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井下粉砕闘争に決起せよ!

2014年11月10日 22時13分12秒 | 職場人権レポートVol.3
 久しぶりに「職場人権レポート」カテゴリーの記事を書く。今度も例のバカ社員・井下がらみの内容だ。
 前にも書いたが、私の勤務先は某大手スーパーの物流センターで、私はそこの請負業者の契約社員として働いている。
 そこで先日、こんなバイト同士のトラブルがあった。
 その日は特売セールの関係で、どこの商品仕分けラインもてんてこ舞いだった。各ラインとも通常の2倍近くまで物量が跳ね上がっていた。
 当然、いつもの一人だけでは通常時間内には仕分けが終わらないので、他の部門で作業が終わった所から順次応援に入ってもらったりしていた。
 その中で、あるラインには全然応援が来ないのに、別のラインには2人も応援が来たりといった人員配置のアンバランスが生まれ、バイト同士のいさかいに発展してしまったのだ。

 もう少し詳しく時間を追って説明する。
 その日11月6日(木)の午前中も、私たちのチームは、いつも通り5番から8番までのラインに1人ずつ入って、ハム・ソーセージの仕分けを行っていた。いつも最低限の人数で回しているので、どんなに物量が多い日でも最初は1人作業でスタートだ。
 その中で、7番のラインでちょっとした仕分けミスを発生させてしまい、急遽そこにまず1人応援が入った。そのお蔭で結果的に7番が一番早く終わった。それで7番のバイトが、次に遅れていた私が担当していた8番ラインに応援に入って来た。しかし、その8番ラインにも既に応援が1人入っていたので、それを見た6番ラインのバイトが、「何故俺のラインにはまだ1人も応援が来ていないのに、既に応援が入っている8番を応援するのか」と、7番ラインのバイトに食って掛かったのだ。

 6番ラインのバイトの怒りはもっともだ。いくら7番や8番が多いと言っても、他のラインと比べ2倍も3倍も差がある訳ではない。せいぜい2割、3割増しの差でしかない。その中で前述の様な事をされれば、誰だって怒るだろう。
 その点については、8番ラインに入っていた私も反省している。7番のバイトが入って来た時に、「もうこちらには既に応援が入っているので、他のラインに応援に行けば」と言うべきだった。でも、その時私は自分の作業をこなすのに精一杯で、周囲の状況が全然見えていなかった。
 ただ、7番ラインのバイトにもそれなりの言い分があったようだ。
 それによると、「自分のラインが終われば8番にまず応援に入れ」と、別の先輩バイトから事前に指示されていたとの事だ。何故なら、7番・8番ラインは単に物量が多いだけでなく、ちょうど作業場中央部の最も混雑する位置にあるからだ。いつもラインの前を、右からも左からもカゴ車やドーリーやカートやフォークリフトが最も頻繁に行き交っている場所なのだ。おまけに、中央部に位置する事で、用具類の保管場所には好都合だとか、朝礼場所にもなっていて比較的目が届きやすいといった理由で、下請業者の備品類や私たちが作業で使う帳票類や預かり商品までもが、全部ラインの周辺に仮置きされている為に、余計に手狭になってしまっているのだ。(上記の作業場見取図参照)

 それを聞いて私は思った。一番悪いのは、そんな状態を今まで放置してきた会社であり、それを改善しようともせず、我々バイトにばかり責任をなすりつけてくる井下ではないのか。
 もちろん、状況判断を誤った7番のバイトや、それを正さなかった8番の私も悪いと思う。事前に先輩から「8番に入れ」と指示されていた事についても、現場の状況は刻一刻と変わるのだから、臨機応変に判断して、「まだ応援の入っていないラインに先に入って良いか」と、7番のバイトが先輩に確認すべきだったと思う。
 でも、そんな事は、本来はバイトではなく社員がすべき仕事ではないのか。「最も周辺が混雑する8番に入れ」と事前に指示したり、「状況が変わったから、まだ応援の入っていない5番か6番に入れ」と指示したりするのも、本当は「先輩バイト」なんかではなく社員がすべき事だろうが。
 もちろん、社員がいない時は先輩やベテランバイトが、社員に成り代わって指示を出したり、臨機応変に対応したりしなければならない場合はある。しかし、それはあくまでも社員が不在の場合であって、基本的には社員がすべき事だ。
 そうでなければ、「一体何の為に社員がいるのか」と言わざるを得ない。ボーナスや退職金や昇給・昇格がバイトにはなく社員だけにあるのも、それだけの責任が社員には求められているからだろう。待遇はバイトのままで責任だけ社員並みの物を押し付けようと、もし会社が思っているとしたら、そんな虫の良い話は無い。もし、そんな理屈が通るなら、社員なんて一切要らない事になる。社長まで含めてバイトにしなければ不公平だ。
 ところが井下と来たら、担当社員のくせに指示らしい指示は何もせず、全てバイト任せにして、そのくせバイトがミスした時だけ偉そうに揚げ足取るだけではないか!

