アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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社内には他にも仲間がいた

2015年05月28日 21時23分04秒 | 都構想・IRカジノ反対!


 大阪住民投票の期間中に、職場でも周囲のバイト仲間には出来る範囲で都構想反対を訴えてきた私でしたが、その中で、ひょんな事から、私の他にも、職場に同じ志を持つ仲間がいる事を知りました。本日、その仲間のCさん(仮名)ご本人の承諾を得て、その事を知るまでの経緯(いきさつ)を当ブログに公開したいと思います。

 まず、住民投票翌日の5月18日。出勤時に更衣室前の廊下で、制服に着替え終わり現場に降りようとした私が、入れ替わりに出勤してきたCさんという同僚バイトとすれ違った際に、Cさんからいきなり「住民投票で大阪市が廃止されなくて良かった!」と話しかけられました。
 私も、それに応えて「Cさんも投票行ってくれたのですか!都構想否決されて良かったですね!二重行政の解消とか何とか言っても、橋下は市民の税金をカジノ誘致につぎ込みたいだけですからね!」と、言葉を交わしました。しかし、始業前の慌しい時間の中では、それ以上は何も話せませんでした。私は、これに気を良くして、Cさんにもブログ記事のコピーを渡す事にしました。

 そして翌19日の出勤時に、直近のブログ記事「老害ではない、ブラック市長に対する住民自治の勝利だ」のコピーを渡し、「フッター記載のアドレスか、ブログタイトルで検索してくれれば、私のブログにアクセスできる」旨を彼に伝えた所、彼は何と私のブログを「既に何度か閲覧している」と。そして、「明るい会」「大阪市をよくする会」の内部資料をくれました。
 その裏には、住民投票の賛否の票差が最大だったのは平野区だが、反対票の割合(反対率)が最大だったのは大正区(56.03%)で、平野区(55.28%)は第2位である事を示した一覧表が載っていました。(上記写真参照)
 私はCさんに「貴重な資料を提供してくれて有難う」と返事しましたが、よく観ると、その資料の表面には「明るい民主大阪府政をつくる会」「大阪市をよくする会」両団体事務局長連名による声明文が載っています。「新聞記事やブログ記事のコピーならいざ知らず、なぜこのような内部資料をCさんが持っているのだろう?ひょっとしたら・・・」という事で・・・・。

 22日の出勤時に、Cさんに当該資料の入手先を聞いたら、「実は僕、JCP(日本共産党)なんですよ」との返事が。更衣室には他のバイトも着替え中だったし、いつ誰が入って来るか分からないので、「JCP」と言う表現をしたのでしょう。それに、私なら「JCP」でも通用するだろうとも。
 「ああっ、休憩室にはスポーツ新聞や週刊誌や漫画の束が積み重ねてある、こんな場末の3Kブラック企業にも、共産党員やその支持者がいたのだ!今まで、組合結成の勧誘をしたり、ブログ記事のコピーを配布するような活動をしているのは、社内で私だけだと思っていたが、実は他にも支持者がいたのだ。私が今まで知らなかっただけで」と、感激する事暫し。私も元共産党員で、今も個人加盟のユニオン(労働組合)に入っている事を、彼に逆にカミングアウトしました。

 そして、ひょっとしたら、今回の事がきっかけで、組合分会の旗揚げまで行くかも・・・という淡い期待を胸に、本日28日、Cさんに、前述の経緯についてのブログ公開の可否と、ユニオンへの加入を打診してみました。そうしたら、ブログ公開についてはすんなり承諾してもらえましたが、ユニオン加入については、「もう既に地元の地域で色々活動しているので、これ以上、新たな所に加入したら、もう首が回らなくなる」との返事で、承諾をいただけませんでした。
 私も以前は共産党員だったので、その辺の事情については理解できます。確かに、諸々のカンパ、署名集めや機関紙拡大、選挙の応援など、色々とやらなければならない事は山ほどあります。でも、その一方で、共産党員であればなおさら、今のブラック企業の現状や、労働条件改善について、もっと我が事として捉えて欲しい、という感じもします。

 ここで、初めての読者もおられるでしょうから、私がなぜユニオンに入るようになったのか、その経緯を簡単に説明しておきます。
 数年前に前任地で、業務発注元のスーパーが、必要備品のドーリーすら、なかなか発注してくれずに、慢性的なドーリー不足の中で、重量物をカゴ車からドーリーにわざわざ積み替えなければならなくなり、下請けの私の会社もそれに何も言えず見て見ぬ振りする中で、私が怒って、労働組合の無い会社のバイトでも入れる、個人加盟のユニオンに加入したのが最初のきっかけです(詳細記事参照)。その後、この今の職場で、労災絡みの嫌がらせを受けた時にも、ユニオンには少なからずお世話になりました。
 だから、ユニオンの名前で活動しなくなった今でも、毎月1200円の組合費だけは律義に払っています。但し、私が今この職場で不定期にやっているブログ記事配布活動などは、組合活動というよりも、むしろそれ以前の、バイトの中に蔓延(まんえん)する、「どうせ何を言ってもムダ」という「諦め根性」「負け犬根性」「奴隷根性」を、なんとかして払拭(ふっしょく)したいという思いで、私が勝手にやっている事です。別に組合員だからというつもりで活動している訳ではありません。もちろん、最悪何かあった時には、ユニオンにも援助は求めるつもりですが。

 いずれにしろ、今まで孤軍奮闘を決めこんでやって来たのが、実は他にも同じような事を考えている人がいたと知り、大いに励まされました。
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