二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

自家製オイルサーディン

2014-04-20 16:01:39 | menu

1パックに10匹ほど入ったミニサイズのイワシがイオンで
叩き売られていました。1匹30円ぐらいです(笑)。

魚の保存食はオイルサーディン
ぐらいしか出来ないのですが、これは作るチャンス!

頭をおとし、腹わたと中骨を取りました。
家にある香りのものを用意しました。

 

ルク鍋にイワシを並べて塩。
香りのものとペッパーを入れてサラダオイルを注いで
120度のオーブンで気長に煮る。オーブンからいい匂いが
することと、にんにくが茶色になったら煮えている合図!

 

夜に作ったので、朝ごパンで早速♪
イワシの薬膳としての効能は、疲労回復とむくみ解消です。

 

 


葉野菜鍋

2014-04-20 14:55:18 | 旬をゴチになる

毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
4月11日~4月17日(の食レポ)です。

葉野菜は水菜、スイスチャ―ド(ふだん草)、サニーレタス。
根野菜は佐賀白石れんこん、ごぼう。
実野菜はトマト。
茸はぶなしめじ。
フルーツは熊本天草パール柑が届きました。

 

水菜、葉と軸に分けたスイスチャ―ド、冷蔵庫で先週から
繰り越していた春キャベツも加えて葉野菜鍋にしました。

特に食べたかったのが水菜!肌荒れ解消食材です。
薬効が失われないよう、加熱し過ぎないようにいただきました♪

 

11月くらいから5月ぐらいまで届くごぼう。
薬膳としての効能は、体の熱冷まし(体を冷やす性質) と
余分な水分を取る食材で、解毒や利尿作用です。
種はゴボウシと呼ばれる生薬です。

豊富な食物繊維が腸を整える食材です。

相乗効果ならゴマで便秘解消。
コレステロール減や血液サラサラの作用なら玉ねぎと
組み合わせるとよいそうです。NGは海藻類。ごぼうの
食物繊維がミネラルの吸収を妨げるそうです。

きんぴらごぼうにしました。
鹿児島土産のさつま揚げで作りました。

 

しめじは汁物に。

 

サニーレタスはチキンステーキの付け合わせや
別の日のサラダに使いました。

 

チキンステーキのマリネに使ったオイルは、いただいた
白トリュフフレーバーのオリーブオイルです。
料理の味が変わりました!

パール柑で薬膳スイーツを作りました。
トマトは冷やして丸かじり!
お口にひんやりも美味しい陽気になりました♪

世は春の土用。
春の長雨が上がったら立夏、夏のはじまりです!

今週もおごちそうさまでした。

iBox(宅配野菜)
http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 

 


食べ鉄が揃うお習字稽古

2014-04-18 12:32:38 | 福岡グルメ

月に一度のお習字合宿(通称F道場) に参加しました。

場所は別名、花寺(と名付けました)。
境内には和花から洋花までたくさんの花があります。

お手入れや、管理が行き届いていて、これから
しばらくは花も月替わりで迎えてくれます。

特に駐車場から道場の玄関までが見事!
今月は鉢植えの立派な牡丹がいくつもいくつも咲いていました。

花より団子なので、庭園のツワブキが気になりますが(笑)。

 

練習したものを添削していただき、学習の目標を立てました。

 

条幅は、実用文字とは違って芸術的な鑑賞に値すると
言われるところなのですが、それがなかなか難しい。
中腰の姿勢で長時間耐えられる体力も要ります。
3、4文字を一気に書く、あるいは一幅を仕上げる集中力も
要ります。本当の話、F道場で基本の基本から復習を
しています。のちの重要性に繋がると思うからです。

 

ランチは博多駅で買っていく駅弁♪
食べ鉄が多いので、毎回選び甲斐があります(笑)。

 

春限定の2種類を買ってみました。

 

差し入れ用の薬膳オレンジサヴァランは容器に作りました。
スコップケーキの要領です。

“ゼラチンは膠だ” という話から、書道具に使われる膠に
ついても習いました。膠は墨に使われています。
それから和筆(日本で生産される筆)。
最近は確かに、化粧筆の方に注目がいっちゃっています。

