雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 12月11日(土)と12日(日) 灰ノ木川の里山で肉体労働の作業

2010年12月14日 05時50分25秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月11日(土)と12日(日) 灰ノ木川の里山で肉体労働の作業

 夏から、ずっとかかわってきたけど、肉体作業にはあまり参加せずに、写真記録係りに徹していた里山で、鎌で草刈りやスコップで土掘りに参加するようになりました。

 N子さんは「智彦くんが、実際に草刈りとか肉体労働するようになるとはねえ!」と揶揄していますが。

 (たぶん、自分の部屋の資料の整理をする「肉体労働」を、なかなか、しないことを言ってるんだと思いますが。)

 あんまり絶対的に貫くポリシーはなくて、基本は変えませんが、周囲の状況で、柔軟に変化する雨宮ですので。

 言うでしょ?「男子、三日会わざれば、刮目してみよ」と。
 あるいは「君子は豹変す」と。
 豹が変わるってどういう意味か、わかりませんが。
 
 今週は、みんなで松の木を切って、丸太にして、田んぼビオトープの木道をつくる準備をしました。
 日頃、使わない身体を使って、枝を切り、丸太を運ぶ労働をしました。
 
 労働も疲れるけど、好きですし
 そのあとの、みんなで飲むインスタントコーヒーや
 会話が、楽しいですね。

 そういえば、N子さんと肉体労働をしなくなりました。
 毎日、言葉と言葉の、会話、精神労働、それはそれで、楽しいですけどね。
 
 

本と映像の森 109 福岡伸一さん『生物と無生物のあいだ』講談社現代新書1891、2007年

2010年12月14日 05時16分04秒 | 本と映像の森
本と映像の森 109 福岡伸一さん『生物と無生物のあいだ』講談社現代新書1891、2007年

 里山をやっているため、生きもののことを理解せねばと、そういう本を読み始めました。

 福岡伸一さんは、生物科学者のくせに、小さい頃は昆虫採集少年です。
 
 この本の魅力は、生物学の到達点を、代表的な科学者の思索と試行錯誤のプロセスを追いながら、追体験することにあると思います。

 この本のキーワードは「動的平衡」です。
 福岡さん自身の定義、「生命とは動的平衡にある流れである」(p167)

 ここに導かれるために、福岡さん自身のアメリカ科学界での体験や、エイブリー、マリス、シュレデインガー、パラーデイなどの体験が描かれます。

 うーん、もっと詳しく書かないとわかりませんね。
 今日は、ここまでにとどめて、また別の機会に書きたいと思います。

 

雨宮日記 12月10日(金) 「注文の多い料理店」…じゃない「注文の多いN子さん」

2010年12月11日 05時17分56秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月10日(金) 「注文の多い料理店」…じゃない「注文の多いN子さん」

 N子さんは、浜松基地の男性自衛官が自殺した裁判で遺族(奥さん・ご両親など)が提訴した裁判の事務局をしています。
 月に何回か、会議にN子さんは行くのですが、そのあと、ぼくにいろいろ「チラシを作って」「ハガキニュースを書いて」と注文がきます。

 そういうことは苦にならないので、N子さんの手書きのメモを、パソコンに向かって、無心に打って原稿をつくります。

 問題は、N子さんとぼくとでは、かなり感性が違うので、いつも解釈が違って、第1稿でOKとなることは、かってあったためしはなくて、今回も「1日で作って」と厳命されたハガキニュースは、文章は4回くらい、写真は、3回くらい手直ししました。

 最高にいいものをつくりたいというN子さんの思いはよくわかるので、最初は「はい、はい、ここを直すんですね」と笑っていますが、2稿…3稿…となると、だんだん、ぼくも、N子さんも、いらいらしてきて、最後は、ほとんどケンカモンカです。

 お互い、対等平等なので、どっちかが相手に意見を押しつけるわけにもいかず、とにかく論議するしかありません。

 ぼくは「夫婦は、世界最小の民主的組織」というのが実感です。
 2人より小さい組織はありませんから。

 ということで、また今日も、娘たちに「お父さんと、お母さん、またけんかしてる」という目で見られますが、けっして、けんかしているのではありません。
 討論・対話です。

 やっと確定したハガキ原稿を、夜、N子さんが学習会に出かけているあいだに、パソコンで250枚、打ち出しました。
 
 まあ、今回も、N子さんの下で働くスタッフ・秘書としては役に立ったでしょうか?
 30年間、こういう仕事をしているような気がしますが、あと何年、できるかな?

