標記記事は、「ミクロネシアの小さな島・ヤップより」ブログ並びに「四トロ同窓会三次会」掲示板からの転載です。
沖縄県名護市の辺野古沖で、珊瑚やジュゴンの海を守るために、米軍普天間基地の県内たらい回しに反対して、漁港での座り込みや海上での抗議行動をしている人たちに対して、安倍政府は海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」まで差し向けて弾圧に乗り出し、「水中で政府側業者ダイバーのレギュレーターが外された」とのネガティブキャンペーンまで始めました。それに対する反撃記事です。
こんな「平和運動者は殺人者」といわんばかりの意図的なキャンペーンは、「従軍慰安婦は単なる売春婦」「沖縄の集団自決は住民が自己責任で行った"清い死"」「"命より金儲け"を望む労働者もいる」等々の、その他の一連のネガティブキャンペーンとも完全に軌を一にするものです。その先に在るのは「海外派兵」と際限の無い「薄給・ただ働き・長時間労働・奉仕道徳」が広がる、政府・財界にとっての「美味しい国」に他なりません。こんなネガティブ・キャンペーンなど、みんなの力でぶっ飛ばそう!
※以下、長くなりますが転載します。詳細については転載元ブログの記事を参照して下さい。
気になる辺野古のことだけど、宮城ヤスヒロさんのブログ・なごなく雑記によると、「ぶんご君」は密かに沖縄を離れたらしい。漫画「パジチリぶんご君」のつづきも見れるよ。
これは戦争か(ぶんご君3)(←注:転載元から張られているリンク記事)
政府の確信と過失(ぶんご君4)(同上)
宮城さんも「なにをしにきたんだろう海上自衛隊は」と思ってて、
1.辺野古海域で夜中に作業して、自然環境を破壊した。
2.アメリカと約束したオキナワへの基地建設のためには、軍隊も派遣するという断固たる姿勢を顕示した。
3.反対する非暴力の市民に、警察ではなく軍隊を投入することで県民世論を威嚇した。
4.軍隊をどのようにでも動かせる権力を持っているアベシンゾーであることを誇示した。
5.軍隊出動の報道効果で、海上保安庁や警察の市民への不当行動の印象が薄まった。
というふうに分析しておられる。
ところで沖縄タイムスのこんな記事
作業には、海上保安庁の潜水士も参加。十八日終了後、作業に当たった潜水士が「反対派のダイバーから、水中でレギュレーターを外された」とトラブルを訴えたため、反対派のダイバーの動きを警戒していたとみられる。反対派市民団体は「事実関係がはっきりしていない」と反発している。(注:以上、ここまでが当該新聞記事からの引用)
は、は、は、これ、大嘘じゃん。
まず、今回の「事前調査」こそが違法で環境を破壊することを懸念して、いま辺野古に集まっている人たちも、辺野古の米軍(=自衛隊)基地建設に反対してずっと頑張っている人たちも、徹底して非暴力で行動している。
彼らの非暴力の運動の背景については、あつこばさんのサイトを見てください。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40829158.html
それに、あの海上保安庁の「海猿」(保安庁ダイバーのこと)たるものがレギュレーター(圧力調節具:ダイバーはそのホースの一端の器具から呼吸する)をはずされたくらいで慌てたとしたら、恥ずかしくて海猿やってられないよ。そんなスキルじゃ海猿どころか、ダイビングのインストラクターだって失格だ。また、作業は必ずチームでやってるはずだから、屈強の海猿の数のほうが断然多かったはず。
上の灰色部分は当初の投稿文章。その後、あつこばさんが教えてくださった情報(コメント欄参照)によると、レギュレーターをはずされたと騒いでいる(あるいは、騒がれている)ダイバーは調査会社に雇われたダイバーとなっているらしい。