道場を主宰する男性の先生は
「良い毛が化粧筆に取られとっちゃんねー」 と。

ポーチの中の熊野の化粧筆は絶対に見せられない!と
思いました(笑)。

 


薬膳オレンジサヴァラン

2014-04-18 10:58:59 | 薬膳教室

翌日がF道場でのお習字稽古。
リフレッシュ剤のみかん系を使って薬膳スイーツを作りました。

みかん。薬膳では実より皮を重視。
乾したものを陳皮・チンピと呼んで血気のめぐりをよくします。

オレンジとの違いは性質です。
みかんは温性で、オレンジは涼性です。

気温は20度越えの予報なので、体の熱を取ってくれる
涼性のオレンジも使うことにしました。

サヴァラン!
スポンジケーキとクリームに陳皮とオレンジを入れました。
飾りはパール柑です。

素人作ながら冷たいうちに食べたら、ものすごく
美味しかった(笑)。熱の塊みたいなオットも気に
入ってくれました。

オットはここは中国か!みたいなものには敏感で嫌がるので
まずは第一関門突破(笑)。

リフレッシュ、気がめぐる、みかん×ゼラチンの
組み合わせで美肌づくりにもなるスイーツです♪

 

 


春の薬膳カレー

2014-04-18 09:01:34 | 旬をゴチになる

今季2度 採った自生のツワブキですが、実はこれも生薬です。
生薬名はタクゴと言います。

はじめに採ったつわぶきは、作りおきとして、きゃらぶき。
次に採ったものは冷凍をしているので、色々と楽しめます。
サイズ規格もなくて自生するもの!って感じで面白いです(笑)。

 

オットが「ただいまー。どの家か、今夜はカレーのところがある」
と言って帰ってきました。

「あのー、うちですけど」。

「お! やったあ」。

・・・。

春の薬膳カレーです。薬膳食材のみでチャツネを作る
ことはいまだ発展途上なのですが、ブイヨンとルウは
いよいよ好きな感じになりました♪

そこに春おすすめの具材です。春は「肝」 が弱りやすい
季節なので、「肝」 の働きを補う食材を使います。

にんじん、セロリ、ツワブキ=生薬タクゴ を使いました。
お肉は豚肉で潤い効果です。ごはんには刻んだにんじんの葉を
トッピングしました。

辛さの摂り過ぎは「肝」 を痛めるので控え目にしています。

 

せっかくなので、サラダも「肝」 によいもので。
近所の直売所に行けば、野菜でみる肝の薬があるので。
クレソン、トマトです。

 

それからはじめて見た、かつお菜の菜花も加えてみました。
かつお菜は“勝男菜” と書く博多のお雑煮に欠かせない
縁起物。お正月の頃には葉だけですが、春には花も食べる
のですね。ほー。

「どんなですか」と尋ねたら「苦味がある」 ということなので
こ れ は (春の)苦味!解毒だとイメージしました。

4月17日は春の土用入り。

薬膳では師事する先生によって土用の解釈がそれぞれ
あります、ありました。

わたしには、土用は春夏秋冬、年に4回あるという、雑節の
ひとつという捉え方が自然なので、これでやっていこうと
思っています。

「土用」は、季節の変わり目のとき。
季節の変わり目は体調が不安定なので注意が要ります。

春の土用は立夏の前の18日間です。

春の邪気は、ふう・風(風邪、ふうじゃ)。
風にのって舞うホコリ、黄砂、花粉。暮らす福岡は大陸に近い
都市なのでPM2.5に対してもものすごく敏感です。

鼻グズグズ、喉がやられるカゼ、菜種梅雨・春の長雨で
体が冷えるなどです。

陽気がよくなり、春の長雨が降り出すと季節はもう
次へと進みます。

食卓では、行く春の仕上げと、次に来る夏のことを考えて
ごはんを作ろうと思います。

春は「肝」の調子が活発になり(同時に弱る)、張り切って
頑張れます。

「肝」に繋がる目の機能も高まって、いろいろなものが
色鮮やかに見えています。

食べものでは芽吹くもの、緑の濃い野菜が多く出回って
います。これらで気と血のチャージと解毒(デトックス)です。

しっかり出すことで、夏に弱りやすい五臓の「心」を
養うことができるのだそうです。

 