 明日も…ずっとこういう仕事をしていきますので、N子さん、よろしく。

雨宮日記 12月9日(木) キツネとタヌキを見ました 

2010年12月10日 18時42分05秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月9日(木) キツネとタヌキを見ました 

 動物のキツネとタヌキを見ました。
 人間の狐女や狸男ではありません。

 深夜の仕事に行く途中、十軒町の家の近く、三浦橋の手前で、タヌキが1匹、水路に逃げ込みました。
 仕事中に、篠原の海岸の農道を走っていて、キツネが1匹、草むらに隠れるのを見ました。

 タヌキは1月に何回も、都市部のあちこちで見ますが、
 キツネは数年ぶりです。
 
 え、まさか。数日前の若い男はキツネで「弁天様にお参りに行け」という意味ではないでしょうね。
 たしかに、キツネのいた場所と、若い男のいた場所は同じところです。
 

浜松・遠州史の本 5 宮下英樹さん『センゴク 9&10』<ヤンマガKC>、講談社、2006年

2010年12月10日 18時19分25秒 | 浜松静岡郷土史
浜松・遠州史の本 5 宮下英樹さん『センゴク 9&10』<ヤンマガKC>、講談社、2006年、定価各533円+消費税

 三方原合戦のことを2巻にわたって描いたコミックとして、とてもいいです。
 素敵なのは、徳川・織田の敵としての武田勢を、武将の山形さん、秋山さん、高坂さん、馬場さんの4将の思考と動きで描いていることです。
 
 「センゴク」は、主人公の仙石(せんごく)権兵衛秀久ですが、本来は秀吉の配下なのですが、三方原戦では、佐久間信盛隊の寄騎(よりき)として編入されてたたかいます。

 もちろん史実通りに、家康軍はメタ負けするんですが、問題は負け方ですね。
 詳しくは、コミックの10巻をお読みください。


 
 

浜松・遠州史の本 4 城郭遺産による街づくり協議会編『浜松の城と合戦』サンライズ出版

2010年12月10日 17時48分58秒 | 浜松静岡郷土史
浜松・遠州史の本 4 城郭遺産による街づくり協議会編『浜松の城と合戦 ー三方原合戦の検証と遠江の城ー』サンライズ出版、2010年4月3日初版第1刷、204ページ、定価1800円+消費税

 浜松・遠州の城の3冊目と言うことで紹介します。
 2009年11月に浜松市でおこなわれた2日間の講演会・シンポジウムの記録です。

 内容は、「戦国時代の遠江の城」中井均さん、「織田・豊臣時代の遠江の城」加藤理文さん、「今、よみがえる浜松城」三浦正幸さん、「三方原合戦と浜松城」小和田哲男さん、シンポジウム(小和田さん、中井さん、加藤さん、コミック「センゴク」の作者・宮下英樹さん)です。
 
 浜松の中世史・近世史に興味のある方にも必読の本だと思います。

 サンライズ出版は、滋賀県彦根市の地方出版社のようです。
 電話は、0749-22-0627 です。

 

雨宮日記 12月8日(水)夜 浜松のお城講座の第2回でした

2010年12月09日 05時56分19秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月8日(水)夜 浜松のお城講座の第2回でした

 今日は、午後7時から可美公園総合センターの研修室で、浜松市のお城講座の第2回でした。
 夜に、午後7時にまにあうように2人で出かけるのは、けっこうたいへんです。

 N子さんは、朝に、おやじ(ぼくの実父・N子さんにとっては義父)のお昼をつくって、夕食の準備も少しして、元城町での仕事に行きます。
 仕事を午後5時あるいは超過して5時○○分に終えて、慌てて、バイクで帰ってきます。
 ぼくもなんとか、毎週、水曜日の夕方、所属団体の作業でしなければならないことをしてから、家に帰ると、今日は5時45分頃でした。

