ダブルワークの疲れを癒すべく、高野山・蛇腹道(じゃばらみち)の紅葉を昨日、堪能して来ました。
ニュースで「高野山の紅葉が見頃を迎えた」と流していたので、「まだ早いのではないか?」と思いながらやって来ました。でも、来たら本当に紅葉が見頃を迎えていました。やはり来るだけの価値はありました。
蛇腹道(じゃばらみち)とは、高野山の中心部にある金剛峯寺(こんごうぶじ)から壇上伽藍(だんじょうがらん)の根本大塔に至る数百メートルの遊歩道の名前です。その遊歩道の両側に紅葉が咲き誇っていました。山の上から見たら蛇や竜の腹の様に見えるので、その名が付いたそうですが、実際は平坦な一本道です。
根本大塔を背に、紅葉の赤と針葉樹の緑のコントラストが見事でした。
ニュースだけを頼りに思い付きでやって来たので、帰りにはもう薄暗くなりかけていました。しかし、まだ日の入りまでには大分時間があるはずですが…。少し撮る角度を変えるだけで、先程とは印象がガラリと変わります。
11月25日でラストランを迎える高野山の三代目ケーブルカーも撮って来ました。このケーブルカーは翌26日から来年春まで更新工事の為に運休します。その間は橋本から代行バスが出ます。
高野山はもう秋と言うよりも冬に近い感じでした。長袖シャツに薄手の長袖ジャンバーでも夕方になれば寒かったです。
ところで、今や世界遺産に登録された高野山ですが、アクセスするには予想以上に時間がかかりました。まず、高野線も橋本より先は単線で、特急優先のダイヤが組まれている為、特急券不要の快速急行や各駅停車で来るとなると、乗れる電車は限られます。その上、山内バスも30分から1時間毎に1本しかありません。お陰で、家に帰ったら、もうすっかり日が暮れていました。今度から来る時は、午前中に来るようにしなければなりませんね。尚、金剛峯寺からバスで帰る時は、金剛峯寺前よりも一つ隣の千手院橋から乗るのがお勧めです。千手院橋経由の方がまだ便数が多いので。