映画『Hibakusha 日本版』 Trailer
※例年なら8月6日は広島平和宣言の転載・紹介を行うのですが、今年は趣向を変えて下記映画の紹介を。実は本日京都で上映された映画で、もうイベントも終了してしまいましたが、なかなか優れた内容だと思うので、また鑑賞する機会があればと思いメモも兼ねて紹介。以下「バイバイ原発・京都」のHPより転載。
【8・6「原発も原爆もゼロに」特別企画】『Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス~』上映&増山麗奈さんのお話
●日時:2012年8月6日(月)午後6時45分上映(開場6時30分)
・午後6時45分~上映『Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス~』日本版
(ラルフ・T・二―メイヤー ドロテーメンツナー共同監督作品/2012年/カラー/デジタルHD/67分)
・上映後、増山麗奈さん(日本版製作総指揮)のお話
・福島から関西へ避難された方の発言(予定)
・質疑応答・感想、意見交流(午後9時10分頃終了予定)
●会場:ひと・まち交流館京都 第4・第5会議室(3階)
河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ
京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分 TEL:075ー354ー8711
案内:http://www.hitomachikyoto.jp/access.html
●参加費:一般1000円 学生500円
●共催:ピースムービーメント実行委員会 「原爆と原発を考える京都市民の会」
●協賛:「緑」の京都・準備会
●問い合わせ先:TEL:090-2359―9278(松本) Eメール anc49871 at nifty.com(山崎)
●上映作品の紹介
★予告編
http://www.youtube.com/watch?v=i2lPZOZ8I-4&feature=youtu.be%3Fa
【作品解説】
3.11から一年を経た日本。巨大な力で勧められてきた原子力政策と、それに対抗したちあがる民衆の姿を伝えるドキュメンタリー「Hibakusha~原子力資本主義の転換~広島から福島へ(暫定タイトル)」(67分 英題“Hibakusha ? from Hiro to Fukushima, nuclear capitalism tries to rebound”)
2月に来日したドイツ人監督ラルフ・T・ニーメイヤー氏とドイツのエネルギー政策担当ドロテー・メンツナー連邦議員・共同監督作品。
ドイツ、フランスでテレビ放映され、大きな反響を読んだ本作を、製作総指揮:増山麗奈・監督:松嶋淳理の手により新たなる日本版として全国公開!
福島第一原発30キロ圏内・若狭・関西電力・広島の被爆者など緊急来日取材。
エネルギー転換期を迎えた日本の姿を3.11後に脱原発を実現したドイツからの目で切り取る。
原爆投下後、経済発展の夢ー"原子力の平和利用"のベールを暴き日本人がだまれ続けてきた原子力資本主義の姿を浮き彫りにする。
―<監督プロフィール>――
【ラルフ・T・ニーメイヤー】
ドイツ人、モスクワ在住。映像エディター、ジャーナリスト、作家、ドキュメンタリー映画メーカー、映画製作者。
13歳のときに、西ドイツ首相にインタビューしたのが映像活動のスタート。大統領になど世界的指導者に「ちゃんと眠れていますか?」などユニークな質問をして本音を引き出す。ジャーナリスティックな仕事は本名で行い、文化的な仕事はペンネーム「サイレント・クリーク」で行う。歌詞作詞も行う。著書多数。
【共同監督 ドロテー・メンツナー 】
DIE LINKE(ドイツ左翼党)連邦議員、エネルギー政策スポークスマン 環境・自然保護・原子炉安全委員会 ゴアレーベン調査委員会(注 ゴアレーベン=ドイツの放射性廃棄物の埋設予定地)2005年秋よりドイツ連邦議会議員を務める。反原発および非軍事化運動、反ファシズム運動に力を入れている。一児の母。
●増山麗奈(ますやま・れな)さん【トーク】
画家・ジャーナリスト。311以前から原発、戦争、環境問題、などにとりくむ。2児の母として子どもたちを連れて関東から関西へ原発震災移住。足下からのエネルギーや食や暮らし方を通じた放射能防御に取り組む。ドイツの脱原発映画「Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス~」の日本版製作総指揮。兵庫県の瓦礫広域処理問題に反対する「子どもたちの未来と環境を考える会兵庫」代表。岡本太郎現代芸術賞選。活動が映画「桃色のジャンヌ・ダルク」(鵜飼邦彦監督)としてドキュメンタリー映画化された。
●映画の中の発言より・・・・・・・・・
未来の世代に負担を残さないように私に出来る事をやり続けたい。(小出裕章/京大原子炉実験所助教)
ヒバクシャとして”核の平和利用”を容認してきたことを申し訳なく思っている。(豊永恵三郎/広島被爆者)
財界は圧力で自然エネルギー普及を阻止し、原発輸出を目論んでいる(服部良一/衆議院議員)
生き物は原子力と一緒に暮らせない。だから日本から原発をなくし・世界の原発もゼロにしたい。(増山麗奈/画家)
広島チェルノブイリや劣化ウラン弾で起こった"原爆ぶらぶら病"これからわが国でも出てくるだろう。(肥田舜太郎/医師)
政府もマスコミも最悪を知りながら、事故を過小評価した。(セバスティアン・ププルークバイル博士/ドイツ放射線防御協会会長)
「原子力平和博覧会」実はその背後にCIAがいて被爆者を含む多くの市民を洗脳した(田中利幸 /広島市立大学広島平和研究所教授)
日本はメディアがコントロールされているんですよ。だから草の根以外ないんですよ。(山本太郎/俳優)
政府が最初にやるべきことは 福島の子どもたちを避難させる事だった。(椎名千恵子/原発いらない福島の女たち)
私たちは福島の子供の人権を懸念しております。しかし日本政府は国連を一年間福島から締め出しました。(アイリーン・美緒子・スミス/グリーン・アクション)
48万人が被曝労働をし、一万人以上が死んだ。あらゆるリスクを過疎地に押付け新たなヒバクシャを生み出し続けている。(中嶌哲演/明通寺住職)
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20120805/1344145124
※例年なら8月6日は広島平和宣言の転載・紹介を行うのですが、今年は趣向を変えて下記映画の紹介を。実は本日京都で上映された映画で、もうイベントも終了してしまいましたが、なかなか優れた内容だと思うので、また鑑賞する機会があればと思いメモも兼ねて紹介。以下「バイバイ原発・京都」のHPより転載。
【8・6「原発も原爆もゼロに」特別企画】『Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス~』上映&増山麗奈さんのお話
●日時:2012年8月6日(月)午後6時45分上映(開場6時30分)
・午後6時45分~上映『Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス~』日本版
(ラルフ・T・二―メイヤー ドロテーメンツナー共同監督作品/2012年/カラー/デジタルHD/67分)
・上映後、増山麗奈さん(日本版製作総指揮)のお話
・福島から関西へ避難された方の発言(予定)
・質疑応答・感想、意見交流(午後9時10分頃終了予定)
●会場:ひと・まち交流館京都 第4・第5会議室(3階)
河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ
京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分 TEL:075ー354ー8711
案内:http://www.hitomachikyoto.jp/access.html
●参加費:一般1000円 学生500円
●共催:ピースムービーメント実行委員会 「原爆と原発を考える京都市民の会」
●協賛:「緑」の京都・準備会
●問い合わせ先:TEL:090-2359―9278(松本) Eメール anc49871 at nifty.com(山崎)
●上映作品の紹介
★予告編
http://www.youtube.com/watch?v=i2lPZOZ8I-4&feature=youtu.be%3Fa
【作品解説】
3.11から一年を経た日本。巨大な力で勧められてきた原子力政策と、それに対抗したちあがる民衆の姿を伝えるドキュメンタリー「Hibakusha~原子力資本主義の転換~広島から福島へ(暫定タイトル)」(67分 英題“Hibakusha ? from Hiro to Fukushima, nuclear capitalism tries to rebound”)
2月に来日したドイツ人監督ラルフ・T・ニーメイヤー氏とドイツのエネルギー政策担当ドロテー・メンツナー連邦議員・共同監督作品。
ドイツ、フランスでテレビ放映され、大きな反響を読んだ本作を、製作総指揮:増山麗奈・監督:松嶋淳理の手により新たなる日本版として全国公開!