ダイビングを知らない人や初心者にとっては、「レギュレーターが口からはずれる」というのは大事のように思われるかもしれないが、どっかに引っかかったり、自分の点検不足でセカンド・ステージがマウスピースからはずれたり、まわりの人に異常に接近してお互いの器材が引っかかったりして、潜水中はよくそういう事態が起きるものだ。だから、ダイビング講習の最初の段階で、レギュレーター・リカバリーという練習をしっかりとするのです。それに、いまどきのダイバー(まして仕事で潜ってる人たち)が、予備のセカンド・ステージを装備していないとは考えられない。はずれたら、すぐにメインか予備のセカンド・ステージを確保して、くわえなおせば良いのです。こんな機材を設置するために雇われたダイバーなら、初心者であるはずがない。こんなことで死にかけたなんて騒ぐのは、ダイバーとしても恥ずかしい、というか、そんなレベルじゃ仕事にならないから雇われないでしょ。
(注)現在一般に使用されているレギュレーターには、タンクの取り付け部にあるファースト・ステージ(1段減圧部)と、口の前で最終的にまわりの水圧と同じ圧力に調整するセカンド・ステージ(2段減圧部)があります。セカンド・ステージにはマウスピースがついていて、それを口でくわえます。圧力のかかった状態ではファースト・ステージははずれないので、この件でいう「レギュレーターがはずれた」とは、セカンド・ステージ部分のこととしか考えられません。
これは、あきらかに海上自衛隊の出動を正当化するための、意図的なデマです。
そんな目にあったと訴えている海猿調査会社の作業ダイバーがいるなら、堂々とみんなの前でしゃべりなさい。
何日の、何時に、どこの地点で、何の作業中に、どういう状況で何をやられたか、
公衆の面前で訴えなさい!
それが出てこないということは、初めから大したことじゃなかったってこと。
逆に、水中では海猿を装った海自のダイバーらしき屈強の男どもを見かけたとか、海底にしがみついて機器の設置に反対しているダイバーを、蹴る、タンクをはずす、引っ張るなどの暴行を加えたのは海猿/海自/業者に雇われたヤクザダイバーだった可能性も高い。
今回の件で水中で抗議行動していたダイバーたちが沈黙しているのは、「弁護士にすべてを任せたい」という平良さんの言葉にあるように、でっち上げでも何でも防衛施設庁側はなんとか「事件」に持っていきたいわけで、それに乗せられないように注意しているからだと思う。現場にいなかったわたしたちができることは、声を大きくして、そんなのデッチ上げに決まってるじゃん、みんなご苦労さん、元気だして行こうぜ!と、エールを送ることだ。
また、この件をダイバーとしてならというニホン語になってないハンドル名でわざわざコメントしてきて「殺人行為だ」と騒いだアフォがいたけど、即>消去(笑)。すぐにまたビチビチ書いてきたけど、即>消去。(ついでに書いとくけど、「ダイバーとしてなら」じゃなくて、「ダイバーなら」がニホン語としては正しい)
↑ ↑と書いたら、ハンドル名を変えてまた書いてきた。しばらく晒しておこうかな(笑)
こういうネガティブ・キャンペーンに乗らないように、どんどん正当な情報を広めていきましょう!
ジュゴンを守るための環境アセスを!
Call for a Sound and Transparent EIA to Save the Okinawa Dugong
http://www.thepetitionsite.com/takeaction/511549172
に世界各国から署名が集まっています。
まだの方は、いますぐ、どうぞ!
いまジュゴンやサンゴやニンゲンを守り、基地に反対して行動することは、世界の人々の支持を得ています。そして、ニホンにはかつて、基地拡張を止めさせた運動の歴史があった!
