行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のマネー運用、日経平均株価史上最高値39098円、半導体様々

2024-02-22 21:47:01 | 年金生活者
22日の東京株式市場で日経平均株価が史上最高値を更新した。終値は前日比836円(2%)高い3万9098円だった。バブル期の1989年12月29日につけたこれまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせた。
号外も出た

エヌビディアが21日に発表した2024年1月期通期決算は、売上高が前の期比2.3倍の609億2200万ドル(約9兆1400億円)で、韓国サムスン電子の半導体部門や米インテルの売上高を上回り、初の世界首位になり、この決算が引き金で日本の半導体関連企業の株価が日経平均株価を押し上げた。
ゴールドマンのトレーディングデスクは、エヌビディアを地球上で「 最も重要な株式」と呼んでいるくらい日米での影響力は凄い。

米ゴールドマン・サックス(GS)証券がアップル、マイクロソフトなど米国株を代表するハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」の日本版に当たる「セブン・サムライ(七人の侍)」と名付けて公表した。その7銘柄は、SCREENホールディングス、アドバンテスト、ディスコ、東京エレクトロンの半導体製造装置メーカー4社と、トヨタ自動車、SUBARU、三菱商事の計7社。米ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」は、アップル、グーグルを傘下に持つアルファベット、アマゾン、メタ(旧フェイスブック)、マイクロソフト、テスラ、エヌビディアの計7社。その時価総額は合計で約12兆ドル(約1800兆円)と、東証上場企業全体の2倍という超大型銘柄だ。日本の七人の侍は馴染みのない半導体装置メーカーが主なのでちょっと比較にならない。

本日の株価を見ても日経平均株価は2.19%増だが、TOPIXは1.27%、JPXプライム150は1.17%と半導体装置メーカーが寄与した日経平均株価との差は歴然で、市場のゆがみが気になる。



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