 夕食の支度をなんとかし終えたN子さんと父と3人で、ぼくたちは慌てた食事をして、車ででかけました。

 ぼくとN子さんって、毎日が、こんな感じですね。
 こういう「自分たちが時間に速められる感じ」、いやではないです。
 何もすることがなくて、ボンヤリしているよりはいいです。

 いちばん大事なのは、どんなに忙しくても、お互いの意志をだいじにして、確かめているということでしょうか。
 もちろん、いっしょに行きたい、いっしょに生きたいと思いますが。
 「ごめん、疲れていけない」というときも、その意志を尊重します。
 
 第1回目もそうでしたが、今日も、午後7時から、講師の辰巳さんは、午後9時まで2時間、
 ノンストップでしゃべりっぱなしで、休憩もなしでした。

 頭の中に、いっぱいお話の種が詰まっているんでしょうね。
 「このレジュメを全部しゃべると6時間かかるんですが」と、恐ろしいことを最初に言ってました。
 
 今日は、家康の遠州への侵攻から、家康の駿府への移転までのお話でした。
 来週は3回目です。
 楽しみです。


 
 
 

本と映像の森 108 旭爪あかねさん原作・映画「アンダンテ ー稲の旋律ー」浜松上映

2010年12月08日 05時21分38秒 | 雨宮日誌
本と映像の森 108 旭爪あかねさん原作・映画「アンダンテ ー稲の旋律ー」浜松上映

7月26日に「本と映像の森64」で「旭爪あかねさん著『稲の旋律』」を紹介しました。
その時に書いたように、原作小説の映画化が浜松で上映されています。
12月4日(土)から12月24日(金)まで、シネマイーラにて、毎日午前10時から11時50分まで上映。
シネマイーラは、浜松市中区田町315-34、有楽街北口・笠井屋ビル3階、電話489-5539
当日券は1500円ですが、雨宮N子さんも上映協力券(1000円)を扱っています。

見た方に聴きましたが、素敵な映画になったようです。

ネタバレはしませんが「食と農と大地」の物語で、「人間再生」の物語ですから、
雨宮智彦がN子さんにずっと恋しているように、恋がないとねえ。

以下は「本と映像の森64」の再録です。

「本と映像の森64 旭爪あかねさん著『稲の旋律』新日本出版社、2002年4月20日初版、281ページ、定価1800円+消費税

 「旭爪」は「ひのつめ」と読みます。
 現代日本を題材にした小説ですが「書簡体」ということが変わっています。ようするに「手紙」だけで構成された小説と言うことです。

 最初の手紙は、主人公の藪崎千華さんが、自宅の東京都から千葉県まででかけて見もしらぬ人の田んぼに置いてきたペットボトルの中の1通の手紙です。

 30歳になる独身女性の千華さんは、いわゆる「ひきこもり」で見知らぬ誰かに、助けを求めル手紙をかき、それが田んぼの主の独身男性・広瀬晋平が見て質問の返事を書いたことから物語が始まります。
 
 なぜ「稲」かというと、広瀬晋平さんの職業である稲作りから来ているのですが、なぜ「旋律」なのかというと、千華さんがピアニスト志望だったことから来ています。
 
 自然と農業と文化と人間の織りなす、とっても素敵な小説です。

 これが昨年、「アンダンテ」という映画になって、この秋、浜松でも見られるようです。

 基本テーマは「だいじょうぶ」「ころんだっていいんだよ」と。
 この「だいじょうぶ」っていう言葉で、ぼくがすぐ連想したのは、マンガ「日本沈没」です。
 「日本沈没」の基本テーマも、同じ「だいじょうぶ」「他人に助けを求めていいんだよ」ということでした。

 逆に言うと、現代の日本人って、変なプライドばかりが高くなって、他人にSOSが出せる人が少なくなっているからこそ、こういうテーマの小説やマンガが感動を呼ぶと言うことでしょうか。

