に入れていけば、それはそれで結構なのですが、いつもいつもそう悠長なことは言ってはおれませんよね。

 

ということで、暗記暗記と言って、いかにもこれを安易なもののように考えたり、勉強の種類として軽んじたり、甚だしくは、一度やればだれでもすぐにできることだ、くらいに考えるのは絶対に間違いであるという話です。

 


 

 

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楽しみな生徒

2010-11-09 22:23:18 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

ある小学6年生の生徒がいて、まだ入会したばかりですが、勉強への取り組み方が素晴らしく熱心で感心しています。

 

上のお子さんがいて、その子が英語を苦手としていたので、下の子は同じ轍を踏むまいという保護者の方の配慮から、今のうちになるべく中学英語の先取りまでを視野に入れた勉強をさせておきたいということで始められた授業です。

 

いわゆる「備えあれば憂いなし」を実践するものですが、それだけでなく、生徒自身がこれに取り組む姿勢にも賞賛すべき点が多々あって、まずは、授業中の集中力が見事です。

 

講師の説明を聞く際の「一言も漏らすまい」という前向きさが際立っていて、それが「耳で聞くだけでなく、聞いたことをすぐにノートに書き取る」という行動に表れています。

 

宿題の取り組みも完璧に近く、毎回確実に全てをこなしてくれますから、その中にたまに見られる間違いも、彼女はたちまちこれを貴重な経験に転化してしまいます。

 

このままどこまでもまっすぐに伸びていかれるように、細心の注意を払いつつも、時に大胆に知識とこれの活用力を注ぎ込んで行きたいと、こちらが素直にそう思える生徒の一人です。

 

 


 

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きっかけを与えて自分で考える力を養う

2010-11-09 02:40:16 | 学習塾・勉強の仕方

飽きっぽい子に勉強をさせるにはどうしたら効果的でしょうか?

 

 

飽きっぽさにも特徴があって、みんながみんな同じパターンではありませんが、それでも色々と試してきた中で「これは」と思える方法があります。 

 

英単語や漢字の暗記練習がどうにもこうにも苦手で仕方ない子が居ます。

 

 

これまで色々なやり方を試してきたのですが、どれも上手くいきませんでした、といって入会してくる子に、ある方法でやってごらん、と言って暫くそうさせてみたところ、見事にこれが当たって、以後これらが苦手でなくなったばかりか、今では得意な作業の一つになった子も居ます。

 

数学が大の苦手だった私自身が、いくつかのきっかけでそれまでの苦手意識を払拭して、それ以来徐々にではありましたが、次第にこれが好きな科目になってきたのは事実であって、このきっかけの中のいくつかは確実に他の同じような数学が苦手な生徒にも応用できます。

 

ACSでは、臨機応変にこうしたきっかけを生徒に与えながら、彼らと一緒に課題解決に向けて歩んでいき、その過程で自分自身が考えて課題・問題を解く力を養っていくことを目指す、そんな学習塾です。

 


 

 

 

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今何をするべきかの決断

2010-11-08 16:14:37 | 日記

 

 

今年のプロ野球日本シリーズは、もう一つ盛り上がりにかけていましたが、それでも終わってみれば、今年のプロ野球も全て終わったんだなあという寂寥感のようなものを感じます。

 

ところで、プロに限らず、野球を見ていると、いや、野球に限らず、多くのスポーツを見ていると、子供たちの勉強にも参考になるところが実に沢山あるものだなあという気がします。

 

別に、スポーツを見て子供にこれを参考にして頑張れ、などといったお約束事のようなことをいうのではありません。

 

言いたいことは、「勉強の仕方」、或いは「させ方」です。

 

野球のことから書きましたので、これを例に書きますが、このスポーツについて、巨人軍の終身名誉監督の長嶋茂雄氏が、「間合いのスポーツ」と表現しています。

 

ここでいう間合いとは、局面に応じて選手個人、或いはベンチを含めたチーム全員が、「そのとき自分(達)は何をすべきであるか、を考えてから行動(プレー)に移すということだろうと思います。

 

私は、これをもっと狭い意味で考えることもあります。


そこでは、監督個人の意志決定或いはその結果下される決断や命令・指示がことのほか重要な鍵になるのではないかということです。

 

監督は、「今やるべきことは何か」を決定し、その上で選手にそれを実行することを要求します。


そして、その結果が上手くいった時、そこで賞賛される大部分は選手個人の側にあって、これを指示した側は日陰に回っています。

 

その時々で何をすべきかを考え、指示すること。


子供の勉強の面では、特に、子供が正確な判断力に欠けるときには、大人が責任を持ってその方法を考え、的確に指示を下すことがなにより大事です。

 

勿論、子ども自身がそれを考え、試行錯誤して正解に至るという過程を辿らせることも大切ですが、野球の例で言えば、技量の備わった一人前の選手であっても、そこにはやはり指示が必要なこともあるのであって、そういうときに的確な指示を出せるだけのものをその立場の人間が備えていることが必要であることはいささかも変わりません。



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臨機応変

2010-11-06 22:11:34 | 日記

 

 

気分の波の激しい生徒がいます。


調子の良い時は3時間も4時間も休みなしで勉強できるのに、逆のときは10分もやらないという極端さ。

 

こういうタイプと向き合うとき、私たちはどういうスタンスであればよいでしょうか?