福島第一原発30キロ圏内・若狭・関西電力・広島の被爆者など緊急来日取材。
エネルギー転換期を迎えた日本の姿を3.11後に脱原発を実現したドイツからの目で切り取る。
原爆投下後、経済発展の夢ー"原子力の平和利用"のベールを暴き日本人がだまれ続けてきた原子力資本主義の姿を浮き彫りにする。
―<監督プロフィール>――
【ラルフ・T・ニーメイヤー】
ドイツ人、モスクワ在住。映像エディター、ジャーナリスト、作家、ドキュメンタリー映画メーカー、映画製作者。
13歳のときに、西ドイツ首相にインタビューしたのが映像活動のスタート。大統領になど世界的指導者に「ちゃんと眠れていますか?」などユニークな質問をして本音を引き出す。ジャーナリスティックな仕事は本名で行い、文化的な仕事はペンネーム「サイレント・クリーク」で行う。歌詞作詞も行う。著書多数。
【共同監督 ドロテー・メンツナー 】
DIE LINKE(ドイツ左翼党)連邦議員、エネルギー政策スポークスマン 環境・自然保護・原子炉安全委員会 ゴアレーベン調査委員会(注 ゴアレーベン=ドイツの放射性廃棄物の埋設予定地)2005年秋よりドイツ連邦議会議員を務める。反原発および非軍事化運動、反ファシズム運動に力を入れている。一児の母。
●増山麗奈(ますやま・れな)さん【トーク】
画家・ジャーナリスト。311以前から原発、戦争、環境問題、などにとりくむ。2児の母として子どもたちを連れて関東から関西へ原発震災移住。足下からのエネルギーや食や暮らし方を通じた放射能防御に取り組む。ドイツの脱原発映画「Hibakusha~広島から福島へ続く原子力ビジネス~」の日本版製作総指揮。兵庫県の瓦礫広域処理問題に反対する「子どもたちの未来と環境を考える会兵庫」代表。岡本太郎現代芸術賞選。活動が映画「桃色のジャンヌ・ダルク」(鵜飼邦彦監督)としてドキュメンタリー映画化された。
●映画の中の発言より・・・・・・・・・
未来の世代に負担を残さないように私に出来る事をやり続けたい。(小出裕章/京大原子炉実験所助教)
ヒバクシャとして”核の平和利用”を容認してきたことを申し訳なく思っている。(豊永恵三郎/広島被爆者)
財界は圧力で自然エネルギー普及を阻止し、原発輸出を目論んでいる(服部良一/衆議院議員)
生き物は原子力と一緒に暮らせない。だから日本から原発をなくし・世界の原発もゼロにしたい。(増山麗奈/画家)
広島チェルノブイリや劣化ウラン弾で起こった"原爆ぶらぶら病"これからわが国でも出てくるだろう。(肥田舜太郎/医師)
政府もマスコミも最悪を知りながら、事故を過小評価した。(セバスティアン・ププルークバイル博士/ドイツ放射線防御協会会長)
「原子力平和博覧会」実はその背後にCIAがいて被爆者を含む多くの市民を洗脳した(田中利幸 /広島市立大学広島平和研究所教授)
日本はメディアがコントロールされているんですよ。だから草の根以外ないんですよ。(山本太郎/俳優)
政府が最初にやるべきことは 福島の子どもたちを避難させる事だった。(椎名千恵子/原発いらない福島の女たち)
私たちは福島の子供の人権を懸念しております。しかし日本政府は国連を一年間福島から締め出しました。(アイリーン・美緒子・スミス/グリーン・アクション)
48万人が被曝労働をし、一万人以上が死んだ。あらゆるリスクを過疎地に押付け新たなヒバクシャを生み出し続けている。(中嶌哲演/明通寺住職)
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/20120805/1344145124
(前編からの続き)
顛末書 2012年8月3日
(内容)
要望書・関連ツイート構内配布の事実経過
(1)残業延長でのトラブル(7/5日)、朝礼での片手落ちの美化発言(7/12日)などを機に、業務改善要求を会社に出すべきと思い至る。その内容と手立てについて検討を進めるべく、同僚数人にも声掛け始める。
(2)同時に所属労組とも相談した結果、最終的には労組や有志連名での要求書ではなく、私の個人名で要望書として提出する事に。(7/20日)
(3)その私の思いを伝えるべく、前記の数人(A・B・C・D)にもコピーを順次配布。但し詳しい配布日時については、後述のD以外は私も相手も思い出せず。
(4)業務改善要望書として所長に提出。(当該文書では7/20日付だが実際は7/23日にずれ込む)
(5)所長からコピー配布の件で聞かれ、回収を指示される。(7/28日)
①A・Bについては自宅に探せばあるかも知れないという事で、残っていたら廃棄してもらうように頼む。(後日廃棄したとの報告を受ける)
②Cについては7/24日に職場に置き忘れたかも知れないという事で、当該場所を捜索し他の何人かに聞いてもらうも、手掛かりなしで回収も廃棄もできず。→恐らくこれが所長に渡った分ではないかと思います。
③Dについては7/28日に所長から聞かれる直前の配布だったので直後に回収。
(対策)
(1)就業時間・施設内での印刷物の無許可配布については非を認め、もうしないと約束します。
(2)業務改善の最終決済権が会社にある事も認めます。
(3)但し私の前記行為について、その手段については非を認めるものの、行為目的まで業務妨害・信用失墜とする会社の論難には到底納得出来ません。今回の事態も、元を糺せば保身の為に元請けの顔色ばかり窺い、事なかれ主義の職場運営に終始する会社による自業自得の側面もある筈です。だから既にネット(2ch会社板など)で実名批判にさらされてきたにも関わらず、それらを全て不問にしたまま、あくまでも業務改善に向けて一石を投じるのが目的だった私の行為に対してばかり一方的に、会社名も挙げていない単なる愚痴にしか過ぎないツイッター投稿まで暗に含めての非難は、どう見ても不公平の謗りであり、逆に私に対する名誉棄損・言論弾圧・不当労働行為に他なりません。この点については断固抗議します。 以上 氏名 ×山×男
↑普通はゴメンナサイと書くべき顛末書で逆に会社に抗議するのは、世界中でも私ぐらいではw。
ツイッターでつづる顛末書提出までの経過(7/28~8/5日)
【チクられた】
今後は職場ネタの公開範囲を友人の友人までに。ブログも職場ネタはパスワード設定に。閲覧希望者はパスワード送付のメールを。職場での有志へのコピー配布が所長にバレてしまった。現場に置き忘れた有志のコピーを誰かが見咎めて所長に密告。外で何しようと自由だが就業中に構内では禁止だと。コピー回収を命じられた。(7/28日)
【何も隠す必要ないのでは】
よく考えたら何も限定公開に変える必要ないのでは。だって書かれても仕方ない事ばかりじゃん。本当の事を、会社の実名や個人のプライバシーも晒さず、所属長にも意見具申しながら書いているだけだ。橋下徹や石原慎太郎の罵詈雑言の方がよっぽど問題だろう。但し写真については揚げ足取られないよう一定自制も考慮するが。(7/29日)
よく考えたら何も恐れる事ないじゃん。書いた内容には会社は何も言えない。実際その通りな事ばかりなんだから。ただ就業時間内に社内での配布は困るよと。ならサラ金のティッシュみたいに街頭配布用と一言入れて、会社すぐ横の駅出入口でまいた事にしてしまえば良いだけじゃんかvv。後はどうしようと受取人の勝手vv。(7/29日)
【お上の命令が第一】
ドーリーを片付けたりカゴに括りつけたPPバンドをほどくようドライバーに指導する事さえ権限がないと渋る所長が、何故直ぐに朝礼を始業開始後にずらす事が出来たのか?お上から直接咎められる事には、権限がどうの言ってられないからじゃないか!小学生でも出来る後片付けの指導より後者の方が数段困難な筈なのに!(7/29日)
【藪蛇】
確かに手の内を読まれたのは痛手だが、逆に会社の体質や弱点も分かった。所長がmixiボイスの内容自体に異議を唱えられなかったのは、下手に唱えれば藪蛇になりかねないから。こんなスネ夫体質の会社でノビ太の様に従順一方では舐められるだけ。ジャイアンの様に強気に出るのも一考。追い詰め過ぎて逆上されない程度に。(7/29日)
【番町紙屋敷】
で一杯応援のイイネ!やコメントを戴き感謝感激。ここでまとめて御礼申上げ。お陰でボイスにも更に磨きが。今日も奴が街頭配布用のビラをまく一枚・二枚・・(番長紙屋敷)、たった四枚で夜も寝られず(あじさい革命の黒船来航)、我一人孤塁を守るでも寂しくない背後には無数の支持者がついているから(山本宣治)。
こっちの方が良かったかも。→今日も奴がまいたビラを必死で回収。いちま~い、にま~い、さんま~い、よんま~い・・・数が合わない・・俺のクビがかかっているのに・・あじさい革命うらめしや~(番長紙屋敷Part2)
