週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#110-’07. 蓼科グランドホテル 滝の湯

2007年05月01日 23時30分58秒 | 温泉&宿
 ゴールデンウイークの連休、義母を連れて温泉に行く事になった。
最初に頭に浮かんだのが、要害山の麓の積翠寺温泉・要害と古湯坊座忘庵の二箇所である。
先日、太良ヶ峠越えした時甲府盆地の夜景の素晴らしい旅館であることを知ったためネットで調べたが、宿泊一週間も無い時期に探しても空いている部屋はなかった。
次の笛吹川フルーツ公園のフジヤホテルも空室がなかった。
その後、諏訪湖周辺、蓼科・白樺湖周辺、軽井沢側など信州・山梨近県をさがして
蓼科グランドホテル滝の湯さんに落ち着く事になった。
滝の湯さんの近くの親湯さんは満室で空き部屋はなかった。
ネット上では蓼科グランドホテル滝の湯さんは沢山の空き室があったので、何ゆえに人気が無いのか少し心配してしまった。
ところが、大して期待していないで行った事もあったがサービスも料理もお風呂も良かった。
眺望と部屋が其れほどでもなかった。
ビーナスラインから谷筋の沢に降りた所の位置している関係で、眺望はいかんともしがたい。
一応、ホテルのパンフレットに載っている部屋であったがまあまあと言ったところか。
可も無く不可もなくといった部屋である。
別に不満は無いが特別驚く事もなかった。
ホテルのHPを見ると、渓間荘(いわまそう)客室となっていた。

予定チェックインの3時少し前に到着すると、ドアボーイの人が走って迎えに来てくれた。
到着するなり名前を○○さんですか、と、確認されたのには驚いた。
走って、荷物を取りに来てくれた事と名前をしっかり覚えて居た事で気分よくしてしまった。
このドアボーイの青年は毎回走って階段を駆け下りて出迎えていた。
自分が駐車場に車を置きに行っている間に家内がチェックインした。
その時、特別料理で馬刺しを注文した。
お部屋に案内される時、フロントのスタッフの方が追いかけて来て特別注文の馬刺しと料理が重複しないか確認にきた。
わざわざ、重複している時は取り消せるように配慮して追いかけて来てくれたが、ダブりはないみたいであった。
本来、フロントのカウンターで確認終了することであるが、大きなファイルを持ってエレベーター前まで追いかけて来てくれた。
大変気配りを感じる応対であり、またまた気分を良くしてしまった。

お部屋に案内してくれた女性の方は研修生であると家内が言っていた。
頑張って色々説明してくれていた。

また、ロビーには今の天皇陛下が皇太子時代、美智子様と三回ほど訪問されていた。
皇太子殿下もまさ子様と結婚される前の独身時代に来たようである。
それぞれの写真が飾られていた。
由緒正しきホテルみたいである。

部屋から少しだけ見える遠くの山々。
北か南かはっきりしませんが、たぶん南アルプスかも。
いやいや、場所からして北アルプスかも。


三階吹き抜けから二階ロビーを。
手前には花が沢山配置されていた。
白熱電球はいいものである。


未だ少しの緑だけで、春の芽吹きはもう少し後になりそうな!
標高が1250メートルと表示されていたから、我が家より大分低い。


紅梅か花桃かはっきりしないが、まもなく咲きそうである。


この野天風呂が最高であった。
到着時すぐに飛び込んだのは、2階の大浴場である。
誰も居ないし、未だ誰も入浴した形跡が無い。
桶なども綺麗に並んでいた。
洗い場だけでも30人分ぐらいある、大浴場を独り占めである。
湯船から滝を眺めて、泡沫風呂、打たせ湯と最高の気分で浸かることができた。
後で分かった事だが、お客は殆どこの野天風呂に入りに来るみたいで大浴場にはあまり来ないようである。
大浴場は24時間入浴可で、ここ野天風呂は午前6時半からであるが、20分に行くと係りの人が入れてくれた。
親切だと思い中に入ると既に20人以上が入っていた。
内湯の他、露天で二つあるので別に混んでいるといった感じは無かった。
人気があるのも頷ける。


お品書きと言うのか、メニューと言うのか、二枚に亘っているのは初めてである。


最初に出された料理を。


ビールの脇にある磁器のグラスに食前酒の梅酒が入っていた。
梅酒は大好きである。


家内も義母も馬刺しは食べないので、一人前であるが十分の量である。


美味しいデザート。


至る所に花や絵画や工芸品等が飾られていた。


笊に飾られていたドライフラワー。笊(ざる)である。素晴らしい発想である。


ピクチャーレールから吊るされている絵画とさり気無く隅に飾られた花。


朝食はバイキングであったが、屋台風に何台も出ていて暖かいものは暖かく。
デザートにプリンと最後にコーヒーを。


バイキング会場の照明を。


観光地巡りもせずに、上げ膳据え膳の食事とお風呂を堪能しに来ただけであったが、
義母も家内も私も大満足でお山の家に帰る事ができた。

最後に家内がダメ出しをしていた。
朝食後、料金の精算に伺ったら計算が出来たいなかった。
10分後に来て下さいと言われたと。
確かに混んでいるが、計算が出来ていないホテルは初めてだと、言っていた。






コメント
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