エクソダス2005《脱米救国》国民運動:
戦争に加担することを拒否する非暴力不服従の闘い:半世紀前の砂川闘争から学んだこと (吉川勇一,2005)
アセス法に違反して、さらに自然破壊をおし進め、丸腰の市民に軍隊を出動させて威嚇し、彼らはいったい何を得たろうか?結果的には、われわれに突っ込みどころを提供しまくってくれたのだ。それぞれの立場と持ち場で、この突っ込みどころを攻め立てよう。
沖縄県名護市の辺野古沖で、珊瑚やジュゴンの海を守るために、米軍普天間基地の県内たらい回しに反対して、漁港での座り込みや海上での抗議行動をしている人たちに対して、安倍政府は海上自衛隊の掃海母艦「ぶんご」まで差し向けて弾圧に乗り出し、「水中で政府側業者ダイバーのレギュレーターが外された」とのネガティブキャンペーンまで始めました。それに対する反撃記事です。
こんな「平和運動者は殺人者」といわんばかりの意図的なキャンペーンは、「従軍慰安婦は単なる売春婦」「沖縄の集団自決は住民が自己責任で行った"清い死"」「"命より金儲け"を望む労働者もいる」等々の、その他の一連のネガティブキャンペーンとも完全に軌を一にするものです。その先に在るのは「海外派兵」と際限の無い「薄給・ただ働き・長時間労働・奉仕道徳」が広がる、政府・財界にとっての「美味しい国」に他なりません。こんなネガティブ・キャンペーンなど、みんなの力でぶっ飛ばそう!
※以下、長くなりますが転載します。詳細については転載元ブログの記事を参照して下さい。
気になる辺野古のことだけど、宮城ヤスヒロさんのブログ・なごなく雑記によると、「ぶんご君」は密かに沖縄を離れたらしい。漫画「パジチリぶんご君」のつづきも見れるよ。
これは戦争か(ぶんご君3)(←注:転載元から張られているリンク記事)
政府の確信と過失(ぶんご君4)(同上)
宮城さんも「なにをしにきたんだろう海上自衛隊は」と思ってて、
1.辺野古海域で夜中に作業して、自然環境を破壊した。
2.アメリカと約束したオキナワへの基地建設のためには、軍隊も派遣するという断固たる姿勢を顕示した。
3.反対する非暴力の市民に、警察ではなく軍隊を投入することで県民世論を威嚇した。
4.軍隊をどのようにでも動かせる権力を持っているアベシンゾーであることを誇示した。
5.軍隊出動の報道効果で、海上保安庁や警察の市民への不当行動の印象が薄まった。
というふうに分析しておられる。
ところで沖縄タイムスのこんな記事
作業には、海上保安庁の潜水士も参加。十八日終了後、作業に当たった潜水士が「反対派のダイバーから、水中でレギュレーターを外された」とトラブルを訴えたため、反対派のダイバーの動きを警戒していたとみられる。反対派市民団体は「事実関係がはっきりしていない」と反発している。(注:以上、ここまでが当該新聞記事からの引用)
は、は、は、これ、大嘘じゃん。
まず、今回の「事前調査」こそが違法で環境を破壊することを懸念して、いま辺野古に集まっている人たちも、辺野古の米軍(=自衛隊)基地建設に反対してずっと頑張っている人たちも、徹底して非暴力で行動している。
彼らの非暴力の運動の背景については、あつこばさんのサイトを見てください。
http://atsukoba.seesaa.net/article/40829158.html
それに、あの海上保安庁の「海猿」(保安庁ダイバーのこと)たるものがレギュレーター(圧力調節具:ダイバーはそのホースの一端の器具から呼吸する)をはずされたくらいで慌てたとしたら、恥ずかしくて海猿やってられないよ。そんなスキルじゃ海猿どころか、ダイビングのインストラクターだって失格だ。また、作業は必ずチームでやってるはずだから、屈強の海猿の数のほうが断然多かったはず。
上の灰色部分は当初の投稿文章。その後、あつこばさんが教えてくださった情報(コメント欄参照)によると、レギュレーターをはずされたと騒いでいる(あるいは、騒がれている)ダイバーは調査会社に雇われたダイバーとなっているらしい。
