前々回記事「井下粉砕闘争に決起せよ!」の続編です。但し、続編と言っても、「遂に私がブチ切れて社員の井下を殴ってしまった」とか、そういう話ではありませんのでご安心を。
前々回記事のコメント欄にも書きましたが、バイト同士の言い争いがあった翌日も、現場で副所長と話をしました。左上写真が、当該記事にも掲載した、その時の現場見取図の一部です。
その中の「帳票類等」と書かれている場所には、他にも夜勤作業で出た空のカゴ車やカートも折りたたまれて並べられています(図中のAの位置)。しかし、その空カゴ車や空カートも、てんでばらばらな向きで置かれているので、朝からの作業で出た空カートがそこには置けず、また別のBの位置に場所を確保しておかなければならなくなっていました。その為に、ただでさえ手狭な7・8番ライン周辺が、更に手狭になってしまっていました。「まずは、このAの場所の空カートを、同じ向きに整列して置くように出来ないか」という事を、副所長と話していたのです。
そうしたら早速、副所長が夜勤の責任者と話をつけてくれたようです。もうその翌日には、空カートが右上写真のように、きちんと整列して置かれるようになっていました。これは朝礼前に撮影した携帯写真なので、カートの前で座り込んで休憩しているバイトの姿も写り込んでいますが。
このように、カートをきちんとラインと同じ向きに整列して置いてくれれば、朝からの作業で出たカートも、ここに継ぎ足して置く事が出来るようになるのです。カートの片付け場所をわざわざ別に確保しなくても。たったこれだけでも、7・8番ライン周辺の混雑がかなり緩和されました。
「その他の、帳票類や下請け業者の備品の置き場所見直しなどの課題についても、これから話を進めていく。」「そして来年になれば、構内レイアウトの大幅変更にも着手する。」「その時には、今のような商品搬入口と出荷場所が混在した様なレイアウトではなく、入荷と出荷の流れも完全に分離する。」と、副所長から回答がありました。
「このままこの状態を放置すれば、また同じようなバイト同士のトラブルがこれからも起こるぞ」という私の「脅し文句」が、やはり最後の決め手になったのでしょうか。井下のバカさ加減はその後も相変わらずですが、まずは一つ業務改善が図られた事をここに報告しておきます。