週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 裁判員制度

2009年05月21日 23時16分24秒 | たわごと(少し硬派に振って)
たわごとも戯言。
爽やかな信州のそよ風にはそぐいません。
活字のみ並びますから、興味の無い方はスルーして戴ければ幸いです。

裁判員制度が本日から施行された。
以前よりこの事に付いてブログにアップせねばと思いながら施行日を迎えてしまった。

記事をアップしたいと思いつつ具体的に書く気が湧かなかった。
伝えたい思いの丈はあるのに何故か情熱がほとばしることがない。
それが、今日ニュースで裁判員制度反対を唱えるデモ行進をみた。
自分の心境としては考えられない出来事である。
それで、一気に書きたくなってしまった。

裁判員制度は自分の気持ちの中では義務と言うより、国民が持つ権利としてとらえているからである。
勿論、裁判員制度自体は権利でもあり、義務でもあり、社会的な奉仕でもある。
そのウエイトがどこが大きいかに過ぎないが、自分にとっては義務より、権利としての比重が大きいのである。
その権利を放棄しようと運動すなわちデモ行進など信じられない暴挙であるからである。
デモ行進している人の捉え方は義務としての裁判員制度なのだろう。
自分は権利として司法に参加する裁判員制度を捉えているから、国民がこの権利を手にした事は喜びこそすれ、手放すなど考えられないのである。
今回も、国民が主権者たる権利を行使してこの権利を勝ち取った訳ではない。
司法改革の一環として裁判員制度が導入される事になったのである。
早い話がお上から頂いた権利である。
それでも、主権者の国民が司法に参加する権利を手中にした事は間違いない。
入手の方法がどうあれ。

一二ヶ月前になるであろうか。
家内から「素人の裁判員が人を裁いて大丈夫なのだろうか?」と言う様な問い掛けがあった。
家内としては、素人より玄人に裁判を任せるべきとの潜在下の意識の中にあったのかも。
即自分の返事「裁判に素人の国民が参加する事に意義があるのだと。」
司法のプロたる法曹界の人間のみで裁判を行うのは好ましくないはずである。と答えた。

素人の一般の国民が裁判に参加する事に意義があると思っている。
法曹界と言う一部の人間のみが裁判を行い人を裁く。
裁判官も検察官も公権力の行使者である公務員。
弁護士のみが言ってみれば一般市民である。
でも、法曹界と言う裁判官(判事)&検事と同じ世界の人間である。
同じ世界の人間が駄目とか良いとか言う気はない。
素人たる国民が参加すべきであると考えるからである。
法律の素人が法律の場の法廷で、白黒すなわち有罪無罪を決して、量刑も決めねばならない。
こんな事は法律のズブの素人が正しい判断が出来る筈が無いと思っている方も居るかも。
法律の素人でも全く問題ないのである。
プロの裁判官の助言を仰げるし。
素人の裁判員が従うのは己の良心のみに従い考えて判断すればよいのである。
裁判員一人一人が自分の良心に従い、判断すれば自ずと正しい結論に至る筈である。
この、司法に参加する権利を国民は決して手放してはならないのである。

出来レースとまでは言わないが、現行の裁判においてはプロ対プロが結果の分かった作文をする事も可能である。
多くの裁判員が裁判に参加して、冤罪が減ると信じている。
一般国民の感覚では、検察が立件したとしても義理など腐れ縁にとらわれる事もない。

デモの参加者が述べていた。
「人を裁きたくない。」と。
それって、牛肉は食べたいが直接殺したくない。と、同じでは。

人が人を裁く。
忠実に良心に従わねば耐える事の出来ない重圧である。
死刑制度のある日本の法廷である。
時には死刑の判決が下される事もあるはずである。
良心の呵責に耐えるには、より良い社会を作るという強い信念が必要である。

権利を守り、義務を果たし、奉仕せねば社会は良くはなら無い。
このことは紛れも無い事実だと思っている。
自分はしないが誰かがするはずでは、すまない。
国民一人一人が積極的に権利を行使し、義務を果たし、奉仕せねばならない。
裁判員制度が定着して、真に国民の為の司法の場である裁判所であって欲しいと願う。

書きかけではないが、後日加筆訂正するかも。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

#113 -’09. 5月3日の夕食(原村レストラン)

2009年05月21日 00時00分01秒 | 我が家の食事(原村レストラン)
リゾナーレ小淵沢&フィオーレ小淵沢に寄った帰り道、スパーやまとで買い物したついでに、焼き鳥も買いました。
こちらで美味しい焼き鳥を手に入れるのは難しいですが、スーパーの焼き鳥で我慢です。



ビールには焼き鳥が一番です。



本日のメインディッシュです。



日没が遅くなりました。
室内が明るい為外が暗く見えますが、それでも来月は夏至です。
遠い茅野市街の灯かりが写っています。



照明を消して写してみました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター