ペロシ米下院議長の台湾訪問、目くらましに日本を含むアジアの国も訪問、今もって何しに来たのか判らない。しかし、東アジアの緊張は一気に高まり、武力衝突の危険性も生まれた。中国はあらかじめ、「火遊びは止めろ」とペロシ下院議長に警告、実際は花火より強大なミサイルを台湾周辺に撃ち込み、ついでに日本のEEZにまで打ち込んだ。自ら言っている火遊びを大々的に開始した。日本の漁業だけでなく、商業用航行も危険にさらされる事態となった。
ペロシおばさんそんなことは気に止めず「訪問は成功だった」と自賛、何が成功なのかサッパリ判らない。遠く離れたワシントンではこの緊張感は判らないだろう。岸田首相はペロシおばさんを歓迎、まさか台湾防衛の言質を与えたようなことは無かったと思うが、韓国では大統領はペロシおばさんとは会わず、短い電話会談で済ました。韓国の対応の方がましだ。
ペロシおばさんを団長とするチームの一人ラジャ・クリシュナムルティ下院議員によると、代表団は台湾への武器売却についても協議したという。また訪日したエルブリッジ・コルビー元米国防副次官補は日本も防衛費を三倍にと言いだした。米国の狙いは、武器売却増にあるのか?
東アジアでの軍拡競争は誰も得をしない。武器商人だけがほくそ笑む。日本でも三菱重工の株価が一気に上昇した。