オーソドックスな解き方と効率重視の解き方

2011-12-03 14:59:59 | 学習塾・勉強の仕方

国語の読解問題を解くに当たって、これが完成に近づくに連れ、或いは試験本番に照準を合わせるに連れ、「問題文を読みながら解答していく」やり方を導入していく人がいます。

 

これはつまり、設問文と問題とを見比べながら問題処理をしていくもので、はじめから設問文を一気読みしないという方法です。

 

その考え方の根底には、問題の配列が設問文章の流れに沿っているという傾向把握があります。

 

こういう解き方は、これはこれで悪いことはありません。

 

なんといっても解答時間を節約するという利点が、この解答の仕方にはあります。

 

しかし、それでも尚、設問文は最後まで全部読んでから、順番に問1から解いていくというスタイルの人もいます。

 

どちらがよいかは色々な見方があるでしょう。

 

この場合、問題は基礎的学力重視の上でのオーソドックスな解き方か、問題処理効率重視かというように、問題を解いていくに際しての姿勢から考えることだと思います。

 

例えば、基礎力も無い段階で、前者の解き方をしてみても、到底目の前の問題には太刀打ちできないのではないでしょうか。

 

かといって、実際のテストなどでは、解答時間に限度がありますので、効率を求めなければならないことも事実です。

 

結局のところ、基礎力を固めることと効率を追求することとは、いわば車の両輪のようなもので、どちらも欠かさず普段から力とテクを養成していかなくてはならないということなのかもしれません。

 

 


 

 

 

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風邪引きと勉強について

2011-12-02 17:26:56 | 学習塾・勉強の仕方

いつも元気いっぱい教室にやってくる小学生の女の子が、先日ぐったりした様子でやってきました。

おでこに手を当ててみたら、微熱。

本人は残念そうでしたが、その日は無理せず帰って寝なさいといって帰しました。

残念な事に、この季節、受験シーズンとインフルエンザの流行は毎年仲良くほぼ同時期にやってくるので、もしも風邪をひいてしまったら、早めに休息をとることが何余地有効な対策ではないかと思います。

間違っても、根性を乗り越えようなどと無理をしてはいけません。

下手をしたら今までの苦労が水の泡になってしまいます。 

大人の場合ですと、たとえばある程度社会経験がある人なら体験した人もいるかと思いますが、普段忙しく、しかも緊張が続いている時は殆ど風邪を引かないということはありますよね。

そういう人は、その反動で、一度寝込んでしまうと一気にj不調のどん底に入ってしまう。この場合、休みたくても休めないという事情があるのかもしれませんが、それにしても、適度の緊張は風邪をも遠ざけるということはあるのかもしれません。

しかし、ここで書くことの対象は、そういう大人ではなく、あくまで子供のことですから、何をどういおうとも、ここでは「風邪を引いたと思ったら、とにかく休む」ことが絶対に必要だということを強調しておきたいと思います。 

無理して勉強を強行して風邪を長引かせるよりも、風邪を治す事を優先させたほうが、絶対に効率的だと思いますよ。

何日間も体調が不完全な状態で非効率に勉強するよりも、思い切って23日休んで、直った段階でまた取り組みなおせばよいのですから。

 

 


 

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