ツワブキ採り 2回目

2014-04-18 07:26:57 | 旬をゴチになる

今季2回目!
マンションのオーナーご夫妻と行くツワブキ採りです。

ツワブキは園芸植物としても使われているので実は
ご近所あたりでも見かけたりするのですが、そこは
グルメなオーナーご夫妻のこだわり。

「ご近所で見かけるのは日陰で育っているけれど
 あれはどうなの?」 と尋ねてみたら、

「それはくさあ。海岸、お日様と潮風で育ったツワブキが
 一番美味しかと」 だそうです(笑)。

漬物石にちょうど良さそうな石がゴロゴロしている海岸線を
歩いて山に入りました。歩くだけでも束が出来ます(笑)。

 

この “ツワブキ山” は採り放題!
とりあえず登りながら採って~てっぺんまで!
意外と急な山なのでロッククライミング初心者みたいな
格好で採っています(笑)。

下山も油断禁物!
滑り台をするつもりで座り降りをしながら採っています。

 

マナーもきっちり。
“ここは採りました” というサインを落とした葉で作ります。
次に入山した人は葉の乾き具合で “何日前だ” ということが
分かるそうです。ほー。

 

今回は、“ツワブキ山” の前に、地域の直売所に行くコース。
はじめて行った直売所でしたが、鮮魚がものすごく豊富。
海藻類も豊富。珍しいところでは地元のテングサがありました。

これで~自家製ところてんが出来る!と手が出そうになり
ましたが時間が取れそうもないので止めました。

魚と野菜、晩の用意が出来ました。

 

キスの天ぷら。キスはお店で頭とお腹を処理してもらった
ので後は開いて揚げるだけ!サイズも大きくて身がふわふわ♪

 

アスパラガス、スナップエンドウ、キヌサヤでミモザサラダ。
グリーンサラダでも十分に良かったのですが、ここで
“キッチンは薬箱”。

疲れたときには鶏卵が手っ取り早く使えます。薬膳としての
効能は、卵黄には体力回復、卵白には潤いや解毒の働きが
あるので、それを利用しました。

 

 

 


中川政七商店 博多ふきん

2014-04-16 23:22:27 | お買い物

最寄駅 西鉄 春日原駅前のうつわギャラリー卓さん!
ものすごく、ご無沙汰をしていました。

 

目がないカゴのお出迎え(笑)。

 

店内は青葉とガラス製品がいっぱい♪

 

ガラスの蓋碗がかわいい!
中をよーく見るとナツメ、チンピ、マイカイカ。
これって~お湯を注いだら薬膳茶だ(笑)。

 

えー! 中川政七商店さんの、これって~ご当地ふきん!
知らなかった!!

見せてもらったのは博多バージョンで名前は
“博多ふきん” だそうです。

太宰府天満宮ぽい、梅ヶ枝餅、とんこつラーメン、博多にわか、
博多鋏、博多祇園山笠、あまおういちご、博多どんたく など
博多モチーフが散りばめられた蚊帳生地のふきんです。

ふるさと、大分県バージョンもあるとのこと。
ほ本当ですか。ご当地ふきん、ハマってしまいそうです(笑)。

 

それからタダフサのまな板♪
昨年オーナーさんに紹介していただいたタダフサの包丁が
気に入っているので、次はまな板かなあと思い購入(笑)。

そろそろ店内で会えそうな気がしていた方と見事に
会えました!実のところ、ひょんな出会いから始まる
ことが多い店内なのです。不思議と(笑)。

オーナーさま、いつもありがとうございますです!
ある時は、縁結びの神様ではなかろうかと思っています(笑)。

 

 


じゃこ山椒

2014-04-14 19:20:08 | 旬をゴチになる

山椒の若葉、木の芽。

我が家はベランダで越冬に成功したプランター植えの山椒から
若葉が次々と生えています。

山椒は昨春、ご近所商店街の八百屋さんで買ったものですが
越冬の期待は正直ゼロ(笑)。嬉しい誤算です!

