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社員のパワハラに断固抗議する

2016年12月25日 11時27分59秒 | 職場人権レポートVol.3

(1)  社員のパワハラに断固抗議する。

 昨日12月24日(土)に社員の❌❌からパワハラを受けた。

 当日は朝から農産PC仕分け作業で使用するドーリー(台車)が全然足らなかった為、午前8時頃に仕分け作業場で、たまたま見かけた社員の❌❌に、ドーリー不足がずっと放置されてきた事に対して少々キツイ口調で詰問した。そうしたら「自分の所で使うドーリーぐらい自分で確保しろや!」と偉そうに言ってきたので、更に問い詰めると、いきなり❌❌の方から掴みかかって来た。バイトの私に対して、社員の❌❌の方から先に暴力を振るった事を、ここでまずはっきりさせておく。

(2)  社員の怠慢が引き起こした年末の備品ショート

 当日のドーリー不足は生半可なものではなかった。

 仕分け作業に必要なドーリーは、最低でも仕分け店舗数と同数の85台は必要だ。私は普段から通常よりも30分速く出勤して午前6時半から作業準備にかかっているが、それだけ早く出勤してドーリーをかき集めても30台ぐらいしか確保できなかった。これだけでは最初のセッティングも出来ないので、最初に仕分けするクレート納品の玉葱259ケース(10段積み26台分)を店舗別にバラしながら、同時にセッティングも行うようにした。そのお陰で、通常なら午前7時半で終わる作業を8時10分頃までかかってしまった。それも、別のバイト(□□さん)が手伝ってくれたお陰で、まだその程度の作業遅延で済んだのだ。 

 そんな状況なのに、鉄キャリーでも仕分けできるコンテナ納品の北海黄金(じゃが芋)147ケース(7段積みで21台)が、今までと同じようにドーリーに積まれて置かれていた。鉄キャリーにはコンテナは難なく積めるが、クレートを積むとサイズが合わずにゴソゴソになり、非常に不安定な荷姿となる。これでは商品破損や転倒事故の原因にもなりかねない。

 その北海黄金だけでも鉄キャリーに積んでくれていたら、その分ドーリー21台が新たに捻出でき、ひょっとしたら最初からセッティングできたかも知れない。ドーリーの絶対数が不足する中では、たかが20台でも確保できるかどうかは大きな違いだ。

 そのような危機感がウチの会社の社員には全然ない。❌❌なぞ、その典型だ。だから、敢えて❌❌にキツイ口調でドーリー不足の件を問い詰めたのだ。

(3)  業務委託元の怠慢も社員自ら招き寄せたものである。

 そもそも、年末年始の繁忙期に取り扱う荷物の量が増える事は、毎年分かっている事だ。事前に物量予測して必要数の備品を確保しておけば良いだけなのに、毎年それが出来ずに、相も変わらず備品不足で駆けずり回らなければならない。何度同じ過ちを繰り返せば気が済むのか。

 しかも、行き当たりばったりで備品購入を進めた為に、ドーリー類だけでも赤ドーリー・青ドーリー・鉄キャリーの3種類、カゴ車類もSカゴ・Lカゴ・青カゴの3種類と、数は足らないのにやたら備品の種類ばかり多くなってしまった。在れば保管場所確保に困り、無ければ備品確保にかけずり回らなければならない状況で、非常に作業のやりにくい現場になってしまっている。

 その不手際を社員に指摘すると、いつも返って来るのが、「会社としてもスーパー・✖️✖️に備品購入のお願いはしている。しかし、備品購入の決済権は最終的に✖️✖️にあり、我々は下請けの業務請負会社としてそれを使うしかない」という答えだ。

 しかし、「一応言っておきました」だけで社員が務まるなら、これほど楽な事は無い。そんな体たらくだから業務発注元のスーパーからも「舐められる」のだ。業務を円滑に進めるのに、元請けも下請けも関係ないだろう。勿論、コスト削減についても考えなければならないが、前述の「行き当たりばったり」の備品購入を黙認している事からも、ウチの社員がそこまで考えているとは到底思えない。実際は、下請けである事を口実に社員が怠慢こいてるだけじゃないか。そのトバッチリを最も食うのは現場で働くバイトだ。バイトから偉そうに言われなくないなら、言われるような事をするな!