 おれは、みんなを指導するリーダーだとか、思い込んでいる人ほど、他人に助けてもらうことはできなくて、「助け合い社会」なのもわからなくなっているんでしょうね。
 自分がそうならないように、変質しないように、よく自戒していないと。」


雨宮日記 12月6日(月) 夜中に車を止めて用足しをしていると、突然若い男性が…

2010年12月08日 05時12分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月6日(月) 夜中に車を止めて用足しをしていると、突然若い男性が…

 市内一円を車で配送する仕事ですが、夜中に冷えるので、篠原の海岸のまっ暗い農道で、車を止めて「用を足して」、車に戻ろうとしたら、突然、車の影から若い男性が出てきて、ぼくに「弁天はどっちですか」と聴くんですね。

 声の感じも服もまともでしたが、荷物も何も持たずに、歩いている感じで、何なんでしょうね?
 「あそこが国一バイパスだから、あの道を西へ歩けば弁天ですよ」と言ったら
 「弁天まで1時間くらいですか?」と言って、歩いて行きました。

 ぼくはそこから東へ車を走らせるので、乗せてあげるような親切心はないですが、
 気になりました。
 はっきり言って、ちょっと怖いです。
 そういうのに、ちょうど場所と時間がかち合うというタイミングのよさも怖いです。





 

本と映像の森 107 星野之宣原作マンガ、CGアニメDVD『TO 共生惑星』

2010年12月07日 05時10分49秒 | 本と映像の森
本と映像の森 107 星野之宣原作マンガ、CGアニメDVD『TO 共生惑星』

 ツタヤ高林店で「青の6号」の横に置いてあって「原作 星野之宣」とあるので、気になって、借りてきました。
 1週間で1枚100円です。

 原作の「2001夜物語」は、明らかにアーサー・クラークさんの「2001年宇宙の旅」へのオマージュですが、全体としては、むしろアイザック・アシモフさんの人類宇宙進出物語に似ています。
 いや、そうじゃないか?光瀬龍さんの「○○○○年」シリーズに似ているのかも。

 でも光瀬龍さんのSFの方が、もっと涙と汗であふれているというか、ウエットでしょう。
 星野さんのコミックは、もっと硬質で、絵柄からいっても、感情を昇華した感じかもしれません。

 「共生惑星」は約45分のCGアニメ映画です。
 
 ワープ飛行を達成した人類が、太陽の近くで捜した惑星に植民していく頃の物語で、西欧・アメリカ連合と、ユーラシア連合の対立する勢力が、基地を設置している惑星へ、地球政府の高官が、調停にいくところからはじまります。

 主人公は、対立する勢力の両方から、まるでロミオとジュリエットのように、夜中、宇宙服で惑星の上で密会する若い男女です。

 その若い生物学者のロミオが、事故で、惑星大気の微生物(カビ)に感染してしまうところから、物語は発展していきます。

 ネットで見ると、酷評も多いのですが、ぼくは、わるくないと思いました。

 「共生」というテーマも、きちんと描かれているように思います。

 とくに若い男性生物学者になつく、惑星の浮遊生物「ピカール」たちが、脇役として大活躍します。

 
 

雨宮日記 12月5日(日) 新居駅のそばの「フルートマスターズ」でフルートコンサート

2010年12月06日 05時25分12秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月5日(日) 新居駅のそばの「フルートマスターズ」でフルートコンサート

 昨日は、N子さんのお母さんの3回忌で疲れてしまい、午後、里山へは行けませんでした。
 今日は、午前中は寝ていて疲れを回復して、午後起きて、雑務をかたづけてから、N子さんとでかけました。

 N子さん「4時からだから、3時でいいんじゃない?」
 ぼく「それじゃ遅すぎ。2時半に家を出るから」ということで、家を2時半に出て、遠鉄電車で新浜松へ。
 東海道線へ、浜松駅へ行ったら、ちょうど電車が出るところで、乗りました。

 N子さんは昨日から、沢地久枝さんのミッドウエー海戦のルポ『海よ眠れ』の第1巻を読んでいます。

 高塚駅・舞阪駅・弁天島駅を過ぎて、新居駅で降りて、地図では東へ東海道を歩くということなので歩いたら
 「フルートマスターズ」という名前に会わないような「工場」がありました。
 