ダイビングを知らない人や初心者にとっては、「レギュレーターが口からはずれる」というのは大事のように思われるかもしれないが、どっかに引っかかったり、自分の点検不足でセカンド・ステージがマウスピースからはずれたり、まわりの人に異常に接近してお互いの器材が引っかかったりして、潜水中はよくそういう事態が起きるものだ。だから、ダイビング講習の最初の段階で、レギュレーター・リカバリーという練習をしっかりとするのです。それに、いまどきのダイバー(まして仕事で潜ってる人たち)が、予備のセカンド・ステージを装備していないとは考えられない。はずれたら、すぐにメインか予備のセカンド・ステージを確保して、くわえなおせば良いのです。こんな機材を設置するために雇われたダイバーなら、初心者であるはずがない。こんなことで死にかけたなんて騒ぐのは、ダイバーとしても恥ずかしい、というか、そんなレベルじゃ仕事にならないから雇われないでしょ。
(注)現在一般に使用されているレギュレーターには、タンクの取り付け部にあるファースト・ステージ(1段減圧部)と、口の前で最終的にまわりの水圧と同じ圧力に調整するセカンド・ステージ(2段減圧部)があります。セカンド・ステージにはマウスピースがついていて、それを口でくわえます。圧力のかかった状態ではファースト・ステージははずれないので、この件でいう「レギュレーターがはずれた」とは、セカンド・ステージ部分のこととしか考えられません。
これは、あきらかに海上自衛隊の出動を正当化するための、意図的なデマです。
そんな目にあったと訴えている海猿調査会社の作業ダイバーがいるなら、堂々とみんなの前でしゃべりなさい。
何日の、何時に、どこの地点で、何の作業中に、どういう状況で何をやられたか、
公衆の面前で訴えなさい!
それが出てこないということは、初めから大したことじゃなかったってこと。
逆に、水中では海猿を装った海自のダイバーらしき屈強の男どもを見かけたとか、海底にしがみついて機器の設置に反対しているダイバーを、蹴る、タンクをはずす、引っ張るなどの暴行を加えたのは海猿/海自/業者に雇われたヤクザダイバーだった可能性も高い。
今回の件で水中で抗議行動していたダイバーたちが沈黙しているのは、「弁護士にすべてを任せたい」という平良さんの言葉にあるように、でっち上げでも何でも防衛施設庁側はなんとか「事件」に持っていきたいわけで、それに乗せられないように注意しているからだと思う。現場にいなかったわたしたちができることは、声を大きくして、そんなのデッチ上げに決まってるじゃん、みんなご苦労さん、元気だして行こうぜ!と、エールを送ることだ。
また、この件をダイバーとしてならというニホン語になってないハンドル名でわざわざコメントしてきて「殺人行為だ」と騒いだアフォがいたけど、即>消去(笑)。すぐにまたビチビチ書いてきたけど、即>消去。(ついでに書いとくけど、「ダイバーとしてなら」じゃなくて、「ダイバーなら」がニホン語としては正しい)
↑ ↑と書いたら、ハンドル名を変えてまた書いてきた。しばらく晒しておこうかな(笑)
こういうネガティブ・キャンペーンに乗らないように、どんどん正当な情報を広めていきましょう!
ジュゴンを守るための環境アセスを!
Call for a Sound and Transparent EIA to Save the Okinawa Dugong
http://www.thepetitionsite.com/takeaction/511549172
に世界各国から署名が集まっています。
まだの方は、いますぐ、どうぞ!
いまジュゴンやサンゴやニンゲンを守り、基地に反対して行動することは、世界の人々の支持を得ています。そして、ニホンにはかつて、基地拡張を止めさせた運動の歴史があった!
エクソダス2005《脱米救国》国民運動:
戦争に加担することを拒否する非暴力不服従の闘い:半世紀前の砂川闘争から学んだこと (吉川勇一,2005)
アセス法に違反して、さらに自然破壊をおし進め、丸腰の市民に軍隊を出動させて威嚇し、彼らはいったい何を得たろうか?結果的には、われわれに突っ込みどころを提供しまくってくれたのだ。それぞれの立場と持ち場で、この突っ込みどころを攻め立てよう。