一つは、文字通り本人の思うとおりにやらせる方法。


これですと、全く法則性や規則性が読めないし組み立てられないので、なかなか効率的な勉強をしづらいという、これはもう分かりきった欠点があります。


 

一方、生徒対講師、或いは子供対大人という関係、或いは序列といってよいかもしれませんが、そういうことをしっかりと伝えた上で、あくまで大人主導で組み立てた学習計画を遂行していくという、こちらはオーソドックスな方法ではありますが、従来からの方法。

オーソドックスというのは、奇をてらったものではない分だけ昔からの当たり前の方法であるわけですので、結局はこれが最も理に適った方法ではないかと思います。

 

もっとも、私たちACSもそうですが、個別指導型の学習塾の場合、多くはオーソドックスの中にも随意生徒の個性を考えた弾力的対応を取ることが可能ですので、その意味では理想的なミックス型指導法なのではないかと思います。

 

 


 


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個性に沿った教え方

2010-11-06 12:09:15 | 日記

 

 

子供たち、特にまだ年端も行かない子供に勉強を教えている時に思うことに「この教え方でよいのかな。違うやり方でもっと効率的にできないものかな」という自問自答があります。

 

というのは、子供たちには大人に無い種類の個性が既にあって、例えばある子はこちらの話を言葉だけから素直に受け留める能力に長けているかと思えば、また別の子は、倍の時間をかけて、尚且つ豊富な資料を併用しないとなかなか理解が進まないタイプであったりします。

 

こういうとき、大人の理論~多くはカリキュラム編成上から来る時間的制約など~で、ある程度画一的な指導に拘泥されることが、果たして純粋な意味での正しい教え方であるのかどうかという、そういった疑問です。

 

これはそう簡単に答えが出ない問題ではありますが、それでも、まだ頭の柔らかい子供に何かを注入したり、それを基にして自分たち自身の考え方ができるようにしていく過程においては、極力弾力的で余裕をもった指導であるべきだと思うわけです。

 

 


 



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テスト直前対策につきまして

2010-11-05 22:17:26 | 日記

 

 

定期テスト直前ということで、あCしゃ土曜だけでなく、日曜日も教室を開けて、テスト対策授業を申し込まれている生徒の皆さんと共に、来るテストを戦い抜く姿勢を共有します。


 

日曜日の分に限り、まだ若干名の余裕がありますので、まさに直全対策ということにはなりますが、ここで確実に点数を積み上げたいとお考えで、且つ意欲のある方は、明日の夕方までに直接お電話にてお申し込みください。

 


 



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物分りは悪くとも

2010-11-04 15:56:34 | 日記

 

 

教室内でケータイを操作していたり、イヤホンの線が繋がっているので確認したら、音楽を聴きながら自習していたり、ひどい場合には授業中もそれをはずそうとしない子さえいます。


勿論そういう子は圧倒的少数ではあるのですが、それでも私はそういうことをここでは許しません。

一度ならず保護者の方にも注意をしましたが、驚いたことに毎回一定の割合で、保護者自身が、子供がそういうものを塾に持っていくことに疑問も抵抗も抱いていないことに毎回驚きます。

それでいて、塾での面談などで「そういうものをいじってばかりでちっともまじめに勉強しなくて」などといわれます。

 

家の中でなら仕方ないとしても、最低限、塾に行くに際して、子供がそういうものを持ち込まないようにしていただくことが必要ではないかと思います。

 

このように、学習塾の中において、勉強をすることの前に、持ち物をチェックしたり、行動面の良くないところを矯正したりするということが、年を追う毎に確実に増えてきているように思います。

 


そして、殆どの子が、こちらからのそうした注意や矯正を、たとえ少しばかり時間がかかったとしても、最後には受け入れて、本来あるべき勉強のスタイルに自らを持っていくのですから、これはやはり大人としてしなくてはならないことであるのだと改めて思います。

 


言わなくてはならないことはしっかりと言うことが大切であって、言わなくても分かってくれる、などと大人のほうから勝手に物分りの良いところを見せる必要はないのだと、そんな風に思います。

 



 

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