 「あれ?ここ?」
 「看板が出ているから、ここだよね」

 しばらく休んでいると、車が何台か来て、家族連れが「工場」に入っていったので、
 ここだよねと、N子さんと入りました。
 
 ぼくたちの友だちのUさんが、このフルートマスターズのフルート教室の生徒で
 今日は発表会なのです。
 
 まあ、生徒の発表会だからねえ、と、Uさんのフルートはこのまえ、Uさんの家で聴いて、
 なかなかいいなあと思ったけど、あんまり期待はせずにいったら大違いでした。

 モーツアルトのコンチェルト吹いた若いAさんと、ドップラーの田園…を吹いた若いBさんの
 明るい、青春のフルートがすてきでした。
 ぼくたちの30年前…若かった頃を想い出すような音色でした。
 
 そしてバッハのフルートソナタを吹いた、主婦のCさんの
 とても柔らかな、優しい音色、よかったです。

 司会の方との会話で「子どもが学校にいっている間に、吹いてます」とのことですが。
 とっても深みのある演奏で、感動しました。
 
 会場に入ったときに、N子さんに「中村泉さんの伴奏ピアノの指タッチを見たいから、左へ座ろう」と。
 フルートだけではなくて、伴奏(伴奏と言うより、指導ピアノでしたねえ…)も堪能しました。

 とくにモーツアルトの伴奏は、最高でした。
 伴奏に聞き惚れるとは、なんと音楽の邪道!

 帰り道で思ったのは「なんで、今日の発表会は、女性が多いんだろ」と。
 唯一、小学生の、可愛い男の子が吹いていましたが。
 中学生・高校生・大学生の男の子や、成人の男性はいませんでしたね。

 指導者の3人のうち、1人は女性の中村泉さんで、あと2人は男性なのに。
 なぜでしょうね?
 
 「笛を吹く」「フルートを吹く」なんて、男の子としては「女々しい」「クラスで浮いちゃう」
 という空気(エアー)、気分があるんでしょうかね。
 
 
 

 

 

浜松・遠州史の本 3 加藤理文・中井均著『静岡の山城 ベスト50を歩く』サンライズ出版、2009年

2010年12月06日 05時09分06秒 | 浜松静岡郷土史
浜松・遠州史の本 3 加藤理文・中井均著『静岡の山城 ベスト50を歩く』サンライズ出版、2009年10月24日初版1刷、294ページ、定価1800円+消費税90円=1890円

 「静岡の山城 ベスト50」と「番外編 静岡の平城 ベスト17」を、それぞれ4ページづつで、取り上げています。
 つまり、浜松市博物館の『はままつ城めぐり』より詳しいです。

 浜松市内でいうと、山城では「宇津山城、千頭峯城、三岳城、大平城、二俣城、鳥羽山城、光明城、中尾生城、鶴ヶ城、高根城、篠ヶ嶺城、堀の内の山城、犬居城」の13城、平城(ひらじろ)では「佐久城、浜松城」の2城です。

 「はままつ城めぐり」と、この本の2冊を持って、遠州古城めぐりの旅に出たいと思います。
 もちろん、N子さんと2人旅です。


浜松・遠州史の本 2 浜松市博物館:編集発行『はままつ城(しろ)めぐり』パンフ、2006年、48p

2010年12月06日 04時50分21秒 | 浜松静岡郷土史
浜松・遠州史の本 2 浜松市博物館:編集発行『はままつ城(しろ)めぐり』パンフ、2006年、48p

 カテゴリー「遠州古代史」と、ここは、一応分けましたが、絶対的境界線が浜松・遠州の歴史で古代と中世のあいだにひかれているわけではありません。
 もし境界を引くとしたら、むしろ、近世の後期・江戸時代と、近代の前期・明治時代のあいだに引くべきでしょうね。