  

左:ドーリー(赤ドーリー)に積まれたクレート詰めの商品。中央:鉄キャリーに積まれたコンテナ詰めの商品。右:青ドーリー。元々、ドーリー系の備品は赤ドーリーと鉄キャリーの2種類だけだったが、それを1つの種類に一本化しようという事で青ドーリーが開発された。青ドーリーには落下防止の爪が片方(水色側)にしかないのも、クレートよりも丈(たけ)が長く赤ドーリーには積めないコンテナも積めるようにする為だ。しかし、いつのまにか備品の一本化構想は立ち消えになり、備品の種類を逆に増やすだけに終わってしまった。

 (4)  パワハラの背景にある社畜の奴隷根性

 普段から❌❌の朝礼は「話の内容が分かりにくい」と定評がある。嘘だと思うならバイトの誰かに聞いてみるが良い。「説得力のある分かりやすい説明で感動した!」と言うヤツなんか一人もいないから。

 「話の要領が得ない」「何言っているか全然分からない」「どうでも良い事やバイトの揚げ足取るような事ばかり言って、イレギュラーな連絡などの一番肝心な事を全然言ってくれない」というのが、不評の主な内容だ。その原因の一つに、三人称(自分以外の上司など)をみだりに多用する話し方があると、私はにらんでいる。

 「いつから、どの場所で、このようにやり方を変更する」と、具体的に5W1Hを明確にして、端的に結論から言ってくれれば分かりやすいのに。ところが❌❌と来たら、5W1Hを曖昧にしたまま、「上役の、上層部の誰それが言うには」と、頭に余計な修飾語ばかり付けるので、一体何が言いたいのか分かりにくくなるのだ。

 そして、朝礼などの表向きの場で話す時だけ、言葉使いがやたらバカ丁寧なのだ。「〇〇部長がそう仰っていたので、皆さんもそうして下さいね」というように。話し方が慇懃無礼(いんぎんぶれい=内容はぶしつけだが表現だけは丁寧)なので、余計に話がダラダラと長くなってしまい、話が聞き取りにくいのだ。そのくせ、現場でバイト個人に指示する時は、朝礼とは打って変わって私に言い放ったような高圧的な物言いになる。それで過去にも他のバイトと何度も揉め事を起こしている。それでいながら、マイク放送でバイト全員に指示しなければならなくなると、途端にモゴモゴとドモってしまう。

 要は内弁慶なだけなのだ。上司にはペコペコこびへつらい、その反動で部下のバイトにはつらく当たる。常に自分の保身ばかり考え、責任を全てバイト個人に擦り付ける。正に「虎の威を借りる狐」そのものだ。だから、備品購入に際しても、上司やスーパーには何も言えず、「自分の所で使うドーリーぐらい自分で確保しろや!」と、ヒステリーを起こしてバイトに当たり散らすしか能がないのだ。

 (5)  根本的なパワハラ防止策を要求する。

 私に振るった暴力も勿論許せないが、私が怒っているのはそれだけではない。

 ❌❌の根本的な問題点は、彼が社員の職分を全く理解していない事にある。

 バイトに偉そうに言うのが社員の仕事か?あるいは、バイトと同じ様に仕分けしたり物を運ぶだけが社員の仕事か?違うだろう。仕事やバイトの事を考えて、少しでもバイトが楽に効率良く作業できるように、労働環境を整え業務改善を図るのが、社員として一番大事な仕事だろう。その為に、社員としての給与をもらい、バイトにはない権限も与えられているのだろう。

 ところが❌❌と来たら、その社員としての一番大事な任務を放棄して、バイトに偉そうに当たり散らすだけじゃないか!あるいは、バイトと一緒になって、商品を仕分けしたり搬送したりするだけじゃないか!カゴ車配置のレイアウト図掲示や床の境界線表示を、一体誰がやったと思っているのか?社員が何もしてくれないから、全部私が作業の合間にしたんじゃないか!こんな仕事、本当はバイトではなく社員がすべき事なのに。

 この私の意見に対して、「何も年末の忙しい時に、そこまで言う必要ないじゃないか」という人もいるかも知れない。その人に逆に聞きたい。今まで十分時間はあったはずだ。その間誰も何もしなかったから、年末にまで問題を持ち越してしまったのだろう。

 もはや上辺だけ、口先だけの謝罪なら不要だ。今までの業務改善サボタージュでバイトに散々迷惑をかけた事も含めて謝罪し、今後は心を入れ替えて労働環境を整え業務改善を図るようにする事を、きちんと文書で確約しない限り、私は❌❌の謝罪を受け入れる事は出来ない。

