青森市のS野さん。先日はお元気そうな声にびっくりしました。
S野さんは保健師さん。私たちのお付き合いはそろそろ15年くらいになるのではないでしょうか?もちろん、地域の認知症予防活動で知り合ったのですけれど。
今年も青森産のおいしいリンゴを送ってくださったのです。
「離れたところに友達がいて、そこにリンゴを送ることができる。なんて嬉しいこと!」と声が弾んでいました。
それでは私も。
「花ユズがたわわに実っているのでどうぞ」と声をかけてくれた友人宅に直行。たくさんいただいて、ネットから花ユズマーマレードのレシピもプリントして荷物つくり。
「1キロだけ私が頂いて作ってみましょう」と思いつきました。その経過を写真にとってブログにアップしたら、S野さんが作るときのお役にたてるのではと考えたのです。
ユズをよく洗って一つずつタオルで拭きます。
そして横半分に切ってレモン絞り器で絞ります。
半分に切った皮には、種と小袋が残っています。
種はペクチンがたくさん含まれています。
これは使いますから、絞り器に残った種と一緒にして、別の容器に取っておきます。
半分に切った皮に残った小袋は、指でくるっと取り外します。
小袋も細かく刻みます。
といっても、煮ると溶けますから、まあ適当でいいのです。
種は、ガーゼに包んでもいいのですが、お茶用の不織布の袋に入れました。
私が参考にしたレシピの皮の処理は、以下の通りです。
細かく切った皮を、花ユズの重さの3~4%の塩を振って軽く混ぜ10分おき、さらに水をヒタヒタになるまで加えて20分おく。
その皮をさっと洗って、水にさらす。
好みで1時間くらい。
夜に作り始めたので、私はさっとその塩水のままゆでました。水にとって、軽く絞ります。
鍋にジュース、砂糖、小袋の切ったもの、皮をゆでたもの、種を全部一緒に入れて、強火で煮詰めます。
しゃもじか木べらで底をこするようにして煮ていき、手触りがザザッという感じになったらそれで完成。
冷めると、種のペクチンがびっくりするほど効いて固まりますから、まだ早いかなと思うくらいで十分です。
「大人の味」を楽しんでください