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人生初の万馬券ゲット!

2024年03月27日 19時38分00秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

ブログでの報告が遅くなってしまいましたが、3月24日(日)に開催された競馬GⅠレースの高松宮記念(中京11レース)で、生まれて初めて万馬券を取る事が出来ました。

このレースは3月末の冬から春への季節の変わり目に開催される関係で、ここ数年は雨が降ったり雨上がりの重馬場状態の中で開催されて来ました。重馬場だと、普段は敬遠されるコースの外側の方が、比較的馬場が荒れていなくて走りやすいと、一般には言われています。そして、前の馬の跳ね上げた泥や芝が後続の馬の顔に当たるので、それが苦手な馬は先頭に逃げて走るか、最後の直線で最後方から追い上げるか、どちらかを選ばなければなりません。そんなこんなで、晴れの良馬場の時とはレースの展開がガラッと変わります。

それに馬のレベルも、一応はグレード最高峰のGⅠレースなので、有力馬が参戦して来ますが、最近はより賞金額の多い海外のGⅠレースに出る馬が多くなり、以前ほど強い馬が出て来なくなりました。それでもGⅠなので、ある程度は強い馬が出て来ますが。超有力馬がいなくて、どの馬のレベルも同じぐらいなので、本命の馬を選ぶのに苦労します。

しかも、レースが開催される中京競馬場も、全国に3つしかない左回りのコースで、第4コーナーに全国一傾斜が急な高さ約3メートルの坂があり、坂を超えた後もゴールまで約200メートルの直線を馬は走り抜けなければなりません。全国一タフさが要求されるコースなのです。

その為に、GⅠレースでありながら、今まで1番人気の馬が1勝しかしていない、荒れるレースとして知られてきました。そんなレースなので、私も上位人気の国内重賞馬ではなく、5番人気の香港GⅠ馬・ビクターザウィナーを本命候補に選びました。同馬は保持タイムこそ国内重賞馬より遅いものの、中京と同様にタフなコースである香港の競馬場で、前走のGⅠレースでも他のGⅠ馬を下して勝利をものにしています。しかも、香港は硬い洋芝のコースなので、同じようにパワーの要る中京の重馬場でも十分通用するはずです。

それに加え、同馬は逃げ馬なので、一番最初に進むことが出来、顔に泥をかぶせられずに済みます。馬場も一番最初に進むので、一番荒れていないコースを走る事が出来ます。

そう考えて、私はビクターザウィナーの単勝・複勝馬券をまず千円ずつ厚めに買い、同馬から他の有力馬に三連複フォーメーションで100円ずつ広く薄く流しました。海外のレース結果は着順と勝ち馬の走破タイムと馬体重ぐらいしか公表されないので、国内の競走馬のように、詳しく成績を分析する事が出来ません。データを集めるのに苦労しましたが、その限られたデータを基に、私は人気薄の同馬が勝つ、負けても最低でも3着以内には来ると予想し、単勝・複勝と三連複で勝負する事にしました。

結果は、他の有力馬のうち、私が相手候補として買ったマッドクールとナムラクレアが1・2着に来て、本命のヴィクターザウィナーは3着に逃げ粘りました。単勝馬券は惜しくも逃しましたが、複勝と三連複の馬券を当てる事が出来ました。しかも三連複の配当は1万20円の万馬券です。今まで7千円ぐらいの配当で儲けた事はあっても、1万円以上の配当の付く万馬券は当てた事がありませんでした。広く薄く馬券を買ってしまったので、万馬券の割りには儲けは9千円台と、比較的少額でしたが。

それにしても競馬予想は難しいです。例えば、私は先に「一番最初に進む(馬は)一番荒れていないコースを走る事が出来る」と書きましたが、実際はそれを見極める事一つとっても至難の業なのです。競馬場のコースはそのほとんどは左回りか右回りです。コーナーを回る時は距離のロスが少ない内側が有利なので、どの馬も内側を通ろうとします。ところが、重馬場になると、使用頻度の高い内側ほど馬場が荒れて来るので、逆に外側が有利になります。

その為に、ビクターザウィナーの騎手もコーナーは外側のコースを選択しました。ところが実際は、重馬場だったにもかかわらず、内側はそんなに荒れていなかったのです。そこで、1・2着馬とも内側を進み、ゴール前では2頭の差し比べとなりました。ビクターザウィナーはその2頭から離されてどうにか3着に逃げ粘り。この辺の「馬場読み」は、もう経験豊富な騎手でしか分かりません。

ひょっとしたら、当日の1レースから高松宮記念の11レースまで、全レースをずっと観戦していたら、素人でもある程度の「馬場読み」は出来るかも知れません。でも、いくら休日の日曜日とはいえ、そこまで競馬に時間を費やせる人はそういません。それに、そこまでしても「読み」が当たるとは限りません。仮に読みが当たったとしても、本命の軸馬まで全部入れ替えて、また一から予想を組み立てていたのでは、馬券を買いそびれてしまいます。緻密な予想をした上で、そういうスリリングな感覚も味わえるのが競馬なのです。

今日の公休日に、万馬券的中のお礼と、今週開催GⅠレース・大阪杯の願掛けの為に、「競馬神社」として有名な京都の藤森神社に再び行って、絵馬を買って来ました。最初はその場で願い事を書いて絵馬掛けに吊るして帰ろうと思っていましたが、「別に絵馬を持って帰って自宅で願い事を書いて室内に飾っておいても願い事はかなう」と聞いたので、今回はそうする事にしました。その絵馬の写真もブログに載せたかったので、今日まで記事を書かずにいたのです。欲張って願い事を多く書き過ぎたかも知れませんが、そこは大目に見て下さいw。


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1 コメント

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おめ!! (ぶた猫ぶーにゃんa.k.a.山猫ぽてと)
2024-03-31 07:57:39
おはようございます。ぶた猫ぶーにゃんの社会的マイノリティ研究所です。

おお、万馬券おめです!
しかし、本当にプレカリアートさんの競馬記事は競馬というものの魅力、奥深さを感じます。
競輪はこうはいかないのかなあ…オリンピック自転車競技でもあるのに。

また、コメント書き込みますね。
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