更に応用編。→金曜日の夜が来る度に、フクシマと反原発の祟りに怯える官邸デモ館(やかた)w。最近は水曜日も貧困・格差の呪いに苛(さいな)まされる様になったw。 (7/30~31日)
【一転強気に】
休み明けの昨日出勤したら所長が一転強気に。①改善の可否は会社が決める、②君とは契約更改の度に面談記録をとる、③今までの件を本社に報告、④処分が出たらそれに従え、⑤君の行為は業務妨害、と。たかが数人にコピー渡しただけで何と居丈高な。ここは北朝鮮か。道理で腑抜け社員だらけの掃き溜め会社になる筈だ。(7/31日)
【反駁】
もうアホらしくて相手する気にもならないが。①従業員は会社の奴隷ではない、②ならこちらも証拠保全、③このやり取りも労組に報告(昨日早速メール)、④内規に過ぎない業務命令や就業規則より憲法・法律が優先、会社こそそれに従え、⑤出鱈目な職場運営に意見も聞かない会社の言論弾圧こそよっぽど社会破壊行為。(7/31日)
【置き忘れ】
例の要望書の件で、控えを置き忘れた人が、何人かに控えの事を聞いてくれていたが、手がかりは何も得られず。7/24紛失から7/28事態発覚までの間に置き忘れ場所の配置についたバイトだけでものべ4名に上るが、みんな控えに気付く余裕なぞなく、あってもまず記名者の私に聞いて来る筈。密告でバイトの得になる事も何もなく。(7/31日)
【ぬるま湯】
おそらく副所長あたりが見つけて注進したのでは。所長も彼から報告受けたと言っていた。但し前記4名以外の同僚バイトからの密告の線もある。こんな職場でも20年近い勤続者もおり、彼らにとってはたとえ飼い殺しでも居心地の良いぬるま湯。その中の一人がこの控えを見つけ密告した疑いは否定できない。嫌な事だが。(8/01日)
【コケオドシ】
既に労組始めリアル知人にも相談しているが、中には完全なコケオドシで本社に連絡すらしていない可能性大との助言も。確かに下手につつけば藪蛇になりかねないが、それが分かればこんな会社にはならない。就業時間内・構内配布の非は認めても、会社がそれ以上に言論・組合活動にまで介入して来るなら、私も覚悟を決める。(8/01日)
【面白い事3つ&顛末書提出指示】
今日は面白い事が一杯あった。どれも小さな事だけど。①運転手が積込している横で、残った空カゴをコノヤローと思いながら片付けていたら、運転手がわざわざ私の所まで来てお礼を言ってくれた。前からそうしてくれていたら、要望書を構内でコピー配布して問題になる事もなかったのに。(8/01日)
②今日所長からコピー配布の件で顛末書を出す様に言われた。直接の咎は勤務時間内の社内配布だが、言葉の端々に組合敵視(迷惑視)が。そういう事は業務妨害だ等。その癖、会社は社外の活動については何も言えないだの、貴方の「された」事は云々と敬語表現。迷惑だの妨害だの言うなら敬語なぞ使うなw。(8/01日)
③今日私の配属レーンで機械トラブル発生。急遽隣の休止レーンで半日仕分けする事に。長らく使っていなかったレーンなのでローラーの回りが悪く、場所も離れた所にあるので非常にやりにくかった。私が冗談混じりに「これは会社の嫌がらせか」と喚いていたら、社員が入れ替わり立ち替わり手伝ってくれて非常に助かったw。(8/01日)
【顛末書の概要】
今日提出の顛末書の概要。前段で事実経過を述べた後、業務時間内に社内での無許可印刷物配布の非は認め業務命令にも従うが、所長が口にした業務妨害・信用失墜との謗りには断固抗議。会社の事なかれ主義や臭いモノに蓋体質による自業自得を棚に上げ私だけに責任転嫁するのは不公平・誹謗中傷・言論弾圧・不当労働行為だと。(8/03日)
【20時過ぎまで残業】
今日は所長が休みだったので顛末書は副所長に預ける。で、今日は20時15分まで残業だった。先程ようやくすき家で晩飯にありつく。帰り掛けに副所長が遅くまでご苦労様と声かけてくれた。今までそんな事なかったのに。7/5日の残業延長時も、この様にちゃんと対応してくれていたら、ここまで事態がこじれる事はなかったかも。(8/03日)
【行き違いの原因】
先のコメントだけでは単なる社員・バイト間の行き違いがトラブルの原因みたいだが、では何故その様な行き違いが生じるのか?社員が腑抜けで自分の意志を持たず、何でも上言いなりの操り人形で、バイトを只の手駒としか思っていないか、それ以前に何も考えていないかの、どちらかだからだ。(8/03日)
【責任転嫁】
帰る間際に残業延長指示→理由聞いても言い訳ばかりで謝罪もせず。運転手には何も言えずバイトばかりにゴミ拾えと指示する。そんなバイトとまともに意志疎通も図れない木偶の坊社員だらけの会社になったのも、全ては長いものに巻かれろ・臭いものに蓋の社内体質が原因。それを放置しといて私ばかりに責任転嫁するな。(8/04日)
【身の振り方】
新人のバイトもこんな会社はとうに見限っている。だから今日も、「(私からの配布物を)今後の身の振り方を考える上で参考にしたいので、一応顛末書では処分した事にして、自宅にそのまま保管しておいて良いか?」逆にバイトの方から私に聞いてきた。(8/04日)
【落とし所】
私もいつまでもこんな所でいる気はない。それに今の職場も建て替えで来年にはなくなる。今更そんな所でこんな奴ら相手にするだけ時間の無駄。顛末書の前段で手段については非を認めたのはそんな理由もある。謂わばこちらから落とし所を設定してやっているのに、それでもまだグダグダ言う様ならこちらも徹底的に闘う。(8/04日)
【あっけない幕切れ】
今日出勤したら、早速所長から「顛末書読ませて貰いました、あれでOKです」と。もっと色々突っ込まれて、こちらもキレて退職、その足で労基署に。そんな最悪の事態も想定していただけに、意外な程あっけない幕切れでした。この後も経過をまとめたりでもう少し呟きますが、まずは今まで応援してくれた読者へのお礼も兼ねて。(8/04日)
【抗議声明付き顛末書w】
コメント有難う(__)顛末書に挿入した会社への抗議声明がだめ押しとなった様で。会社も後ろめたい気持ちでいる事は今までの感触から分かっていた。その上で、来年にはなくなる職場でいつまでも業務改善レベルの話で揉めていても仕方ないので、こちらも引く所は引いたのです。要望書配布のバイトも会社の対応には呆れていた。(8/05日)
【一石投じ】
7/5日からの私の小さな職場人権闘争。直接目的は諸要求実現だが、それ以前に職場の諦めムードを何とか変えたかった。それで所長に業務改善要望を突き付け、不払い労働是正を勝ち取る一方で、功を焦り手の内をさらけ出す欠陥も。その中で一番の成果は、同様に職場の問題点に気付き、それに抗うバイトが他にも出てきた事か。(8/05日)
(一応)完
http://mixi.jp/list_voice.pl
※但し、【 】の小見出しは、整理の便宜を図る為に編集者が後で添付したものです。
※記事タイトルにある「あじさい革命」とは、大きなデモが途絶えて久しいこの日本でも、脱原発デモの高まりによって、独裁政権を打倒したアラブ諸国の「ジャスミン革命」の様な事が起こるのではないかという期待から、最近ネットで広まってきた表現です。
(理論編に続く)
顛末書 2012年8月3日
(内容)
要望書・関連ツイート構内配布の事実経過
(1)残業延長でのトラブル(7/5日)、朝礼での片手落ちの美化発言(7/12日)などを機に、業務改善要求を会社に出すべきと思い至る。その内容と手立てについて検討を進めるべく、同僚数人にも声掛け始める。
(2)同時に所属労組とも相談した結果、最終的には労組や有志連名での要求書ではなく、私の個人名で要望書として提出する事に。(7/20日)
(3)その私の思いを伝えるべく、前記の数人(A・B・C・D)にもコピーを順次配布。但し詳しい配布日時については、後述のD以外は私も相手も思い出せず。
(4)業務改善要望書として所長に提出。(当該文書では7/20日付だが実際は7/23日にずれ込む)
(5)所長からコピー配布の件で聞かれ、回収を指示される。(7/28日)
①A・Bについては自宅に探せばあるかも知れないという事で、残っていたら廃棄してもらうように頼む。(後日廃棄したとの報告を受ける)
②Cについては7/24日に職場に置き忘れたかも知れないという事で、当該場所を捜索し他の何人かに聞いてもらうも、手掛かりなしで回収も廃棄もできず。→恐らくこれが所長に渡った分ではないかと思います。
③Dについては7/28日に所長から聞かれる直前の配布だったので直後に回収。
(対策)
(1)就業時間・施設内での印刷物の無許可配布については非を認め、もうしないと約束します。
(2)業務改善の最終決済権が会社にある事も認めます。
