以前お知らせしたように、平日の夕食は生協の宅配弁当を頼む事にしました。まずは5食で2650円の「おかず4品コース」弁当で利用を始めました。利用開始前する前の週に、生協の担当者が自宅に説明に訪れ、出資金を払って生協に加入しました。代金引き落とし口座の登録も済み、翌週の月曜日からいよいよ弁当の宅配が始まりました。
弁当が配達されるのはお昼前後です。平日は私は仕事で家にいませんから、ドライバーは弁当入りの保冷箱を玄関ドアの前に置いて帰ります。仕事から帰って来た私は保冷箱を家の中に入れ、保冷箱を開けて弁当がちゃんと入っているか、包装のラップが破かれて中身がつまみ食いされていないかを確認します。
保冷箱の中には、弁当以外に、来週の献立や生協からのお知らせが書かれたチラシも同封されています。保冷箱なので冷却効果はありますが、それでも当日夜22時までには開封して食べてしまわなければなりません。今はもう職場の飲み会もなくなったので、帰りが22時以降になる事はまずありません。だから何の問題もありません。
食べた後は弁当の容器を水洗いし、蓄冷材や緩衝材と一緒に保冷箱に入れて、再び玄関ドアの外に置いておきます。すると翌日の弁当配達時に、ドライバーがそれを持って帰ります。
最初の1週間は5日で2650円の「おかず4品コース」を注文。初回8月22日(月)のメニューは赤魚ときのこの黒酢あんかけ、豚肉の和風玉ねぎソース和え、切干大根と昆布の酢の物、ひき肉とメンマの炒め物。熱量302kcal、塩分1.7g。冷蔵庫に残っていた野菜サラダとインスタント味噌汁も付けていただきました。
以前も書きましたが、私の部屋には電子レンジとポットの他は、一口コンロのIHのミニキッチンと、ワンドア式で冷凍庫もない小型冷蔵庫しかありません。冷凍商品の買い置きが出来ないので、自炊できる料理も限られていました。これでは、せっかく自炊しても、節約の効果は限られています。その上、毎日同じようなおかずばかりになってしまい、それがストレスになっていました。
それが、自炊から宅配弁当に切り替えた事で、①献立を考える手間が省け、②食材の賞味期限を気にする必要もなくなり、③色んなおかずを少量ずつ食べる事が出来、④一人暮らしなので食べれる量に限りがある為、腐らせてはいけないと、無理に大量に食べる必要もなくなり、⑤日持ちのしないおかずも食べる事が出来るようになり、ようやくストレスから解放されました。
その一方で、この弁当メニューでは、どうしても空腹を満たす事が出来ません。多分、一人暮らしの高齢者を想定したメニューになっているのでしょう。しかし、このボリュームでは、働き盛りの中高年の肉体労働者は、とても空腹を満たす事は出来ません。そこで、もう来週からは、ワンランク上の「食べごたえ4品コース」に変更する事にしました。前の週の木曜日までに電話すれば、注文の変更や取り消しが出来ます。
8月23日(火)のメニューはハンバーグデミソース、もやしと玉子のカニカマあんかけ、オクラのなめたけ和え、パプリカのじゃこ炒め。熱量300kcal、塩分3.1g。これだけでは物足りないので、冷奴も付けて食べます。
8月24日(水)のメニューはアジのみそ幽庵焼き、鶏肉の唐揚げ、青のりポテトサラダ、こんにゃくのおかか煮。熱量400kcal、塩分2.0g。
8月25日(木)のメニューは豚肉の梅風味炒め、エビ餃子・しゅうまい、さつまいもと枝豆のサラダ、冬瓜とツナの炒め煮。熱量301kcal、塩分2.0g。
8月26日(金)のメニューはホタテのちゃんちゃん焼き風、ジャージャー麺風、白菜ときくらげのさっぱり和え、小松菜とあげの煮物。熱量304kcal、塩分2.7g。
2週目からは5日で3150円の「食べごたえ4品コース」に変更。変更初日8月29日(月)のメニューはエビのチリ玉子ソース、豚肉と野菜の青しそ風味、ほうれん草とひき肉の和え物、カリフラワーのマリネ。熱量354kcal、塩分3.3g。
この「食べごたえ4品コース」の弁当箱は使い捨て容器で、それまでの「おかず4品コース」の様に返却する必要はありません。返却するのは保冷箱と蓄冷材、緩衝材だけです。
8月30日(火)のメニューは豚肉と野菜の柚子味噌炒め、白はんぺんフライ、小松菜とちりめんのおひたし、紅あずまのサラダ。熱量442kcal、塩分2.6g。
8月31日(水)のメニューはチキン南蛮(タルタルソース付)、冬瓜のひすい煮、いんげんと玉子の炒め物、和風ポテトサラダ。熱量545kcal、塩分3.8g。
9月1日(木)のメニューは牛すき煮、焼き栗コロッケ、もやしとツナの炒め物、マカロニサラダ。熱量367kcal、塩分1.4g。
9月2日(金)のメニューはあじのみりん風味焼き、鶏とごぼうの炒め物、ナスの生姜だれ、ひじきとくわいのサラダ。熱量387kcal、塩分2.7g。
以上がこれまでの2週間の弁当メニューです。確かに、1食の弁当に500円も600円も払うのはもったいない気がします。でも、自炊していた頃も、前述したように、節約の効果は限られていたので、そんなに大した違いはありません。むしろ、それぐらいの値段で、毎日自宅に弁当を配達してもらって、買い物や調理・後かたずけの手間が省けるなら大助かりです。
宅配弁当の効能は他にもあります。一つはコロナ対策です。もしコロナを発症して自宅療養を余儀なくされると、今のままでは買い物にも行けなくなってしまいます。それが嫌なら、日本一まずいと評判の大阪府の療養食で我慢しなければなりません。ところが、宅配弁当だと、そのおそれもなくなります。配達は対面ではなく玄関前に留め置きなので、コロナ感染予防にもなります。
もう一つは自炊の参考にもなる点です。弁当配達があるのは毎週月曜日から金曜日だけです。土・日曜日は今まで通り自炊です。弁当のおかずは、とても今の私には作れない物が多いですが、中には「これなら今の私でも作れる」というおかずもあります。例えば、写真矢印の「卵といんげんの炒め物」とか「もやしとツナの炒め物」など。自炊を始めてから日も浅く、料理のレパートリーの限られている私にとっては、弁当のおかずが、自炊のヒントにもなるのです。毎日自炊だと大変ですが、弁当配達が休みの週末だけだとそんなに苦にはなりません。「今度は自分でも同じおかずを作ってみようか」という気になります。そういう点でも、自炊だけでなく宅配弁当も利用するようになって、私は良かったと思います。
うわ、これはいいものだ!
しかしうちの地域は「いずみ市民生協」になるなあ…
私の現在も、プレカリアートさんと同じっす。
最近は食事がワンパターンになってきました。
うちのブログ、更新がおもいっきり滞っているけど何とか頑張ろうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。