ニセコの宿は、ヒルトンニセコビレッジでした。
今住んでいる伊豆高原でも北海道でも、中国人をはじめとした外国の方たちがたくさん旅をしています。
この立派な正面玄関で浴衣姿で記念写真を撮っているグループもいました。あまりも楽しそうなだけに、見る側としたら余計寂しいという変な感情を持ちました。日本人観光客が海外に行き始めたころにも、このような文化の差から来る失敗はあったのでしょうね。
ひところ指摘されたお風呂のマナーは問題なしで、スリッパの人もタオルを湯船にいれている人も皆無。日本の文化として教えてあげたらいいのでしょう。
いずれにしても、外国の人なしでは、ニセコ観光は考えられない印象がありました。
ホテルに隣接して日本的な情緒を込めたショッピングモールが新しくできていました。
私たちも旅の記念にガラスのぐい飲みを買いました。
ショッピングモール入口。「ニセコビレッジ」と「新雪谷」。中国語の漢字による表現力はすごいですね。
おしゃれなホテルのロビー。
ヒルトンから日本海側へ向かって車を走らせると、ニセコ一帯の温泉の元湯のような景観が開けてきます。硫黄臭漂よう生きた温泉。
この道はニセコパノラマラインと言われています。共和町神仙沼のルックアウトからの景色です。眼下の町は岩内町、左に見える海は日本海。
マイヅルソウ。標高750mにある湿原ですから、高山植物が道端に咲いています。
これは?
ツツジも満開。
ニセコからも羊蹄山西麓が見えます。
ストーンサークル、発見。欧州、シベリア一帯のものと共通する形式で、3000年前の墳墓と説明されていました。
三内丸山遺跡や秋田県の大湯環状列石。長野県茅野尖石縄文考古館。
考古学に興味がある方ではないと思いますが、旅先で縄文遺跡の施設に巡り合うと時間の許す限り見学してきました。上の三施設には行ったことがありますが、それぞれにびっくりさせられる発見があって楽しかったです。そのような実体験があればこそ、いくつかの石を見ただけで縄文人は広範囲に広くたくましく生きていたということが実感されるのですね。何事も百聞は一見に如かずです。
ブログ村
http://health.blogmura.com/bokeboshi/ranking_out.html