(3)但し私の前記行為について、その手段については非を認めるものの、行為目的まで業務妨害・信用失墜とする会社の論難には到底納得出来ません。今回の事態も、元を糺せば保身の為に元請けの顔色ばかり窺い、事なかれ主義の職場運営に終始する会社による自業自得の側面もある筈です。だから既にネット(2ch会社板など)で実名批判にさらされてきたにも関わらず、それらを全て不問にしたまま、あくまでも業務改善に向けて一石を投じるのが目的だった私の行為に対してばかり一方的に、会社名も挙げていない単なる愚痴にしか過ぎないツイッター投稿まで暗に含めての非難は、どう見ても不公平の謗りであり、逆に私に対する名誉棄損・言論弾圧・不当労働行為に他なりません。この点については断固抗議します。 以上 氏名 ×山×男
↑普通はゴメンナサイと書くべき顛末書で逆に会社に抗議するのは、世界中でも私ぐらいではw。
ツイッターでつづる顛末書提出までの経過(7/28~8/5日)
【チクられた】
今後は職場ネタの公開範囲を友人の友人までに。ブログも職場ネタはパスワード設定に。閲覧希望者はパスワード送付のメールを。職場での有志へのコピー配布が所長にバレてしまった。現場に置き忘れた有志のコピーを誰かが見咎めて所長に密告。外で何しようと自由だが就業中に構内では禁止だと。コピー回収を命じられた。(7/28日)
【何も隠す必要ないのでは】
よく考えたら何も限定公開に変える必要ないのでは。だって書かれても仕方ない事ばかりじゃん。本当の事を、会社の実名や個人のプライバシーも晒さず、所属長にも意見具申しながら書いているだけだ。橋下徹や石原慎太郎の罵詈雑言の方がよっぽど問題だろう。但し写真については揚げ足取られないよう一定自制も考慮するが。(7/29日)
よく考えたら何も恐れる事ないじゃん。書いた内容には会社は何も言えない。実際その通りな事ばかりなんだから。ただ就業時間内に社内での配布は困るよと。ならサラ金のティッシュみたいに街頭配布用と一言入れて、会社すぐ横の駅出入口でまいた事にしてしまえば良いだけじゃんかvv。後はどうしようと受取人の勝手vv。(7/29日)
【お上の命令が第一】
ドーリーを片付けたりカゴに括りつけたPPバンドをほどくようドライバーに指導する事さえ権限がないと渋る所長が、何故直ぐに朝礼を始業開始後にずらす事が出来たのか?お上から直接咎められる事には、権限がどうの言ってられないからじゃないか!小学生でも出来る後片付けの指導より後者の方が数段困難な筈なのに!(7/29日)
【藪蛇】
確かに手の内を読まれたのは痛手だが、逆に会社の体質や弱点も分かった。所長がmixiボイスの内容自体に異議を唱えられなかったのは、下手に唱えれば藪蛇になりかねないから。こんなスネ夫体質の会社でノビ太の様に従順一方では舐められるだけ。ジャイアンの様に強気に出るのも一考。追い詰め過ぎて逆上されない程度に。(7/29日)
【番町紙屋敷】
で一杯応援のイイネ!やコメントを戴き感謝感激。ここでまとめて御礼申上げ。お陰でボイスにも更に磨きが。今日も奴が街頭配布用のビラをまく一枚・二枚・・(番長紙屋敷)、たった四枚で夜も寝られず(あじさい革命の黒船来航)、我一人孤塁を守るでも寂しくない背後には無数の支持者がついているから(山本宣治)。
こっちの方が良かったかも。→今日も奴がまいたビラを必死で回収。いちま~い、にま~い、さんま~い、よんま~い・・・数が合わない・・俺のクビがかかっているのに・・あじさい革命うらめしや~(番長紙屋敷Part2)
更に応用編。→金曜日の夜が来る度に、フクシマと反原発の祟りに怯える官邸デモ館(やかた)w。最近は水曜日も貧困・格差の呪いに苛(さいな)まされる様になったw。 (7/30~31日)
【一転強気に】
休み明けの昨日出勤したら所長が一転強気に。①改善の可否は会社が決める、②君とは契約更改の度に面談記録をとる、③今までの件を本社に報告、④処分が出たらそれに従え、⑤君の行為は業務妨害、と。たかが数人にコピー渡しただけで何と居丈高な。ここは北朝鮮か。道理で腑抜け社員だらけの掃き溜め会社になる筈だ。(7/31日)
【反駁】
もうアホらしくて相手する気にもならないが。①従業員は会社の奴隷ではない、②ならこちらも証拠保全、③このやり取りも労組に報告(昨日早速メール)、④内規に過ぎない業務命令や就業規則より憲法・法律が優先、会社こそそれに従え、⑤出鱈目な職場運営に意見も聞かない会社の言論弾圧こそよっぽど社会破壊行為。(7/31日)
【置き忘れ】
例の要望書の件で、控えを置き忘れた人が、何人かに控えの事を聞いてくれていたが、手がかりは何も得られず。7/24紛失から7/28事態発覚までの間に置き忘れ場所の配置についたバイトだけでものべ4名に上るが、みんな控えに気付く余裕なぞなく、あってもまず記名者の私に聞いて来る筈。密告でバイトの得になる事も何もなく。(7/31日)
【ぬるま湯】
おそらく副所長あたりが見つけて注進したのでは。所長も彼から報告受けたと言っていた。但し前記4名以外の同僚バイトからの密告の線もある。こんな職場でも20年近い勤続者もおり、彼らにとってはたとえ飼い殺しでも居心地の良いぬるま湯。その中の一人がこの控えを見つけ密告した疑いは否定できない。嫌な事だが。(8/01日)
【コケオドシ】
既に労組始めリアル知人にも相談しているが、中には完全なコケオドシで本社に連絡すらしていない可能性大との助言も。確かに下手につつけば藪蛇になりかねないが、それが分かればこんな会社にはならない。就業時間内・構内配布の非は認めても、会社がそれ以上に言論・組合活動にまで介入して来るなら、私も覚悟を決める。(8/01日)
【面白い事3つ&顛末書提出指示】
今日は面白い事が一杯あった。どれも小さな事だけど。①運転手が積込している横で、残った空カゴをコノヤローと思いながら片付けていたら、運転手がわざわざ私の所まで来てお礼を言ってくれた。前からそうしてくれていたら、要望書を構内でコピー配布して問題になる事もなかったのに。(8/01日)
②今日所長からコピー配布の件で顛末書を出す様に言われた。直接の咎は勤務時間内の社内配布だが、言葉の端々に組合敵視(迷惑視)が。そういう事は業務妨害だ等。その癖、会社は社外の活動については何も言えないだの、貴方の「された」事は云々と敬語表現。迷惑だの妨害だの言うなら敬語なぞ使うなw。(8/01日)
③今日私の配属レーンで機械トラブル発生。急遽隣の休止レーンで半日仕分けする事に。長らく使っていなかったレーンなのでローラーの回りが悪く、場所も離れた所にあるので非常にやりにくかった。私が冗談混じりに「これは会社の嫌がらせか」と喚いていたら、社員が入れ替わり立ち替わり手伝ってくれて非常に助かったw。(8/01日)
【顛末書の概要】
今日提出の顛末書の概要。前段で事実経過を述べた後、業務時間内に社内での無許可印刷物配布の非は認め業務命令にも従うが、所長が口にした業務妨害・信用失墜との謗りには断固抗議。会社の事なかれ主義や臭いモノに蓋体質による自業自得を棚に上げ私だけに責任転嫁するのは不公平・誹謗中傷・言論弾圧・不当労働行為だと。(8/03日)
【20時過ぎまで残業】
今日は所長が休みだったので顛末書は副所長に預ける。で、今日は20時15分まで残業だった。先程ようやくすき家で晩飯にありつく。帰り掛けに副所長が遅くまでご苦労様と声かけてくれた。今までそんな事なかったのに。7/5日の残業延長時も、この様にちゃんと対応してくれていたら、ここまで事態がこじれる事はなかったかも。(8/03日)
【行き違いの原因】
先のコメントだけでは単なる社員・バイト間の行き違いがトラブルの原因みたいだが、では何故その様な行き違いが生じるのか?社員が腑抜けで自分の意志を持たず、何でも上言いなりの操り人形で、バイトを只の手駒としか思っていないか、それ以前に何も考えていないかの、どちらかだからだ。(8/03日)
【責任転嫁】
帰る間際に残業延長指示→理由聞いても言い訳ばかりで謝罪もせず。運転手には何も言えずバイトばかりにゴミ拾えと指示する。そんなバイトとまともに意志疎通も図れない木偶の坊社員だらけの会社になったのも、全ては長いものに巻かれろ・臭いものに蓋の社内体質が原因。それを放置しといて私ばかりに責任転嫁するな。(8/04日)
【身の振り方】
新人のバイトもこんな会社はとうに見限っている。だから今日も、「(私からの配布物を)今後の身の振り方を考える上で参考にしたいので、一応顛末書では処分した事にして、自宅にそのまま保管しておいて良いか?」逆にバイトの方から私に聞いてきた。(8/04日)
【落とし所】