 そして会社も、それを見て見ぬふりするだけではないか!今回のトラブルについても、最大の責任は会社にある。いつも混雑するようなレイアウトを、改善せずにそのままずっと放ったらかしにしてきたから、今回のようなトラブルも起こったのだ。
 ダメ社員の井下の問題も、社員育成を怠ってきた会社にこそ最大の責任がある。そもそも、これだけ大きな規模の現場を、井下を含めてたった2人の社員だけで回せるはずがないのだ。最低でも3人はいる。それが実際には現場に常時いる昼勤者の社員はたった2人だけで、夜勤の時間帯もそれと同じ位しかいない。その正社員も、はっきり言って同業他社よりもはるかにレベルが劣る。
 井下がその良い例だ。部下の管理や指導が一切出来ず、どこも引き取り手が無いからと言って、20年近くも同じ部署に塩漬けにして、他の社員も見て見ぬふり。この事一つとってみても、この会社の無責任さ、いい加減さが良く分かる。他の会社では考えられない事だ。これでは、バイトだけでなく社員も消耗品扱いしていると見られても仕方ないだろう。そういう意味では、井下もこの会社の犠牲者ではある。
 しかし、それでも井下にもそれ相応の責任はある。もう20年以上もこの会社に勤め、もう40歳を超えた好い大人だと言うのに、いまだに自らの置かれた立場を自覚せず、業務改善の提案も意見具申もせず、バイト個人に責任転嫁や八つ当たりするだけなのだから。それでは皆から嫌われるのも当たり前だ。

※井下の行状については以下の過去記事も参考にして欲しい。何故私がここまで怒りをあらわにするか分かっていただけるかと思う。
 有休泥棒を許すな!(8月22日)
 もういい加減にせえ!(6月14日)
 年末年始のささやかな勝利(2013年1月2日)

 このままでは、またいつ何時、同じようなトラブルが起きるとも限らない。そう思った私は、その日のうちに、副所長に今回の件について報告した。但し、バイトの個人名は一切出さずに、トラブルの内容だけをかいつまんで伝えた。それと言うのも、今回のトラブルの原因は個人ではなく会社にあると思うからだ。
 そして最後に、「井下をこのまま放置しておいたら、またいつ何時同じ様なトラブルが起こるかも知れませんよ」と釘を刺しておいた。ここまで言えば、いくら無責任会社の事なかれ主義の管理職でも、自分の尻に火が付いたままにはしておけないだろう。それでも会社が「バイト同士の内輪もめ」に話をすり替え、当事者バイトへの処分だけで済まそうとするなら、その時はこのブログ記事も含め一切の記録を、事件の証拠として労働基準監督署なり裁判所なり然るべき公的機関に提出するつもりでいる。
 なるほど会社の体質は一朝一夕(いっちょういっせき)には変わらない。しかし、それでも井下がいなくなるだけでも職場の雰囲気は大幅に好転するはずだ。確かに井下も無責任会社の犠牲者には違いないが、それでも我々バイトからすれば「会社の犬」「資本家の手先」「労働者の敵」でしかない。無責任で、事なかれ主義で、何でもバイト個人のせいにして、己の保身しか眼中にないという点では、会社も井下も同罪だ。これ以上の犠牲者を出さない為にも、井下粉砕闘争に決起せよ!「労働者の敵」井下をこの職場から叩き出せ! 
コメント (1)
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