FREEやFACESで活躍した世界に誇る日本のミュージシャン、
山内テツ(b)。
1975年フェイセズが解散した後にテツさんが組んだのは
日英混成グループ「TETSU & THE GOOD TIMES ROLL BAND」。
日英混成と言っても
ヴォーカルが英国人のGary・P・Hopkinsって事だけなんだが。
唯一発表されたのが、76年のライヴ・アルバム。
サウンドは、FACESを彷彿とさせる、ファンキーでメロウ、
グルーヴィーなロックン・ロール。
ヴォーカルがRod Stewartそっくりだから
ホント、日本版FACESなノリで。
「やっぱコノ路線で来たのね」と思いつつ、ここまで
やってきますか・・・と軽い驚き。
メンバーが凄い。
ギターの森園勝敏は、四人囃子を脱退しプリズムに加入する
前の時期。
キーボードの上綱克彦は後に柳ジョージ&レイニーウッドの
リーダーになる人物。
ドラマーの島田吉隆は当時10代だが、後にチャーと活動を
共にするテクニシャン。
バック・ヴォーカルは桑名正博の妹、桑名晴子。
後にソロ・デビューする人だけに、このアルバムでも
メインで歌う曲では、ソウルフルな素晴らしい歌唱を
聴かせてくれる。
メイン・ヴォーカルは、英国ウェールズ出身のゲイリー・
ピックフォード・ホプキンス。
元ジェスロ・タルのメンバーとワイルド・ターキーを組んだ
経験あり。
なんと、リック・ウェイクマンの「地底探検」や
「アーサー王と円卓の騎士たち」にも参加している人で、
同ツアーのメンバーとして日本にも来ているそうです。
私が購入したのは輸入盤でベージュのジャケット。
なぜか国内盤は黒いジャケットで、個人的には体温を
感じるベージュの方が好きだなぁ。
【収録曲】
1. エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ
2. トラヴェリング・マン
3. イフ・ユー・ニード・ミー
4. 634-5789
5. アイ・ノウ・バット・ユー・ドント・ノウ
6. ウェイク・アップ
7. ドント・ユー・ニード・サムバディ
8. ロング・アー・ザ・デイズ
9. ハード・ワーキング・ラヴィング・マン
いきなりテンプスのカバーです。
「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」です。
ウィルソン・ピケットの「634-5789」も。
メンバーは森園さんを始めテクニシャンばっかりだが
テツさんのキャリアに敬意を表し、シンプルな演奏に
徹している。
R・ブラックモア直系のアーミングも、天駆ける奏法も
封印した森園さんだが
ここは切れの良いカッティングやソロで魅せてくれる。
鍵盤もI・マクレガンを思わせてくれて私ゃニヤリ。
弾きまくり、演りまくりもロックの醍醐味だが
グルーヴと間を大事にする演奏も、これまたゴキゲン
なのです。
森園さん、さすがに決めるトコロは決めてくるし。
テツさんのベースは、まさにテツ節。
※さすが本場のR&Bマンに「あんなファンキーなベースを
弾くヤツいなかったぜ」と言わしめたプレイヤーです!
フリーでは前任のA・フレイザーが個性的すぎたから
割を食ったが、テツさんのベースも充分に記号性あり。
フリーの「マディウォーター」を思わせる印象的なベース・
ラインにはグッと来ちゃいました。
シンガーのゲイリー・P・ホプキンスのソウルフルな
シャガレ声が良い・・・。
この1枚で終わったのが残念なバンドでした。
なお、ゲイリー・ピッグフォード・ホプキンスは、2013年の
6月22日に癌のため死去している。
リック・ウェイクマンが自身のサイトで明らかにした事によると
長い間、癌との闘病生活を送っていたそうだ。
今更ながら御冥福を御祈りしたい。
山内テツ(b)。
1975年フェイセズが解散した後にテツさんが組んだのは
日英混成グループ「TETSU & THE GOOD TIMES ROLL BAND」。
日英混成と言っても
ヴォーカルが英国人のGary・P・Hopkinsって事だけなんだが。
唯一発表されたのが、76年のライヴ・アルバム。
サウンドは、FACESを彷彿とさせる、ファンキーでメロウ、
グルーヴィーなロックン・ロール。
ヴォーカルがRod Stewartそっくりだから
ホント、日本版FACESなノリで。
「やっぱコノ路線で来たのね」と思いつつ、ここまで
やってきますか・・・と軽い驚き。
メンバーが凄い。
ギターの森園勝敏は、四人囃子を脱退しプリズムに加入する
前の時期。
キーボードの上綱克彦は後に柳ジョージ&レイニーウッドの
リーダーになる人物。
ドラマーの島田吉隆は当時10代だが、後にチャーと活動を
共にするテクニシャン。
バック・ヴォーカルは桑名正博の妹、桑名晴子。
後にソロ・デビューする人だけに、このアルバムでも
メインで歌う曲では、ソウルフルな素晴らしい歌唱を
聴かせてくれる。
メイン・ヴォーカルは、英国ウェールズ出身のゲイリー・
ピックフォード・ホプキンス。
元ジェスロ・タルのメンバーとワイルド・ターキーを組んだ
経験あり。
なんと、リック・ウェイクマンの「地底探検」や
「アーサー王と円卓の騎士たち」にも参加している人で、
同ツアーのメンバーとして日本にも来ているそうです。
私が購入したのは輸入盤でベージュのジャケット。
なぜか国内盤は黒いジャケットで、個人的には体温を
感じるベージュの方が好きだなぁ。
【収録曲】
1. エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ
2. トラヴェリング・マン
3. イフ・ユー・ニード・ミー
4. 634-5789
5. アイ・ノウ・バット・ユー・ドント・ノウ
6. ウェイク・アップ
7. ドント・ユー・ニード・サムバディ
8. ロング・アー・ザ・デイズ
9. ハード・ワーキング・ラヴィング・マン
いきなりテンプスのカバーです。
「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」です。
ウィルソン・ピケットの「634-5789」も。
メンバーは森園さんを始めテクニシャンばっかりだが
テツさんのキャリアに敬意を表し、シンプルな演奏に
徹している。
R・ブラックモア直系のアーミングも、天駆ける奏法も
封印した森園さんだが
ここは切れの良いカッティングやソロで魅せてくれる。
鍵盤もI・マクレガンを思わせてくれて私ゃニヤリ。
弾きまくり、演りまくりもロックの醍醐味だが
グルーヴと間を大事にする演奏も、これまたゴキゲン
なのです。
森園さん、さすがに決めるトコロは決めてくるし。
テツさんのベースは、まさにテツ節。
※さすが本場のR&Bマンに「あんなファンキーなベースを
弾くヤツいなかったぜ」と言わしめたプレイヤーです!
フリーでは前任のA・フレイザーが個性的すぎたから
割を食ったが、テツさんのベースも充分に記号性あり。
フリーの「マディウォーター」を思わせる印象的なベース・
ラインにはグッと来ちゃいました。
シンガーのゲイリー・P・ホプキンスのソウルフルな
シャガレ声が良い・・・。
この1枚で終わったのが残念なバンドでした。
なお、ゲイリー・ピッグフォード・ホプキンスは、2013年の
6月22日に癌のため死去している。
リック・ウェイクマンが自身のサイトで明らかにした事によると
長い間、癌との闘病生活を送っていたそうだ。
今更ながら御冥福を御祈りしたい。