私もいつまでもこんな所でいる気はない。それに今の職場も建て替えで来年にはなくなる。今更そんな所でこんな奴ら相手にするだけ時間の無駄。顛末書の前段で手段については非を認めたのはそんな理由もある。謂わばこちらから落とし所を設定してやっているのに、それでもまだグダグダ言う様ならこちらも徹底的に闘う。(8/04日)
【あっけない幕切れ】
今日出勤したら、早速所長から「顛末書読ませて貰いました、あれでOKです」と。もっと色々突っ込まれて、こちらもキレて退職、その足で労基署に。そんな最悪の事態も想定していただけに、意外な程あっけない幕切れでした。この後も経過をまとめたりでもう少し呟きますが、まずは今まで応援してくれた読者へのお礼も兼ねて。(8/04日)
【抗議声明付き顛末書w】
コメント有難う(__)顛末書に挿入した会社への抗議声明がだめ押しとなった様で。会社も後ろめたい気持ちでいる事は今までの感触から分かっていた。その上で、来年にはなくなる職場でいつまでも業務改善レベルの話で揉めていても仕方ないので、こちらも引く所は引いたのです。要望書配布のバイトも会社の対応には呆れていた。(8/05日)
【一石投じ】
7/5日からの私の小さな職場人権闘争。直接目的は諸要求実現だが、それ以前に職場の諦めムードを何とか変えたかった。それで所長に業務改善要望を突き付け、不払い労働是正を勝ち取る一方で、功を焦り手の内をさらけ出す欠陥も。その中で一番の成果は、同様に職場の問題点に気付き、それに抗うバイトが他にも出てきた事か。(8/05日)
(一応)完
http://mixi.jp/list_voice.pl
※但し、【 】の小見出しは、整理の便宜を図る為に編集者が後で添付したものです。
※記事タイトルにある「あじさい革命」とは、大きなデモが途絶えて久しいこの日本でも、脱原発デモの高まりによって、独裁政権を打倒したアラブ諸国の「ジャスミン革命」の様な事が起こるのではないかという期待から、最近ネットで広まってきた表現です。
(理論編に続く)
7.29脱原発国会大包囲空撮~人が溢れた瞬間映像
脱原発の鎖が国会包囲~議事堂前に解放区!(2012年7月29日)
※7月29日東京での脱原発国会包囲行動に参加されたyukikoさんの日記を、ご本人の承諾を得てここに転載します。
(転載開始)
ひとつ前のエントリーで紹介したヘルメットをかぶって、29日の国会包囲行動に行ってきました。われら「チーム旗旗」は黒ヘル、黄ヘル、赤ヘルと色とりどりで、大真面目に参加しました。清志郎&ゲバラのピンク旗と三里塚勝手連の旗を掲げました。
集合地点は日比谷公園・カモメ広場。福島からおいでの皆さんが早くも気炎を上げています。私は知らなかったのですが、一部では人気が高いらしい独特のリズムの歌と、踊り(→メルトダウンブルース)を踊っていました。暑い中、本当にお疲れさまです。
また、デモに参加するために来ていた、福島から避難しておられるお母さん方から大変に重要、貴重なお話を聞かせていただきました。ここに書くかどうかを迷いましたが、お母さんたちは、マスコミが決して報道しない真実を話してくださり、あなたたちが伝えて!と泣きながらおっしゃいましたので、書くことにします。
まず、びっくりしたのは、事故当時、妊婦さんだった女性の多くが中絶手術を受けたということ。なんとも痛ましい現実です。また、被害状況は私たちが思っているよりずっとひどいということ。たとえば、双葉町の町長さんは手足の体毛がなくなってツルツルになっていること、人によっては全身に水ぶくれができて、髪は全部抜け落ち、歯も溶けてしまったという人もいるといいます。
避難が遅れた人たちの突然死(心臓関係)が多いこと。命からがら逃げて助かったものの、みんで死のうかと話したこと、賠償金が払われないこと、留守にした家にあった金品はすべて盗まれていたこと、これから賠償金のことで闘い続けなければならないこと、どんなに疲れてせつないか、いろいろを泣き泣き話してくれたのでした。ここに発表できてよかったです。(お母さん、伝えましたよ)
さて、集会場所に移動です。すでにたくさんの人、人、人。思い思いのファッション、プラカード、楽器、旗などを持っておられます。みんなの本気が伝わってきます。僭越ながら、私たちは、六大学全共闘の皆さんの後ろの方に付けたらいいなと思っていましたが、隊列は分断され、なかなかデモに出ることができませんでした。
草加さんが自前のサウンドシステム「旗旗7号」で音楽を流します。チーム旗旗の黒ヘルくんたちがマイク担当です。われわれの、「ヘルメットに白タオル」な伝統的ファッションはかなり目立っていたため、たくさん写真を撮られまして、取材やインタビューがひっきりなしに来ました。特にキヨゲバラの自作のピンク旗がとても好評で、写真を撮っていかれる人が多かったです。外国の方々もゲバラということでたくさん見に来ました。
旗旗の宣伝も兼ねていたので、「いつも読んでます」と言って話しかけてくださる方も多かったです。ありがとうございます!声をかけてくださった皆さま、これからも「旗旗」をよろしくお願いします。そしてまたどこかでお会いしましたら、気軽に声をかけてくださいね。
草加さんが生放送のインターネットTVの取材を受け、熱く語っていましたら(ニコ動というのでしょうか?)、コメントが画面に流れるように出るやつ。「よく言ってくれた!」、「コイツ、ガチだぜ」、「パチパチパチパチ」とか流れていました。レポーターの男性は初めてのレポートだったそうで、草加さんは生放送だと知らなくてただただ熱く語っておりました。生放送とわかった途端に「え?これ生放送なんですか!?」とか言ったら、画面上が「wwwwwwwwwwwww」でいっぱいになっていました。wwwwwww
「旗旗7号」で、タイマーズ、オリジナル・クラブ・ミックスのライディーン、ECD、ソウル・フラワー・ユニオンなどなどをガンガン流しました。小さいサウンドシステムですから、プロでやっておられる皆さんとは比べ物にならないでしょうが、こういう手作りのものも、とてもよかったと思います。わりと周りの皆さんもノッテくださいました。
終始、人の多さに圧倒されていましたが、本当にだんだんとますます人が増えて、国会包囲のころには、ぎゅうぎゅう詰めといった感じでした。こんなにたくさんの人がどこにいたかと思うくらいでした。太鼓部隊がいい感じでパフォーマンスしていたので、自然とリズムに乗ります。デモ行進には太鼓類は欠かせないなぁ、と感じました。
そうこうしていると、人の波がグラっと揺れるというか、動きました。バリケードを越えてみんながなだれ込むように歩道から車道へ移っていきます。われわれも、行け!とばかりに飛び出しました。「国会包囲」から「国会議事堂前占拠」です!私もこんな光景は初めてです。
なんと60年安保闘争以来の快挙だそうです。実に52年ぶりの国会前占拠です。こんな日が来るとは思わなかった!すごい、すごい!権力よりも民衆の怒り、訴えの方が強かったということです。福島の皆さんもみんなでなだれ込んだのです。権力はなすすべもなく、あっけにとられているようでした。民衆をなめるなよ?といったところでしょうか。国会議事堂前を占拠した民衆は、その後も強くシュプレヒコールを続けました。参加者の心がひとつになった瞬間でした。おおげさでなく、本当に歴史的瞬間でした。
揚げ足取りのひねくれた人は、「自己満足じゃないか!」というかもしれませんが、決してそんな簡単なものではありません。これは経験しなければ絶対にわからない感覚です。みな、自己満足、自己完結では終わらない決意と、直接の被害者である福島の皆さんとこれからも一緒にしっかりと闘っていくという気持ちでいっぱいになったのでした。
行動が終わりを迎えるまで、みんなのさまざまな訴えは、かなり長い時間、続きました。だれもが真剣でした。私は飲み物を飲み尽くしてしまい、のどが渇いて渇いて、買いに行きたくても人がいっぱいで動けません。また近所に自販機もありません。そんな時に全学連の皆さんが、みんなに水を提供してくださいました。本当にありがたかったです。その水のひと口のおいしかったこと!命の水といった感じでした。本当にありがとうございました。熱中症ぎりぎりのところで救われた人は多かったと思います。
「国会議事堂前占拠」。こういった瞬間に出会えることは、人の一生で、まずないと思います。その場にいられた参加者のひとりとして誇りに思います。居合わせた皆さんも、誇りに思っていいと思います。とても幸せなことでした。
お金に余裕のある人はお金を、力と時間のある人はそれぞれの場所へ、それは無理だという人はテント村や金曜日の官邸前へ、それも難しい人は被害に遭われた方々のために祈ることでもいいんじゃないかと、私は思います。この快挙を胸に、これからも途切れることなく支援の輪を広げる、持続させることが必要だと強く思った日でした。