 

地元紙に農家のおばあさんが料理を教えてくれる
コーナーがあるのですが、この頃は山椒の若葉(木の芽)
を使ったじゃこ山椒でした。

“葉が大きくなると もさもさして使えなくなるので、作るのは
今しかありません” と書いていたので、忘れずにちりめんじゃこ
を買いました。

 

鍋に、から炒りしたちりめんじゃこと、刻んだ木の芽、調味料を
入れていりあげるだけ!

 

敷居が低くて良かった(笑)。あ~春の香り♪

 

 


今季初! たけのこごはん

2014-04-14 19:17:11 | 旬をゴチになる

マンションのオーナーさんがご実家の竹林で採ってきた
筍をおすそ分けくださいました。
わーい!今季初の筍。しかも掘りたてでーす。

「まだ少し小さかとばってん」 と言うことで、貴重なはしりの
1本です。“さしみか筍ごはんか” で、立ち話(笑)。
我が家は筍ごはんにしました。

油揚げ(油抜き済み) を細かーく刻んでおだしと
調味料で炊きました。木の芽を叩いて香りを出して~
ありがたーくいただきました!


筍の薬膳としての効能は、熱とり、むくみ取り。
体の余分な熱や水分を外に出すことで体調を整えてくれます。
食物繊維も豊富です。

また、筍と木の芽は、冬の間、寒さで閉じていた体を温めて
(体を) 目覚めさせてくれる組み合わせです。

山椒は熱性なので(温性よりも) 体を温める力が強く、
体の中の冷えや寒さを取り除く効果です。気血のめぐりを
よくして、痛みを止め、冷えや、冷えによる下痢によいと
されています。

 

 


ようやく春の体に衣替えしました!

2014-04-12 16:42:53 | 旬をゴチになる

毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
4月4日~4月10日(の食レポ)です。

せり、アスパラガスに春キャベツ、春大根、新たまねぎ、
ベビーキャロット、スティックセニョールも。

 

中からスイスチャ―ド!これはふだん草のカラフル種です。

 

この週の7日の朝からようやく体が冬から春に衣替え
しました。サインは目覚めがサクっといき、布団からスクっと
出られるようになったこと!

薬膳では、春分(3.20)の頃に体のバランスが整いやすいと
言います。ですが、わたしの体はこの頃まではそうではなく、
特に朝はなかなか布団から出られずにいました。

春分から17日目にして変わったので、この遅れは加齢
なのよねと思いました(笑)。

先生に伺ったら「冬の間 閉じていた五臓(閉臓)が、
開いた、目覚めた(開臓)ってことったい」 と教えてくれました。

遅れは加齢?の質問に対しては、開臓に時間がかかる
タイプなだけよ。と言われました(笑)。

「目覚めるような食材=芽吹くものを食べとっちゃろ」 と
聞かれたので、はて?と思いましたが、宅配野菜で
確実に摂れていると思います。

先生のレベルから言うと、それは薬膳とは言わない!
ので、目標にして頑張りまーす(笑)。

 

せりは、春の臓「肝」 を正常化する野菜。
オットは仕事でイライラ、わたしは目の充血。
どちらにもよいので助かりました。
また「肝」は血がたっぷりの環境が好きなので
血を補うまぐろの削り節をのせました。

 

野菜の明るい色調、野菜の香り。いいですねえ。
ふるさと大分の味“とり天” の付け合わせに。

 

春キャベツはにんじん、汐吹き昆布と和えました。

 

スイスチャ―ドは葉と軸に分けて簡単に油通ししました。
もたもたすると色がどんどん抜けるような気がして
焦りました(笑)。抗酸化作用は小松菜よりも多いそうですよ。
すごーい♪

 

おごちそうさまでした。

iBox(宅配野菜)
http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24