脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

6月の右脳刺激

2021年06月16日 | 私の右脳ライフ
このブログの「私の右脳ライフ」というカテゴリー内で「○月の右脳訓練」としてたくさん書いてきました。今日は「右脳刺激」です。私がアクティブに活動したわけではありませんから。少し積極性に欠ける生活実態の反映かもしれません。何しろコロナ自粛です。ただ、情報をきちんと受け取っていけば、制限された中でも脳がイキイキできたという報告です。
ニューヨークランプミュージアム

6月1日に「小布施だよりー替え歌づくりの名人北澤さんへ」というブログを書きました。小布施町の「脳のリフレッシュ教室(認知症予防教室)」に参加なさっていて、様々な替え歌を作ってくださる北澤さんへのお手紙です。
在宅介護支援センターの保健師さんが、記事を打ち出して届けてくださったそうです。
保健師さんから頂いたメール。
「北部地区の北澤さんへ先生のブログを印刷した用紙をお渡ししました。
大変喜ばれ、ニコニコ顔がとまりませんでした。( ´艸`)
北澤さんからビデオレターの感想を聞いていますのでお伝えします。
『自分の好きなことをやるのが一番良いという話を聞いて、いつものことながら先生の話はその通りだなと思った。体を動かし、脳リフも続けていきます。先生に会いたいなあ』とおっしゃってました」

メールを読みながら、北澤さんやそのほかのメンバーのお顔が次々に浮かんできましたよ。皆さん笑顔です。
こんな時、メールを読んでいるだけのようですが私の脳も活性化されるのです。
そのためには、当然ながら豊かな共通体験が先行条件として必要です。
皆さんの教室交流会での発表の様子。ちょっと言葉を掛け合ったこと。目と目であいさつしたこと。

こんなやり取りをしたのも北部地区のH田さんとでした。
「ボケ予防にいいというのでわざわざドリルを買ってきてやったのですが、これで本当にボケ予防ができるのですか?」と聞きに来られたんです。
「どう思いますか?」と私は聞きました。
「ドリルばっかりやっても、ちっとも面白くない。こんなことをしていたらボケてしまう」って答えられたのですよね。
「どうしたらボケないでいられると思うのですか?」と重ねて聞いたら
「脳のリフレッシュ教室でみんなと笑ったり歌ったりしていると、なんだかボケないでいられるという自信が出てきます」
いろんな思い出が押し寄せてきて、私の脳はフル回転。
散歩道のカフェランプ

珍しい営業案内ですね。

昨日。次男からメールが届きました。
「衝撃」ということばから始まっていたのでびっくりしました。
東京在住なので、六本木ヒルズにある診療所(?)に健康診断に行ったそうです。
受付を通り、健診を済ませて帰り際。受付のスタッフが声掛けをしてくださった。多分ちょっとだけマスクも取ってくれたのでしょう。
大学に行くまで住んだふるさと磐田市の、隣家のお嬢さん!
小さいときは触れ合いも多かったのですが、男女だし年齢も少し離れているので子どもたちの触れ合いは減っていきました。大人になってから会ったことはなかったのではないかと思います。
でも「びっくりだねぇ。お互いマスク越しだったけど、すぐにわかるものだね」
菊咲き七段花

その上、その「衝撃事件」を隣家のT子さんにさっそく電話で報告したら、子どもたち(子どもの子ども。T子さんや私から言えば孫)が兄弟校在学中ということまでわかり、またまた盛り上がりました。
息子から「今コロナで休会中だけど「磐田の会」があるので知らせてあげて」と追加メールも届き、長男からも「すごい」と一言。
日本アジサイ 藍姫

長男の言葉を待つまでもなく、すごいことでしょう!あの大東京で!
隣どうし、といっても磐田市という東京からはるかに離れた場所の家の子どもたちが30年ぶりくらいに再会。何のつながりもないはずなのに。
私は何もしてないのですが、私の右脳は、イキイキ・ワクワク。どうしても誰かに報告したいと思ったのです。



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