※各地方では、国会包囲に関連したデモや行事は行われたのでしょうか。もし行われたという情報をお持ちの方は、ぜひとも教えてくださいませ。よろしくお願いします。
(転載終了)
http://bund.jp/modules/minidiary/detail.php?bid=339&com_mode=flat&com_order=1#comment13376
脱原発の鎖が国会包囲~議事堂前に解放区!(2012年7月29日)
※7月29日東京での脱原発国会包囲行動に参加されたyukikoさんの日記を、ご本人の承諾を得てここに転載します。
(転載開始)
ひとつ前のエントリーで紹介したヘルメットをかぶって、29日の国会包囲行動に行ってきました。われら「チーム旗旗」は黒ヘル、黄ヘル、赤ヘルと色とりどりで、大真面目に参加しました。清志郎&ゲバラのピンク旗と三里塚勝手連の旗を掲げました。
集合地点は日比谷公園・カモメ広場。福島からおいでの皆さんが早くも気炎を上げています。私は知らなかったのですが、一部では人気が高いらしい独特のリズムの歌と、踊り(→メルトダウンブルース)を踊っていました。暑い中、本当にお疲れさまです。
また、デモに参加するために来ていた、福島から避難しておられるお母さん方から大変に重要、貴重なお話を聞かせていただきました。ここに書くかどうかを迷いましたが、お母さんたちは、マスコミが決して報道しない真実を話してくださり、あなたたちが伝えて!と泣きながらおっしゃいましたので、書くことにします。
まず、びっくりしたのは、事故当時、妊婦さんだった女性の多くが中絶手術を受けたということ。なんとも痛ましい現実です。また、被害状況は私たちが思っているよりずっとひどいということ。たとえば、双葉町の町長さんは手足の体毛がなくなってツルツルになっていること、人によっては全身に水ぶくれができて、髪は全部抜け落ち、歯も溶けてしまったという人もいるといいます。
避難が遅れた人たちの突然死(心臓関係)が多いこと。命からがら逃げて助かったものの、みんで死のうかと話したこと、賠償金が払われないこと、留守にした家にあった金品はすべて盗まれていたこと、これから賠償金のことで闘い続けなければならないこと、どんなに疲れてせつないか、いろいろを泣き泣き話してくれたのでした。ここに発表できてよかったです。(お母さん、伝えましたよ)
さて、集会場所に移動です。すでにたくさんの人、人、人。思い思いのファッション、プラカード、楽器、旗などを持っておられます。みんなの本気が伝わってきます。僭越ながら、私たちは、六大学全共闘の皆さんの後ろの方に付けたらいいなと思っていましたが、隊列は分断され、なかなかデモに出ることができませんでした。
草加さんが自前のサウンドシステム「旗旗7号」で音楽を流します。チーム旗旗の黒ヘルくんたちがマイク担当です。われわれの、「ヘルメットに白タオル」な伝統的ファッションはかなり目立っていたため、たくさん写真を撮られまして、取材やインタビューがひっきりなしに来ました。特にキヨゲバラの自作のピンク旗がとても好評で、写真を撮っていかれる人が多かったです。外国の方々もゲバラということでたくさん見に来ました。
旗旗の宣伝も兼ねていたので、「いつも読んでます」と言って話しかけてくださる方も多かったです。ありがとうございます!声をかけてくださった皆さま、これからも「旗旗」をよろしくお願いします。そしてまたどこかでお会いしましたら、気軽に声をかけてくださいね。
草加さんが生放送のインターネットTVの取材を受け、熱く語っていましたら(ニコ動というのでしょうか?)、コメントが画面に流れるように出るやつ。「よく言ってくれた!」、「コイツ、ガチだぜ」、「パチパチパチパチ」とか流れていました。レポーターの男性は初めてのレポートだったそうで、草加さんは生放送だと知らなくてただただ熱く語っておりました。生放送とわかった途端に「え?これ生放送なんですか!?」とか言ったら、画面上が「wwwwwwwwwwwww」でいっぱいになっていました。wwwwwww
「旗旗7号」で、タイマーズ、オリジナル・クラブ・ミックスのライディーン、ECD、ソウル・フラワー・ユニオンなどなどをガンガン流しました。小さいサウンドシステムですから、プロでやっておられる皆さんとは比べ物にならないでしょうが、こういう手作りのものも、とてもよかったと思います。わりと周りの皆さんもノッテくださいました。
終始、人の多さに圧倒されていましたが、本当にだんだんとますます人が増えて、国会包囲のころには、ぎゅうぎゅう詰めといった感じでした。こんなにたくさんの人がどこにいたかと思うくらいでした。太鼓部隊がいい感じでパフォーマンスしていたので、自然とリズムに乗ります。デモ行進には太鼓類は欠かせないなぁ、と感じました。
そうこうしていると、人の波がグラっと揺れるというか、動きました。バリケードを越えてみんながなだれ込むように歩道から車道へ移っていきます。われわれも、行け!とばかりに飛び出しました。「国会包囲」から「国会議事堂前占拠」です!私もこんな光景は初めてです。
なんと60年安保闘争以来の快挙だそうです。実に52年ぶりの国会前占拠です。こんな日が来るとは思わなかった!すごい、すごい!権力よりも民衆の怒り、訴えの方が強かったということです。福島の皆さんもみんなでなだれ込んだのです。権力はなすすべもなく、あっけにとられているようでした。民衆をなめるなよ?といったところでしょうか。国会議事堂前を占拠した民衆は、その後も強くシュプレヒコールを続けました。参加者の心がひとつになった瞬間でした。おおげさでなく、本当に歴史的瞬間でした。
揚げ足取りのひねくれた人は、「自己満足じゃないか!」というかもしれませんが、決してそんな簡単なものではありません。これは経験しなければ絶対にわからない感覚です。みな、自己満足、自己完結では終わらない決意と、直接の被害者である福島の皆さんとこれからも一緒にしっかりと闘っていくという気持ちでいっぱいになったのでした。
行動が終わりを迎えるまで、みんなのさまざまな訴えは、かなり長い時間、続きました。だれもが真剣でした。私は飲み物を飲み尽くしてしまい、のどが渇いて渇いて、買いに行きたくても人がいっぱいで動けません。また近所に自販機もありません。そんな時に全学連の皆さんが、みんなに水を提供してくださいました。本当にありがたかったです。その水のひと口のおいしかったこと!命の水といった感じでした。本当にありがとうございました。熱中症ぎりぎりのところで救われた人は多かったと思います。
「国会議事堂前占拠」。こういった瞬間に出会えることは、人の一生で、まずないと思います。その場にいられた参加者のひとりとして誇りに思います。居合わせた皆さんも、誇りに思っていいと思います。とても幸せなことでした。
お金に余裕のある人はお金を、力と時間のある人はそれぞれの場所へ、それは無理だという人はテント村や金曜日の官邸前へ、それも難しい人は被害に遭われた方々のために祈ることでもいいんじゃないかと、私は思います。この快挙を胸に、これからも途切れることなく支援の輪を広げる、持続させることが必要だと強く思った日でした。
※各地方では、国会包囲に関連したデモや行事は行われたのでしょうか。もし行われたという情報をお持ちの方は、ぜひとも教えてくださいませ。よろしくお願いします。
(転載終了)
http://bund.jp/modules/minidiary/detail.php?bid=339&com_mode=flat&com_order=1#comment13376
※現在新たに記事を書き起こしている時間がなかなか取れず、村野瀬さんのブログからの転載になってしまいましたが、大事な問題なので、せめてこういう形で情報拡散に協力させて貰います。
新設の原子力規制委員会での委員長と委員の人選が、あまりに原子力ムラ、もとい、核発電核開発推進原理主義組織に偏っていることが大きな問題です。原子力規制委員会が原子力推進側に握られるってどんな逆立ちした独裁体制の暴政強行かと思います。間もなく国会での承認のプロセスに入りますが、それを黙って許してはなりません。
2012年7月29日(日)の脱原発国会大包囲行動はたくさんの人を集めましたが、このような不当な核発電核開発推進原理主義組織の人事への企みにも多くの抗議が必要です。
下のお持ち帰り記事の中にあるオンライン署名と同時に、国会議員、特に地元の国会議員と民自公幹部にこの人事案についての意見を届けることが重要です。
●「避難の権利」ブログ
【緊急事態】新設・原子力規制委員会に「原子力ムラ」の人選~国会議員に「同意しないで」と伝えよう!
