週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 健常者だけでは

2009年03月13日 00時00分01秒 | たわごと(少し硬派に振って)
今回は、水泳つながりのその友人の話をお借りして。

友人は手話の教室に通っている。
手話を学び聴覚障害者との意志の疎通を図るべく努力している素敵な方である。
仕事で手話を必要とするわけではない。
純粋に手話を覚えたいのである。
自分には出来ない、努力家である。
その博愛心に富んだ人間性に敬服する。

彼の知り合いの聴覚障害者が歌舞伎町を歩いている時の話。
彼の風体が不審を懐かせる格好ではなかったが、後方から警官に声を掛けられた。
所が彼にはその警官の声が聞こえない。
警官は無視する彼に対して語気を強めて再度呼び止めた。
不幸な事に警官は平然と前を歩く青年が聴覚障害者であることに気がつかない。
健常者である警察官には、声掛けを無視している青年が聴覚障害者である事など思いも及ばない。
警官は自分が健常者であるから、聴覚障害者が居る事自体想定外である。
只単に、制止する呼び声を無視されたとしか思わない。
止らない青年の前に立ち塞がり、初めてその青年が聴覚障害者であることに気がついた。

つづき。

これに似た事は、何処にでも存在する。
電車のシートは全て、優先席(以前のシルバーシート)だと自分は思っている。
でも、世の中では電車の端にある色違いの所が優先席である。
この席は、老人だけが座る事を優先された席ではない。
元気な老人より、揺れる車内で立ってつり革につかまり通勤する初期の妊婦さんの方が大変である。
所が元気な老人が妊娠初期の方の前に立ち、非常識であると言わんばかりの顔をしている。
妊婦さんもたまったものではない。
こんな事態を解決する為に、BABY in ME のバッチが出来た。
このバッチが広く知れ渡り、次世代の子供が住み良い国でありたいものだ。
コメント (6)
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