 ですから「遠州古代史」と「浜松と遠州の歴史(中世以後)」を分けたのは、古代史が大好きな雨宮の個人的な趣味にすぎません。

 「雨宮日記 12月1日(水)夜 浜松市の講座「戦国の城のはなし 第1回」を聴きました」の関連で、入手しやすい文献を紹介します。

 まず浜松市博物館が2006年に編集発行した『はままつ城めぐり』です。
 N子さんに見せたら「はままつじょうめぐりではなくて、はままつしろめぐりなのね」と言ってました。

 とってもいい内容の、カラー写真や地図を多用した、すてきなパンフです。

 ぼくとN子さんは「浜松市政は…」とか「鈴木康友さんは…」とか、市制批判で盛り上がることが多いのですが、こういう文化財行政に関しては、褒めてあげたいと思います。

 いまも浜松市博物館か、浜松市役所の文化財課で、定価300円で売っていると思います。

 遠くの方は、下記に問い合わせれば、郵送してくれるようです、たぶん。
 
 問合せは 浜松市博物館 〒432-8018 浜松市蜆塚四丁目22-1 TEL 053-456-2208
      E-Mail:hamahaku@city.hamamatsu.shizuoka.jp


雨宮日記 12月4日(土) N子さんのお母さんの3回忌でした

2010年12月04日 19時47分24秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月4日(土) N子さんのお母さんの3回忌でした

 N子さんのお母さんのふでさんの3回忌でした。
 初生町の竹林寺で、午前11時からなので、午前5時に仕事から家に帰ってきて、すぐに横になって、「睡眠剤」も飲んでいないので、眠るに眠れず、おかしな夢まで見て、夢の最中に、N子さんの声で起こされました。

 起きて、お風呂でシャワーを浴びて、ヒゲを剃って、黒服を着て、車を運転して、竹林寺に向かいました。

 竹林寺さんは、こういう法事の時は、お経の本を参加者に配って「みなさん、いっしょに読経してください」といいます。みんな、わりあい真面目に声を出していましたね。
 ぼくは、目の前に、こういう漢字の文章を出されると、つい頭の中で、意味を解読しようとしてしまって、声を出して音を味わうどころではありません。
 和尚さん、ごめんなさい。

 あれ、これって、どこかで経験したような…と思いました。
 それは、うたごえ喫茶です。うたごえ喫茶で、「歌集」を配って「みんなで歌おう」というのと同じ感覚でしたね。

 「いっしょにしないで!」と両方から言われそうですが。

 お墓をお参りした後、和尚さんと「お茶でもどうぞ」というときに、ぼくの父から頼まれた「竹林寺に戦後直後に寄留していた俳人」のことをN子さんが聴いたら「わたしが生まれる前ですからねえ」と、いうことでわかりませんでした。

 お昼過ぎから、近くのフランス料理店「うさぎ…」に移動して、昼食。

 フランス料理を堪能しました。
 写真は、出てきた「ウサギパン」。
 赤い目は、赤いジャムでした。

 なお、来年は、ぼくの干支で「ウサギ」です。
 なんと、60才!
 こんなに長生きしてもいいのかな?
 ぼくみたいなのが長生きしたら、罰当たりですよね。

雨宮日記 12月3日(金)朝 1ヶ月ぶりの大雨でした

2010年12月04日 19時47分00秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 12月3日(金)朝 1ヶ月ぶりの大雨でした

 雨の予報でしたので、昨夜は、予定の会議も出ずに、眠って、鋭気を養いました、
 完全防備で、夜中、仕事に出かけました。
 仕事をしている時は、小雨でしたが、
 朝4時すぎに仕事がおわる頃から、急に雨が強くなりました。

 うわ、終わった頃でよかったなあと思いながら、家に帰ると、
 玄関に、ぞーきんとタオルがおいてあって、N子さんのメモがありました。

 「おかえりなさい タオルとぞうきん おきます
  豆ちゃんが(ぞうきん)動かしてしまうかもしれません」

 ウサギの豆子は、通常は置いてない異物があるためか
 定位置にいなくて、遠く離れたところにいました。

 N子さん、ありがとう。
 N子さんの部屋は、長女のTさんが同居しているので、
 抱きつきにいけませんので、ここで、心からありがとうを言います。