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-5a71.html
2012年7月21日 (土)
新設の「原子力規制委員会」の人事案がメディアで報じられました。下記の5人です。
田中俊一氏(後述)~委員長候補
更田豊志氏(日本原子力研究開発機構安全研究センター副センター長)
大島賢三氏(国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任)
中村佳代子氏(日本アイソトープ協会)
島崎邦彦氏(地震予知連絡会会長)
このうち、田中俊一氏、更田氏、中村氏は明らかに原子力ムラ出身者。新設「原子力規制委員会」が強力な権限をもつ独立委員会なだけに、これが通れば、今後の日本の原子力に関する重要な決定がすべて原子力ムラに牛耳られることになりかねません。
また、委員長候補の田中俊一氏は、下記のような人物です。
日本原子力研究開発機構理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
原子力損害賠償紛争審査会においては、最後まで、自主的避難者に対しての賠償方針を策定しようとする能見会長に抵抗。政府が避難の基準としている20mSVをゆるがすべきではないという立場。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害住民や、傍聴者の怒りをかった。住民の帰還基準を20mSvと主張。
低線量被ばくリスクについての認識がなく、「100mSvというのは健康に大きな影響がないということ。このあたりをどう今後住民に、折り合いをつけていただくかということが大変大事」と発言(2011年8月23日 第32回原子力委員会 議事録より)。
NPO放射線安全フォーラム(原子力ムラの住民たちの立ち上げた団体)副理事長として、いち早く飯舘村に入り、高線量地区の長泥区長宅に押しかけて除染実験を行い、除染土の処理に「これだけ広いんだから谷一つくらい埋めればいい」と発言。県内各地で除染を手掛け、福島県の除染アドバイザーに就任。
食品安全員会の示した生涯100mSvという基準や労災や放射線管理区域の5mSvを基準にしてはという考え方に対し、厳しすぎるという観点から反対。最大の健康影響は避難することにストレスだとしている。
まだ、間に合います。
この人事案には、国会の衆参両院の同意が必要です。国会議員に、この問題点を伝えていきましょう!
★オンライン緊急署名はこちらから★
https://fs222.formasp.jp/k282/form2/
原子力規制委員会って何? 何が問題?という方は、下記のPDF(eシフト氏家さんの講演パワポ)をご覧ください。
https://dl.dropbox.com/u/23151586/120726_ujiie.pdf
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)などが、下記の声明を出しました。
--------------------------------------------------------------------------------
「原子力規制委員会」の同意人事に関する緊急アピール
細野豪志大臣!原子力規制委員会に「原子力ムラ」の人選!?
適任者に今すぐ差し替えを!
2012年7月21日
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
エネシフ・ジャパン有志
7月20日、「原子力規制委員会」の5人(田中俊一氏、更田豊志氏、大島賢三氏、中村佳代子氏、島崎邦彦氏)の国会同意人事案が複数のメディアに報じられました。
新しい原子力規制委員会の設置は、「1.利用と規制の分離、2.原子力安全規制に対する国民の信頼を得る」の二つを大きな目的とし、その人選は「1.中立公正性 2.透明性の確保を徹底する」としていました。
ところが、政府は、原子力学会会長や原子力委員長代理(2009.1.1~2009.12.31)として、原子力事業者と一緒になって原発を推進してきた田中俊一氏を、規制委員会の委員長に横滑りさせるという提案をしました。これは、「原子力ムラ」の中心人物に「規制」を担当させるもので、「利用と規制の一体化」に他ならず、「中立公正」でもなく、国会での法案審議の趣旨を踏みにじり、原子力安全行政に対して更なる国民の不信をもたらす人事案です。
同意人事案提案の責任は、細野豪志原発担当大臣にあります。細野大臣、「原子力ムラとの決別宣言」を全うするよう、直ちにこの案を撤回し、適切な人事案を国会に提示してください。
≪問題だらけの政府人事案:直ちに差し替えを!≫
【委員長候補】
×田中俊一(たなか しゅんいち)氏:【原子力ムラ・不適格】
(独)日本原子力研究開発機構(旧動燃)副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
※長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動。
※「原子力委員会」は国の原子力推進機関。原子力事業者と秘密会合を重ねて原子力を推進するなど公正さに疑惑がもたれており、原子力委員長代理としての田中氏の行動に対する第三者による検証が必要。
※副理事長である「(独)日本原子力研究開発機構」は、政府の原発推進、核燃料サイクル推進の研究開発機関。高速増殖炉「もんじゅ」の設置主体であり、「原子力ムラ」の関係者ではなく、「当事者」。
※さらに、田中氏は、原子力損害賠償紛争審査会において、「政府が避難の基準としている20mSVをゆるがすべきではない」として、最後まで自主的避難者に対しての賠償方針を策定しようとする能見会長に抵抗。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害住民や、傍聴者の怒りをかった。住民の帰還基準を20mSvと主張し、原研機構に除染利権をもたらし、自身は福島県除染アドバイザーに。
【委員候補】
×更田豊志(ふけた とよし)氏:【原子力ムラ・不適格】
日本原子力研究開発機構の安全研究センター副センター長。福島第一原発事故後も原発推進を前提とした「原発の継続的改善」を主張。日本原子力研究開発機構は、「原子力ムラ」の当事者。安全規制対象の「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の現役幹部を登用することは、実質的に欠格要件に該当する人事。
×中村佳代子(なかむら かよこ)氏:【規制対象事業者・不適格】
中村氏の所属する(公益社団法人)日本アイソトープ協会は医療用放射性廃棄物処理工場を運営し、最終処分場の設置を計画中。原子力安全規制の対象になる事業所の代表を規制委員に加えることは、実質的に欠格要件に該当する人事。
×大島賢三(おおしま けんぞう)氏:【外務官僚・不適格】
国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任した外務官僚。
※政府から独立して政策を決定し、執行する原子力規制委員会に、そもそも官僚OBは不適格。原子力規制委員会の業務である原発再稼働の基準、原発40年廃炉、放射線モニタリングなどの専門家でもない官僚OBは、政府の意向を原子力委員会に反映させるためのお目付け役にすぎない。
△島崎氏についても、十分慎重な調査が必要と思われる。
2012年7月21日 (土)
(転載ここまで)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3627.html?tw_p=twt
新設の原子力規制委員会での委員長と委員の人選が、あまりに原子力ムラ、もとい、核発電核開発推進原理主義組織に偏っていることが大きな問題です。原子力規制委員会が原子力推進側に握られるってどんな逆立ちした独裁体制の暴政強行かと思います。間もなく国会での承認のプロセスに入りますが、それを黙って許してはなりません。
2012年7月29日(日)の脱原発国会大包囲行動はたくさんの人を集めましたが、このような不当な核発電核開発推進原理主義組織の人事への企みにも多くの抗議が必要です。
下のお持ち帰り記事の中にあるオンライン署名と同時に、国会議員、特に地元の国会議員と民自公幹部にこの人事案についての意見を届けることが重要です。
●「避難の権利」ブログ
【緊急事態】新設・原子力規制委員会に「原子力ムラ」の人選~国会議員に「同意しないで」と伝えよう!