以上

 

 

 事件が起こった12月24日当時の状況。当日は備品のドーリーが全然なかったので、クレートに入った玉葱を店舗別に仕分けながら、壁側からドーリーのセッティングを進めていかざるを得なかった。

 上記4枚の写真の中で、右下写真の鉄キャリーについては、重くて不安定なので、青ドーリーを使用するようになってからは使わなくなった物だ。それが、赤ドーリーも青ドーリーも不足するようになり、急きょ又使うようになったのだ。でも、元々コンテナの荷受け・仕分け用に使っていた物なので、クレートを積むと隙間が開いてゴソゴソになり、非常に倒れやすくなる。

 当日はそんな切羽詰まった状況だったにもかかわらず、❌❌は自分たち社員の無策を棚に上げ、バイトの私に対して「自分の所で使うドーリーぐらい自分で確保しろや!」と言い放ち、暴力まで振るったのだ❗️

(注)上記の会社提出文書をブログに転載する際に、固有名詞等を他の言葉に置き換えました。

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部長面談の要旨 (プレカリアート)
2016-12-27 06:20:37
昨日、本社から部長が来られて記事のパワハラの件で面談してもらった。パワハラの件については、それまでも所長や副所長とそれぞれ15分程度の面談があったが、1時間も時間を取って面談してくれたのはこれが初めてだ。以下、その面談内容の要旨をかいつまんで報告する。

面談はまず雑談から入った。自分で書くのも何だが、私の説明文が非常に分かりやすいと褒めて戴いた。「翻って私は昔、文章が書くのが下手で若い頃はよく上司に怒られた。30代になって文章を書くコツが分かってからようやく文章が書ける様になった」と部長。
そこから今の社員の知的レベルの低さに話が及び、「今回のパワハラも自己表現が下手な社員がヒステリーを起こした結果起こしたものだ。明白な暴力行為で、絶対やってはいけない事を社員がやってしまった。当該社員については、この私の抗議書も読ませて、口頭だけでなく誓約書として文書の形で謝罪表明させる」と部長。
そして、「これを機に普段の当該社員の働きぶりについても聞かせて貰おう」という話になり、「この会社には(粕裏の様な)いつもボォーッとしている『真昼の行灯』みたいな社員と、(当該社員のバカ上の様な)すぐヒステリーを起こして逆切れする『モンスター』みたいな社員しかいない。バカ上は今までも他のバイトとも何度もトラブルを起こして来た。勤務態度も不誠実で、自分から朝礼召集の号令を掛けておきながら、バイトを散々待たした末に、中止の連絡もせずに勝手に朝礼を流したり、朝礼でも肝心な事は言わずにお題目や揚げ足取りみたいな事ばかり言う。それで皆頭に来て、✖️✖️さんまでブチ切れた事があった」(私)、「何、あの温厚な✖️✖️さんまでブチ切れたのか。そりゃあよっぽどの事だな」(部長)。
そこからバカ上の朝礼での話し方、バイトへの指示の仕方に話が及び、「何かと言えばすぐ上司がどう言ったこう言ったと言うのは止めて欲しい。バイトは何も上司の為に仕事をしているのではない。聞いていて非常に気分が悪い。そんな事言っている暇があるなら、もっと5W1Hを明確にして具体的な結論から先に言って欲しい」(私)、「正に『虎の威を借る狐』だな。そうやって上司を盾にする事で自分の能力不足を誤魔化している」(部長)。
そして最終的に下記の結論に落ち着いた。
①誓約書として文書の形で私に謝罪させる。
②偉そうな物言いをしない。
③朝礼などですぐに上司や幹部を引き合いに出すのは止める。そんな暇があるなら、もっと具体的に分かりやすい説明をするよう心がける。
④但し、「社員としての本分を自覚し、労働環境の整備や業務改善に努力する」という要求項目については、もう少し待って欲しい。確かにもっともな主張だが、メモもロクに取れない社員にいきなりそんな事を要求しても、パニックを起こすだけだから。
以上の4点で落着したが、第4項目もそんなに難しい内容ではないと思いが。私も、何も「いきなり成果を出せ」と言っている訳ではなくて、あくまで「努力せよ」と言っているに過ぎないのだが。うがった見方をすると、第4項目については上司や会社の責任も問われるので、今度は部長がバカ上を盾にして避けたのではないかとw。
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