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-5a71.html
2012年7月21日 (土)
新設の「原子力規制委員会」の人事案がメディアで報じられました。下記の5人です。
田中俊一氏(後述)~委員長候補
更田豊志氏(日本原子力研究開発機構安全研究センター副センター長)
大島賢三氏(国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任)
中村佳代子氏(日本アイソトープ協会)
島崎邦彦氏(地震予知連絡会会長)
このうち、田中俊一氏、更田氏、中村氏は明らかに原子力ムラ出身者。新設「原子力規制委員会」が強力な権限をもつ独立委員会なだけに、これが通れば、今後の日本の原子力に関する重要な決定がすべて原子力ムラに牛耳られることになりかねません。
また、委員長候補の田中俊一氏は、下記のような人物です。
日本原子力研究開発機構理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
原子力損害賠償紛争審査会においては、最後まで、自主的避難者に対しての賠償方針を策定しようとする能見会長に抵抗。政府が避難の基準としている20mSVをゆるがすべきではないという立場。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害住民や、傍聴者の怒りをかった。住民の帰還基準を20mSvと主張。
低線量被ばくリスクについての認識がなく、「100mSvというのは健康に大きな影響がないということ。このあたりをどう今後住民に、折り合いをつけていただくかということが大変大事」と発言(2011年8月23日 第32回原子力委員会 議事録より)。
NPO放射線安全フォーラム(原子力ムラの住民たちの立ち上げた団体)副理事長として、いち早く飯舘村に入り、高線量地区の長泥区長宅に押しかけて除染実験を行い、除染土の処理に「これだけ広いんだから谷一つくらい埋めればいい」と発言。県内各地で除染を手掛け、福島県の除染アドバイザーに就任。
食品安全員会の示した生涯100mSvという基準や労災や放射線管理区域の5mSvを基準にしてはという考え方に対し、厳しすぎるという観点から反対。最大の健康影響は避難することにストレスだとしている。
まだ、間に合います。
この人事案には、国会の衆参両院の同意が必要です。国会議員に、この問題点を伝えていきましょう!
★オンライン緊急署名はこちらから★
https://fs222.formasp.jp/k282/form2/
原子力規制委員会って何? 何が問題?という方は、下記のPDF(eシフト氏家さんの講演パワポ)をご覧ください。
https://dl.dropbox.com/u/23151586/120726_ujiie.pdf
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)などが、下記の声明を出しました。
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「原子力規制委員会」の同意人事に関する緊急アピール
細野豪志大臣!原子力規制委員会に「原子力ムラ」の人選!?
適任者に今すぐ差し替えを!
2012年7月21日
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
エネシフ・ジャパン有志
7月20日、「原子力規制委員会」の5人(田中俊一氏、更田豊志氏、大島賢三氏、中村佳代子氏、島崎邦彦氏)の国会同意人事案が複数のメディアに報じられました。
新しい原子力規制委員会の設置は、「1.利用と規制の分離、2.原子力安全規制に対する国民の信頼を得る」の二つを大きな目的とし、その人選は「1.中立公正性 2.透明性の確保を徹底する」としていました。
ところが、政府は、原子力学会会長や原子力委員長代理(2009.1.1~2009.12.31)として、原子力事業者と一緒になって原発を推進してきた田中俊一氏を、規制委員会の委員長に横滑りさせるという提案をしました。これは、「原子力ムラ」の中心人物に「規制」を担当させるもので、「利用と規制の一体化」に他ならず、「中立公正」でもなく、国会での法案審議の趣旨を踏みにじり、原子力安全行政に対して更なる国民の不信をもたらす人事案です。
同意人事案提案の責任は、細野豪志原発担当大臣にあります。細野大臣、「原子力ムラとの決別宣言」を全うするよう、直ちにこの案を撤回し、適切な人事案を国会に提示してください。
≪問題だらけの政府人事案:直ちに差し替えを!≫
【委員長候補】
×田中俊一(たなか しゅんいち)氏:【原子力ムラ・不適格】
(独)日本原子力研究開発機構(旧動燃)副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
※長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動。
※「原子力委員会」は国の原子力推進機関。原子力事業者と秘密会合を重ねて原子力を推進するなど公正さに疑惑がもたれており、原子力委員長代理としての田中氏の行動に対する第三者による検証が必要。
※副理事長である「(独)日本原子力研究開発機構」は、政府の原発推進、核燃料サイクル推進の研究開発機関。高速増殖炉「もんじゅ」の設置主体であり、「原子力ムラ」の関係者ではなく、「当事者」。
※さらに、田中氏は、原子力損害賠償紛争審査会において、「政府が避難の基準としている20mSVをゆるがすべきではない」として、最後まで自主的避難者に対しての賠償方針を策定しようとする能見会長に抵抗。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害住民や、傍聴者の怒りをかった。住民の帰還基準を20mSvと主張し、原研機構に除染利権をもたらし、自身は福島県除染アドバイザーに。
【委員候補】
×更田豊志(ふけた とよし)氏:【原子力ムラ・不適格】
日本原子力研究開発機構の安全研究センター副センター長。福島第一原発事故後も原発推進を前提とした「原発の継続的改善」を主張。日本原子力研究開発機構は、「原子力ムラ」の当事者。安全規制対象の「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の現役幹部を登用することは、実質的に欠格要件に該当する人事。
×中村佳代子(なかむら かよこ)氏:【規制対象事業者・不適格】
中村氏の所属する(公益社団法人)日本アイソトープ協会は医療用放射性廃棄物処理工場を運営し、最終処分場の設置を計画中。原子力安全規制の対象になる事業所の代表を規制委員に加えることは、実質的に欠格要件に該当する人事。
×大島賢三(おおしま けんぞう)氏:【外務官僚・不適格】
国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任した外務官僚。
※政府から独立して政策を決定し、執行する原子力規制委員会に、そもそも官僚OBは不適格。原子力規制委員会の業務である原発再稼働の基準、原発40年廃炉、放射線モニタリングなどの専門家でもない官僚OBは、政府の意向を原子力委員会に反映させるためのお目付け役にすぎない。
△島崎氏についても、十分慎重な調査が必要と思われる。
2012年7月21日 (土)
(転載ここまで)
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